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11月30日

起床時刻:06時16分[いま起きた]ボタンで記録されました。

冬のお片づけ第2弾、玄関わきの生命力強すぎる南天の木を、枝払い。

昨日は学生と中華街へ餃子を食べにいき、テンションあがって北京鍋と棗を買ってきた。

北京鍋は27センチ、2700円ほど。となりに「空焼き不要、もうやっちゃいました、すぐ使えます」4400円也があり、そっちに手を伸ばそうとしたら、店主が「こっち(2700円)のほうが普通の鍋。簡単だから自分で空焼きすればいい」と勧めるので、それを買い、帰宅してから空焼きした。・・そんなことしていて寝そびれ、2時間くらいしか眠ってない。言わんこっちゃない。。

棗も、和田(ホーテン)のふっくら大きなのがあって、そっちに手を伸ばそうとしたら、そこの店主も「料理に使うならこっちで十分」と安い袋のほうを勧めるので、それを買い、「そのまま食べてもおいしいんだよ」と和田のほうは学生に土産に買ってあげた。

なんなんすか、そろいもそろって、どういう商売っすか。こういうところが「中国人っていいわねー♪」である~。北京鍋の店主は「分からないことあったら、電話して♪」だと。もう友だちか?、と思いまちた。

★聞いて楽しむ漢詩100選
(70)八月十五日禁中独直対月憶元九 ② 白楽天
渚宮東面煙波冷  渚宮の東面 煙波冷ややかに
浴殿西頭鐘漏深  浴殿の西頭 鐘漏深し
猶恐清光不同見  猶お恐る 清光同じくは見ざらんことを
江陵卑湿足秋陰  江陵は卑湿にして秋陰足(おお)し

 君のいる古(いにしえ)の宮殿の跡には、
 もやにかすむ水面に月が冷たく光っているだろう。
 私のいる宮中の浴殿では、水時計の音が、静寂の中に深々と刻まれている。
 心配なのは、君がこの清らかな月影を見られないのではないかということだ。
 なぜなら、君のいる江陵の地は低く湿っぽくて、
 秋も曇りがちの日が多いというから。

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11月29日(金)

起床時刻:05時08分[いま起きた]ボタンで記録されました。

今季いちばんの冷え込みらしい。が、すぐ記録更新されるのでは? とりあえず帽子をかぶり始めまちた。

『唐代二十八調理論体系研究』とゆー本を買ってあったので、読んでいる。古代インドは1オクターブ内を22律に分けていたそうな。で、調べると、1オクターブ内は必ずしも12に分ける必要もなく、16だの24だの、いろいろあるらしい。今時なので、ありがたいことに24に分けた場合の「ちょっとふしぎなドレミの歌」という動画もあって、聴いてみた。

22律で五旦七調とか言われて、「あー確かに違うわ」と思いつつ、でも「中原にも似たようなのあるよ」で敷衍したのが、84調みたい。この辺は、林謙三せんせも言っているようだ。林先生のあと研究者があーだこーだ、論文はいくつも出たが、主流としては燕楽二十八調は七宮四調で、この本の著者もそっち派。

「七宮」は十二律のうち七つだけ主音として使って、「四調」はそれぞれ宮商角羽の四調式(旋法)ある、ということ。イメージとしては、ピアノの白鍵と黒鍵あわせると12個あるが、白鍵だけ主音として、ハから始まる長調、トから始まる短調、みたいなのが合計28種類ある、ということ。

徴調式がない。雅楽では宮調式か徴調式ばかり使っていたというのに。。ここから、雅楽との整合性を考えていくとあれこれ問題がおこって、唐から宋にかけて、いろんな議論が出た。議論だけでなく、実際のところ曲はどうなっていたの?、となると、白石君登場である~。

この本でも白石君の数曲について、論じられている。この部分はもっとしっかり読み込まないと、です。

★聞いて楽しむ漢詩100選
(70)八月十五日禁中独直対月憶元九 ① 白楽天
銀台金闕夕沈沈  銀台金闕 夕(ゆうべ)沈沈
独宿相思在翰林  独宿 相思いて翰林に在り
三五夜中新月色  三五夜中 新月の色
二千里外故人心  二千里外 故人の心

