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今日の気分(本文)

「なぜ正倉院宝物(北倉二九)螺鈿紫檀五絃琵琶の捍撥に描かれている駱駝に乗った胡人は四絃琵琶を弾いているのか」というなっがーいタイトルの論文が書けそうだが、きょうは振替休日であり、休日にけんきゅー室に行くのはイヤなので、晴れそうだし、布団干しデー&秋のお片づけ第4段「2階もう少し片づけましょう」デーにする予定。・・なっが。

これまでの情報から言えば、琵琶の源流のリュートは洋梨の形で曲頸、表面の板には(ギターのような穴ではなく)透かし彫りがしてあり、裏面は平らではなく表面と端が合うように湾曲している(この点は現在の琵琶と同じで、正倉院のは裏面も平らに近く、曹全体は箱みたいな形)。

こういう楽器が漢代に陸路で中国へ伝わり、馬上で弾いたりしていた。洋梨の形だが、(音から?)琵琶と呼ばれていた。果物の枇杷との関係は、調べると何か出てきそう。→ 書いている人がいた。
https://www.mboso-etoko.jp/CEC/data/biwa3/biwa3.html

これによれば、楽器のびわを「枇杷」と書いたのが最初で、木偏なのは木製だからで、「ぴ」が前に弾き「ぱ」が手前に弾くとか、音が「ぴいん」と「ぱいん」とか、あるようだが、琴の仲間だから「琵琶」と書くようになり、果物のびわはもっと後になって楽器のと形が似ているから「枇杷」とした。・・ふーん。たぶん洋梨が、中国にはなかったんだな。

魏晋の頃、竹林の七賢が山中で酒飲んだりしながら、楽器も演奏した。伝統的な琴を弾く人もいたが、七人のうち若手の阮咸は、琵琶を改良して洋梨型から満月型に面を丸くすることで棹を長くし、柱(フレット)をたくさんつけて、多くの音高が出せるようにした。この改良版琵琶は、のちに阮咸と呼ばれるようになった。

頸は阮咸がまっすぐにしたのか、リュートには直頸もあるようなので、もともと頸は曲がっているけど真っ直ぐにもできるものだったのかも知れない。武蔵野音大に楽器博物館があるので、行くと何か分かるかも知れない。

北魏時代の敦煌莫高窟壁画に五絃の琵琶が描かれているということだが、仏教壁画の中では、琵琶はよく踊りながら頭上に持ち上げたり、振り回されている。その壁画ではどんな状態だろう? 立って音楽を演奏している楽隊も、壁画にはよく描かれている。空を飛んでいる仏様もいるわけですが。。

インド発祥の五弦琵琶は、仏教が盛んになった魏晋南北朝の頃から、陸路や海路で伝来したのでせう。しかし主流は四絃のほうで、音楽理論も四弦琵琶を弾く人たちによって発展したし、正倉院の螺鈿五絃琵琶にも四絃琵琶を弾く胡人が描かれた。南国の熱帯樹のそばに。唐代の頃はもう南北文化も東西文化も陸海文化も、ぜんぶ融合しておるのだ。

正倉院の五絃の熱帯樹や琵琶弾き胡人にしろ、四絃の狩猟風景にしろ、バチが当たる部分に描かれているのは装飾品だからで、実際にはそこは補強のために革などを貼るとか、色の違う板を張るとか。リュートの透かし彫りが、飾るヒントになったかも知れない。武蔵野音大の楽琵琶の写真を見ると、バチがばんばん当たって、板の色が変わっているわ。消耗が激しいので交換できるような構造かもね。

★聞いて楽しむ漢詩100選
(52)春夜喜雨 ① 杜甫
好雨知時節  好雨 時節を知り
当春乃発生  春に当たって乃ち発生す
随風潜入夜  風に随って潜(ひそ)かに夜に入り
潤物細無声  物を潤して細やかにして声無し

 よい雨は、その降るべき時節を知っている。
 春になり、降りだした雨は風につれて、
 ひそかに夜中まで降りつづき、
 万物をこまやかに、音もたてずに潤している。

コメント

michi0401 michi0401 2019/11/04 06:23

おはようござますにゃあ♪
お正月には、定番の試合が(^ν^)

haruno haruno 2019/11/04 06:33

雨や雪ふったり、クソ寒そうな悪天候でもやる例の試合ですネ♪

nekonori-216 nekonori-216 2019/11/04 08:12

おはよう春ねえ♪
らくだのこぶはひとつふたーつ♪

tak_si tak_si 2019/11/04 08:16

おもしろそう!

haruno haruno 2019/11/04 08:24

ふたつだじぇ。ひとつだと落ちてしまうからニャ。コブの毛もちゃんと螺鈿で彫ってあるね。

nekonori-216 nekonori-216 2019/11/04 10:31

ふたつこぶらくだの生息域は結構限られている。
よ。

haruno haruno 2019/11/04 12:16

へー。あ、かっぱに負けちっち。

敦煌で乗ったのも、ふたこぶだった。けっこう脚が長くて、高かった。ひとこぶも荷物運び、してたのかな? 他にも労働してた、とか?

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