20070315(木) <<前日 | 翌日>>

起床時刻: 08時15分

今日の気分(本文)

 太陽礼拝のみ。昼前に大学へ。卒業式につづく学位授与式に参加、ゼミ生に卒業証書を渡す。毎年そうだが、ゼミ生との2年間の思い出を想起すると感慨深いものがいろいろとある。一時帰宅してから、マリオットホテルでの謝恩会へ。国際文化学科は女子学生が多く、たいへん華やかな雰囲気になる。
 そんななかで、スートラ講義のときから気になっていたプルシャ、輪廻にかかわる問題への仏教的解釈を同じ学科の立川武蔵先生にうかがう(スートラにおいて、どうもプルシャの設定、生まれ変わりの説明だけ少し幼稚な感じをわたしは抱いていた)。パーティ−会場で30分くらい実に丁寧にご説明いただいた。短くまとめると、ブッダのいたときには輪廻や過去生はないし、禅においても想定していない。しかし、ヒンズー教世界においてそうしたカルマや生まれ変わり思想がくっ付いた(もちろん、チベットでは生まれ変わりが前提としてある)。また、そうした輪廻を認めない宗教においても、民間、あるいは日常レベルにおいては、2重構造として、来世、死後の世界を設定している、語っているのが実情。そして世界の悲惨(貧困、飢餓などなど)にたいして、もともとインド仏教もヨーガも禅もしっかりした基盤をもってはいない、との説明もあった。現代スピリチュアル文化が「自己満足」「ナルシシズム」と批判されることもあるが、これは現代的特徴ではどうもないことがよくわかった。もっともっと込み入った議論だったが、簡単に言えば、こんなところか。プルシャ、プラクリティの分離やカルマ・転生の理論も一つの「信仰」という気が如実にしてきてすこし落胆した。あと、大学の研究所単位で申請していた私学助成金が受理されず、わたしのインド・リシケシュ行きもすこし遠のく。残念。
 8時すぎ帰宅。都知事選候補者の討論を2つのニュース番組でチェックしてから就寝。石原対のこり3人の構図となっており、以前フランスで極右が大統領になりかけたときと同じような流れ/票の分散の可能性を感じる(石原氏が極右とは思わないが)。12時ごろ就寝。

コメント

(コメントはまだありません)

コメントする

名前:

月別画面に戻る