 宮中のあちこちにそびえる高楼が、ふけゆく夜のしじまの中に見える。
 私はひとり翰林院に宿直しながら、君のことを思っている。
 今宵十五夜、昇ったばかりの明月に、
 はるか二千里のかなたにいる君の心がしのばれる。

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11月28日(木)

起床時刻:06時10分[いま起きた]ボタンで記録されました。

ずつーの朝。

最近、私はひょんなことから勝間和代さんの動画を見ており、意外に地味でまともなことを言う人なんだな、と認識を改めたが、「時間割引率」がけっこうな頻度で出てくる。近い時間に対して、遠い時間のことは割り引いて(価値を少なめに見積もって)考え、行動してしまう、というもの。

割引率が高い人ほど、目の前の誘惑に負けやすい。肥満に関しては、「痩せなきゃ」と言いながら目の前のお菓子をついつい食べてしまうような行動が、時間割引率が高い行動です。私が当てはまるのはコレだけなんで、とりあえず体操しまちた。冷蔵庫にチョコが入ってますが、もったいないので、食べ終わったらもう買いません!(ホントに?)

時間割引率を低くするには、目標を遠目に設定する。あまりに遠いと実現性ないだろうから、1年後にこうなっていたい、そのためにはアレはやって、コレはやらない、みたいに具体的にプログラムを組んで、まじめに実行する。報酬がないと続かないから、記録をとるとか、結果が出ていることが実感できるようなことも、盛り込んでおく。

時間割引率が高い人はせっかち、だから待てない、とどこかに書いてあったが、私はせっかちなので、どうせやらなければいけないことならさっさとやってしまえ、と夏休みの宿題は最初にやれるだけやって、あとは遊んでいるタイプだった。ギリギリにならないとやらない人は、ギリギリでもやればできると思っている人なのだろう。私は自分をそれほど信用していないし、時間をコントロールされるのが大の苦手なので、自分のペースでできるようにしていたい。

というわけで、曜日や時間を決めてジムに通うとか絶対無理で、1日1回体操するとかなら、できる。これを朝のゴールデンタイムにやるためには、漢詩を1首ずつ読む時間を犠牲にするとか、しないといけないんですけどね。。

という話を、今度、保健センターの人と面談で話さないといけないのである。健康診断で、若干の項目が悪いので「指導」が入るのだが、これまで「自分でがんばりまーす♪」の返事でOKだったが、指導を受ける人が少なすぎてこのままでは罰金が科せられるとかで、「次回呼び出しがあったらぜひぜひ受けてください」と言われて、仕方なく面談の予約をしてきた。

こんなことで呼び出し受けて、予約入れて面談して、がいちばんのストレスなんで、来年はこうならない、というのが遠目の目標だがね。「動機づけ」とやらは、十分できまちた。

★聞いて楽しむ漢詩100選
(69)王昭君二首(其一) 白楽天
満面胡沙満鬢風  面(おもて)に満つる胡沙 鬢に満つる風
眉銷残黛臉銷紅  眉は残黛銷(き)え 臉(かお)は紅銷ゆ
愁苦辛勤顦顇尽  愁苦辛勤して顦顇し尽くし
如今却似画図中  如今 却って画図の中に似たり

 顔一面に吹きつける砂漠の砂、ほつれた髪に吹き荒ぶ異国の風。
 美しかった黛も、頬の紅も、いつしか色あせた。
 悲しみ、苦しみのためにすっかりやつれ果て、
 今やあの醜い肖像画そっくりになってしまった。

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11月27日(水)

起床時刻:05時09分[いま起きた]ボタンで記録されました。

3階のエアコン、あったかいなー♪ ま、3階に限らず、エアコンはあったかい。3階にもエアコンつけて、よかった。3階にもエアコン、あったかい?、なんつって。

学園祭で休みだったので、久しぶりの授業。のせいか、駅前の横断歩道で交通整理をしてくれている警備の人が、「もうすぐしごかれますよー!」と叫んでいて、「えっ!!」 

いやいや、いくらなんでも。。「もうすぐ信号かわりますよー」に違いない。こういう空耳は、おやじギャグと表裏一体で、聴覚の問題ではなく、脳のどっかの機能の問題である。脳のどっかが、おやじ化しているのである~。

★聞いて楽しむ漢詩100選
(68)秋風引 劉禹錫
何処秋風至  何処よりか秋風至る
蕭蕭送雁群  蕭蕭として雁群を送る
朝来入庭樹  朝来 庭樹に入り
孤客最先聞  孤客 最も先に聞く

 どこからか秋風が吹き始めた。
 寂しげな風が雁の群れを送ってきた。
 朝がた、庭の木々の間をわたって枝々をざわつかせるその音を、
 いち早く聞きつけたのは、孤独な旅人、私であった。

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11月26日(火)

起床時刻:05時49分[いま起きた]ボタンで記録されました。

北風ぴゅーーっ♪

今日はけんきゅー室へ行こうかなと思ったがサミー君がきたので、おうちで『中国古代音楽史』(2015年刊)を読んでいる。琵琶について言えば、秦琵琶と漢琵琶を分けていて、阮咸のもとになったのは「漢琵琶」だといってますな。

七声音階に、古音階(雅楽音階)と新音階(清楽音階、下徴音階)があるんだけど、新音階は春秋時代末期にすでにあった、というのが、ホー♪ 春秋時代の編鐘がそうなっている、とな。出土物で確認されたなら、そうなんでしょう。2015年時点での見解、ということで。

琵琶に話をもどすと、前漢の武帝の時代、劉細君を西域の烏孫国に嫁がせることになって、寂しさを紛らわせるように箏・筑・箜篌など中原の伝統的な楽器をもとに、琵琶を馬上で弾けるように直項に改良して、そのことが唐の段安節『楽府雑録』にも載っている、ということで、琵琶の発展には胡→漢の一方通行だけじゃなかった、というのが、覚えておかないと、です。

漢代の相和歌で使われた「相和三調」は、宮調式・商調式・角調式のこと。これは復習。漢以前にあった「旋相為宮」は(宮調式の)移調のこと。これも復習。

魏晋南北朝時代になり、晋の荀勖が笛律の三調(正声・下徴・清角)を考えた。古琴では純律がでけた。

隋になって雅楽の議論が始まり、蘇祗婆の五旦七調(実態はよう分からんが)を敷衍して、鄭訳が八十四調を主張した(反対する人もいた)。八十四調は、分かりやすい。1オクターブ内の12の律(1律は半音)それぞれに、七声を主音とする七調式をかけ算すると、84種類の調になる。呼び方に「為調式」「之調式」の2種類あり、唐代に雅楽では前者、俗楽では後者が使われ、のちに混乱した末、どっちも「之調式」にすることで決着したのが、北宋の徽宗のころ。

雅楽は理屈が先立つので84種類も調を考えるが、そんなに実際には区別して演奏できない。燕楽(俗楽)では二十八調ということで、28種類の名前は記録がある。がっ! 84種類のうちのどの28種類なのか、唐代と宋代で解釈が違うみたいで、ややこしい。この本では「議論がある」とだけ言って、放り出してますニャ。

劉禹錫は方向補語を使ってるのかな?(↓)

★聞いて楽しむ漢詩100選
(67)石頭城 劉禹錫
山囲故国周遭在  山は故国を囲んで周遭して在り
潮打空城寂寞回  潮は空城を打って寂寞として回(かえ)る
淮水東辺旧時月  淮水東辺 旧時の月
夜深還過女牆来  夜深うして還(ま)た女牆を過ぎて来たる

 山は古い都をぐるりと取り囲み、
 長江の水は、人けのない街の城壁に打ち寄せては、寂しく返る。
 夜がふけると、町を流れる川の東側から、昔ながらの月が、
 また城壁の上の垣根越しにさし昇ってくる。

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11月25日(月)

起床時刻:06時52分[いま起きた]ボタンで記録されました。

あいやー、ねぼー。

『中国琵琶史稿』を読んだ。これによれば、

①秦漢の琵琶は、丸くて直項、四弦、柱は多い。指で弾いた。(のちに他の形状のが「琵琶」と呼ばれるようになったので)「秦琵琶」と呼ばれる。

②竹林の七賢の阮咸が、腹を大きくして、柱を12から13に増やし、柄も長くした。以後、唐人は①を「秦漢子」と呼び、②を「阮咸」と呼んだ。「秦漢子」は清楽で使われ続け、「阮咸」は唐初まではあまり知られなかったが、宋代には流行した。

③この当時の琵琶(12柱や13柱)は、琴や箏の影響を受けている。平均律であって、純律ではないらしい。

④南北朝になって、西域の音楽が流入し、琵琶のいろんな変形もあらわれた。ペルシャの曲項四弦バチ弾き(「胡琵琶」、あるいはこれが主流になって単に「琵琶」と呼ばれる)や、インドの五弦琵琶(こっちは「五弦」と呼ばれる)も伝来した。

⑤とくに北周の武帝が突厥から皇后を迎えて、大量の楽工が一緒にきた。その中にいた蘇祗婆が琵琶の五旦七調を教え、隋の鄭訳が八十四調の理論を構築した。・・蘇祗婆は亀茲人で、亀茲楽は唐代に主流になるが、蘇祗婆が弾いたのは五弦だった、ということにはならないみたい。燕楽二十八調の理論は、四弦で説明されることが多い。

⑥亀茲楽(に限らないが)、仏教との関連が深い。

⑦唐代には、曲項多柱の琵琶もあった。

楽器の実物が残っているのが唐代以降、しかも正倉院のがちょこっとなので、それを参考にしながら、壁画などに描かれている琵琶の形がどうの、文学作品などに出てくる琵琶の弾き方がどうの、音楽理論について記されている文献も、いまいちどう解釈すればいいのか、分かりづらい。

とりあえず宋代の「琵琶」は、四弦四柱曲項で、バチで弾く。

★聞いて楽しむ漢詩100選
(66)烏衣巷 劉禹錫
朱雀橋辺野草花  朱雀橋辺 野草の花
烏衣巷口夕陽斜  烏衣巷口 夕陽斜めなり
旧時王謝堂前燕  旧時 王謝堂前の燕
飛入尋常百姓家  飛んで尋常百姓の家に入る

 朱雀橋のほとりには野の草花が咲き、
 烏衣巷の町の入口には、夕陽が斜めにさしている。
 昔、大貴族の屋敷に巣をかけたツバメが、
 今ではありふれた庶民の家の軒に飛び込んでゆく。

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11月24日

起床時刻:06時03分[いま起きた]ボタンで記録されました。

ユーミンは留学中にほかの子が聞いていたなー。拓郎はいくつか有名な曲だけ知っている。

どうも私は積極的に音楽を聴いてはいなかったようで、弟のほうがよほどレコードやCDを持っているし、クラシックやオペラのコンサートにも出かけていた。私は自分が歌ったり弾いたりするほうに熱心で。どれも下手の横好きだけどネ♪

高校時代は、合唱部の朝練・昼練(その前に休み時間に早弁)・放課後ももちろん練習、夏休みや春休みは練習に合宿、みたいな生活だった。大学も合唱部に入ったが、中国語に出会って、泣く泣くサークル活動をあきらめ、中国語一辺倒の生活に。あれから気がつけば40年。。

ずっと30年くらいだと思っていたが、よくよく計算したら40年ほどたっていた。あと10年もやれば、十分でせう。

★聞いて楽しむ漢詩100選
(65)哭孟寂 張籍
曲江院裏題名処  曲江院裏 名を題せし処
十九人中最少年  十九人中 最も少年
今日春光君不見  今日 春光 君見えず
杏花零落寺門前  杏花零落す 寺門の前

 慈恩寺の塔の下に、科挙の合格者の名前を記した時、
 合格者十九人の中で最も若かったのは、君、孟寂君だった。
 それから何年か経ち、今日また春が巡ってきたのに、君の姿はもう見えない。
 今、杏の花がはらはらと散って、お寺の前に私はたたずんでいる。

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11月23日

起床時刻:06時10分[いま起きた]ボタンで記録されました。

さむさむですにょ。冷たーい、雨、雨、雨~♪

「春月せんせいはなぜ中島みゆきが好きなんですか?」と上海の古い友人が何度も尋ねる。たまたま当時(20代の留学前後)、周囲で流行っていて、テープにダビングしてくれる子がいたので聞いていただけなんだけど、はじめての日本語の曲が私があげた中島みゆきで、のちに歌詞の意味が分かるようになってなおさら「なぜ?」がふくらんで、いつまでもしぼまないようなのである~。

卒論のころ「ファイト!」だったよ。深夜放送は、12時すぎまで起きていることがほとんどないので、聞かない。だから曲と真逆のキャラは、知らない。私が聞いていたのは『寒水魚』までで、それ以降の曲はあまり好きではない。それ以前のは、歌詞に共感なんてしてないが、聞く。

「蕎麦屋」の歌が好き♪ というか、あの曲に出てくる男が、タイプである。ほっほ♪ あの曲に出てくる強がりな女が20代のころの私で、あの曲に出てくる男に似たのと結婚したので、30代以降の私はここまで図太くなったのである。どうだ、まいったか!

★聞いて楽しむ漢詩100選
(64)江雪 柳宗元
千山鳥飛絶  千山 鳥飛ぶこと絶え
万径人蹤滅  万径 人蹤滅す
孤舟簔笠翁  孤舟 簔笠の翁
独釣寒江雪  独り釣る 寒江の雪

 山々から、飛ぶ鳥の姿は絶え、
 小道から、人の足あとは消えた。
 ただ一艘の小舟、蓑と笠をつけた老人が、
 雪の降りしきる川面に、ひとり釣り糸を垂れている。

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11月22日(金)

起床時刻:05時05分[いま起きた]ボタンで記録されました。

さみー。雨も降る。

なので昨日帰ってきたわけだが(荷物あったんで)、北陸新幹線は本数が減っていて、とんでもなく混んでいた。

★聞いて楽しむ漢詩100選
(63)送桂州厳大夫 ② 韓愈
戸多輸翠羽  戸(こ)は多く翠羽を輸(はこ)び
家自種黄柑  家は自(おの)ずから黄柑を種(う)ゆ
遠勝登仙去  遠勝 登仙して去り
飛鸞不暇驂  飛鸞 驂するに暇(いとま)あらず

 家々の戸口からは、かわせみの翠の羽が運び出され、
 どの家でも蜜柑の樹が植えられている。
 このはるかな桂林の仙人の世界に遊べば、
 鳳凰が休まず乗せて飛んでくれるのだ。

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11月21日(木)

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うっすら雪が積もってる~♪ 午後、東京へ。

★聞いて楽しむ漢詩100選
(63)送桂州厳大夫 ① 韓愈
蒼蒼森八桂  蒼蒼たり 森たる八桂
茲地在湘南  茲(こ)の地 湘南に在り
江作青羅帯  江は青羅の帯を作(な)し
山如碧玉簪  山は碧玉の簪(かんざし)の如し

 桂の木々が伝説の月の宮殿のように茂り、
 この美しい地方は、湘江の南にある。
 川は青い羅(うすぎぬ)の帯となり、
 山は碧玉でつくった簪(かんざし)のように美しい。

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11月20日(水)

起床時刻:04時54分[いま起きた]ボタンで記録されました。

肩めりめり。本を4箱、けんきゅー室に送った。

ひゅ~~っ、雪ふってきたーー♪

★聞いて楽しむ漢詩100選
(62)左遷至藍関示姪孫湘 ② 韓愈
雲横秦嶺家何在  雲は秦嶺に横たわりて 家 何(いず)くにか在る
雪擁藍関馬不前  雪は藍関を擁して 馬 前(すす)まず
知汝遠来応有意  知る 汝の遠く来たる 応に意有るべし
好収吾骨瘴江辺  好し 吾が骨を収めよ 瘴江の辺(ほとり)に

 雲は秦嶺山脈に垂れ込め、わが家がどこにあるのかもわからない。
 雪は関所をうずめ、馬も進もうとはしない。
 お前がはるばる私について来たのは、
 きっと何か心づもりがあってのことだろう。
 ならば、私の遺骨を、毒気たちこめる川のほとりで拾い集めてくれたまえ。

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11月19日(火)

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腰がびがび。実家の片づけ第一弾、2階(ロフト)の布団と服を整理した。

★聞いて楽しむ漢詩100選
(62)左遷至藍関示姪孫湘 ① 韓愈
一封朝奏九重天  一封 朝(あした)に奏す 九重の天
夕貶潮州路八千  夕べに潮州に貶せらる 路八千
欲為聖明除弊事  聖明の為に弊事を除かんと欲す
肯将衰朽惜残年  肯て衰朽を将(も)って残年を惜しまんや

 朝、一通の上奏文を皇帝陛下に奉ったところ、
 夕べには、はるか南の潮州に左遷されることとなった。
 徳高き陛下のため、国の害を取り除いて差し上げようと思ったのだが……。
 この衰えはてた身で、いまさら老いぼれの余生など惜しもうか。

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11月18日(月)

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うげげげ、筋肉つー。冬支度の手伝いで。

★聞いて楽しむ漢詩100選
(61)遊子吟 孟郊
慈母手中線  慈母 手中の線
遊子身上衣  遊子 身上の衣
臨行密密縫  行に臨んで密々に縫う
意恐遅遅帰  意は恐る 遅々として帰らんことを
誰謂寸草心  誰か云う 寸草の心
報得三春暉  三春の暉に報い得んとは

 慈愛に満ちた母は手にある糸で、
 旅に出る息子のための衣服を縫う。
 息子の旅立ちに際して、母は一針一針思いを込めて縫う。
 心の中では帰ってくるのが遅くなりはしないかと心配しながら。
 子が親孝行の心を少しばかり持ったからといって、
 春の日差しのような親の恩に報いることができるなどと、誰が言えようか。

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11月17日

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サミー。薪すとーぶ、活躍ちう。かぼちゃやサツマイモを焼くと、ほくほく。

★聞いて楽しむ漢詩100選
(60)登科後 孟郊
昔日齷齪不足誇  昔日の齷齪 誇るに足らず
今朝放蕩思無涯  今朝 放蕩して思い涯(はて)無し
春風得意馬蹄疾  春風 意を得て 馬蹄疾(はや)し
一日看尽長安花  一日 看尽くす 長安の花

 昔のあくせくしていた時のことは、どうも自慢にならないが、
 今朝は合格の発表、心のびのびと嬉しさは極まりない。
 春風を受けて得意満面、馬のひづめも軽く、
 一日で都じゅうの花の名所を見尽くしてしまう。

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11月16日

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長野へ。

★聞いて楽しむ漢詩100選
(59)楓橋夜泊 張継
月落烏啼霜満天  月落ち烏啼いて 霜 天に満つ
江楓漁火対愁眠  江楓 漁火 愁眠に対す
姑蘇城外寒山寺  姑蘇城外の寒山寺
夜半鐘声到客船  夜半の鐘声 客船に到る

 月が沈み、烏が啼いて、霜の降りる気配が天に満ちわたる。
 岸の楓と漁火が、旅の夜の寝つかれぬ眼にうつる。
 そこへ、蘇州の町はずれの寒山寺から、
 夜半を告げる鐘の音が、わが乗る小舟に聞こえてきた。

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11月15日(金)

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ねむい。さむい。だるい。さむい。ねむい。さむい。結局のところ、ねむい。

健康診断の結果がきた。糖尿病関係は改善していたが、脂質と肝臓関係がまた少し高い。やはりあと3キロほど痩せないとだなー。

★聞いて楽しむ漢詩100選
(58)題長安主人壁 張謂
世人結交須黄金  世人 交わりを結ぶに黄金を須(もち)う
黄金不多交不深  黄金多からざれば交わり深からず
縦令然諾暫相許  縦令(たとい)然諾して暫く相許すとも
終是悠悠行路心  終に是れ悠悠たる行路の心

 世間では、人付き合いにお金を力を必要とする。
 お金が多くなければ、交際も深くはならない。
 たとえ、友達になろうとしばらく親しく付き合っても、
 結局は行きずりの人のように冷たくなってしまう。

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11月14日(木)

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いっちゃん、ああ見えて人見知りなのに大丈夫か?、と言われていた番組ですニャ。でも仕事だからやりとげた、という噂。昨晩の歌番組も、知ってはいたけど、見逃しちっち。なんとか坂ばかりでうざい、と油断しているスキに、終わったみたい。

★聞いて楽しむ漢詩100選
(57)江南逢李亀年 杜甫
岐王宅裏尋常見  岐王の宅裏 尋常に見
崔九堂前幾度聞  崔九の堂前 幾度か聞く
正是江南好風景  正に是れ江南の好風景
落花時節又逢君  落花の時節 又た君に逢う

 思えば昔、岐王様のお屋敷でしょっちゅうお目にかかりましたし、
 崔九様のお屋敷の前では、何度もあなたの歌を聞きました。
 今はちょうど、都から遠く離れたここ江南地方の風景が、
 とりわけ美しい季節です。
 はらはらと花びらの散るこの時に、またあなたに出逢うとは
 思いもかけないことでした。

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11月13日(水)

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え、くもり? 晴れの予報だったけど、秋の空かな?

昨日の木星の話から、『孔子の見た星空』とゆー本と、それにまつわるかんかんがくがくあったなー、とネットであちこち見ていたら、頼先生の素読の動画(ゆーちゅーぶ)に行き当たり、懐かしかった。

近藤先生の『蘇軾』でも、当時の星空はいまと違うから、と解説があったと思う。近藤先生もいま再び頼先生と机を並べて?、ですよ。(← うさ子へ)

図書館から借りた林謙三せんせの『正倉院楽器の研究』で琵琶の部分を読む。五絃はもともと指で弾いていたらしい(壁画などによる)が、中国に伝わってからバチで弾くようになり、螺鈿の模様も若干すった跡があるらしい。柱(フレット)が5つなのは、補修の時の「蛇足では?」という人もいるみたい。

亀茲の楽人が五絃琵琶で「雅楽にも五旦七調(計35調)やりませう!」と主張して、それを84調まで理論的に広げた学者もいたが、実際には燕楽は二十八調、宋代にはさらに減って14調?しか、使われなかった、ということだったと思う。

確認しつつ、『中国音楽史稿』を周代から読み始めた。お得意の年表に書き込みながら。上下2冊で、上冊は宋代まで、下冊は元代以降。

林せんせの研究はすごいんだが、途中から日本に伝った唐楽の話になるので、どこかで引き返して宋代のことをやらないと、手におえないのである~。唐代音楽や日本雅楽は、ほかにやる人いるんで。

>ここに唐楽というのは唐代の音楽で一番優れていた俗楽系統のものを指し、純正の雅楽(天地祖宗を祭る)とは何等関係のない種類のものである。……当時わが国のような異邦に唐の正楽である雅楽がもたらされるはずはなかつたのであるが、俗楽を伝えたことが却つて幸いであったといえるのである。(208頁)

これはどうですかね、日本に伝わったのは(日本では「雅楽」と呼んでいるけど)中国の「俗楽」だ、はその通りと思うけど、中国の「純正の雅楽」がむしろかなり俗楽の要素が入り込んでいるもので、「何等関係のない種類のもの」ではなかった、というのが私の考え。

★聞いて楽しむ漢詩100選
(56)登岳陽楼 ② 杜甫
親朋無一字  親朋 一字無く
老病有孤舟  老病 孤舟有り
戎馬関山北  戎馬 関山の北
憑軒涕泗流  軒に憑(よ)れば涕泗(ていし)流る

 親類や友人から一字の便りさえなく、
 この老いて病む身に、ただ一艘の舟があるだけだ。
 思えば、関所や山を隔てた北の故郷では、今もなお戦乱が続いている。
 楼上の手すりに寄りかかっていると、涙が流れ落ちるばかりである。

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11月12日(火)

起床時刻:07時01分[いま起きた]ボタンで記録されました。

令和1年11月11日、ポッキーの日。(← 昨日だった)

うかうかと人生を過ごしていますニャ。

しかも正しくは「ポッキーとプリッツの日」で、平成11年11月11日スタートらしい。平成11年って、西暦なん年? ぜんぜん覚えられない。

おおっ、1999年だ。いまの勤務校に移った年である。まだ前任校の仕事を引きずっていて、愛知まで集中講義に出かけたりしているニャ。(← 自分の年表による。「みわたす表」というのを作っている)

あれからうかうかと20年たったが、20代の留学中に昭和から平成に代替わりして、帰国後は就職して、平成の30年間はあれこれ頑張ってきたが、ここ1~2年ですっかり目も悪くなり、生活を縮小することばかり考えている。

「みわたす表」というのは、『かたづけ学 -モノ、コト、時間、仕事、人生…ちらかっているのは何ですか?』という新書にあった「みわたす手帖」(市販もされている)をアレンジして、エクセルで作っているものだが、この新書のレビューを熱帯雨林でみたら、あまり評判よくないネ。私には分かりやすかったけど、「アタマの中がちらかった!」という人もいる。ははは。

この「手帖」は人生120年で設計されていて、1年が12ヶ月だからか、

 ①120年(命のサイクル)
 ②12年(太陽のサイクル)
 ③1年(地球のサイクル)
 ④1ヶ月(仕事のサイクル)
 ⑤1週間(共同体のサイクル)
 ⑥1日(身体のサイクル)

ということを言っている。12年が太陽のサイクルって、なに? 私たちは木星?

★聞いて楽しむ漢詩100選
(56)登岳陽楼 ① 杜甫
昔聞洞庭水  昔聞く 洞庭の水
今上岳陽楼  今上る 岳陽楼
呉楚東南坼  呉楚 東南に坼(さ)け
乾坤日夜浮  乾坤 日夜浮かぶ

 昔から洞庭湖の壮大さについて聞いていたが、
 今、岳陽楼に上ってその湖面を眺めている。
 東南の呉と楚の地は、この湖によって東と南に引き裂かれており、
 その湖面には、
 天地宇宙すべてのものが昼夜の区別なく影を落として浮動している。

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11月11日(月)

起床時刻:05時56分[いま起きた]ボタンで記録されました。

雨ふってる~。

ははは、お隣さんの呪いが解けて、雨あがったぜ。これからまた冬晴れだ~♪ 

夜は気温が下がるので雨が降りやすく、「雨上がりの朝~♪」を迎えやすいらしい。「届いたみじかい手紙~、ポストのそばには~、赤いコスモス揺れていた~♪」だっけな。

★聞いて楽しむ漢詩100選
(55)登高 ② 杜甫
万里悲秋常作客  万里悲秋 常に客と作(な)り
百年多病独登台  百年多病 独り台に登る
艱難苦恨繁霜鬢  艱難 苦(はなは)だ恨む 繁霜の鬢
潦倒新停濁酒杯  潦倒 新たに停(とど)む 濁酒の杯

 故郷を遠く離れて、この悲しい秋を迎えた私は、つねに旅人の身。
 ずっと病気がちの体で、いま一人、この高台に登っている。
 苦労を重ねて真っ白になった髪が恨めしい。
 老いさらばえて、濁り酒すらやめなくてはならない。

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11月10日

起床時刻:05時13分[いま起きた]ボタンで記録されました。

きのう家の外回りを片づけていたら、出てきたお隣さんに「あらー、雨ふっちゃうわー」と言われたが、今日も冬晴れである~♪

★聞いて楽しむ漢詩100選
(55)登高 ① 杜甫
風急天高猿嘯哀  風急に天高くして猿嘯哀し
渚清沙白鳥飛廻  渚清く沙白くして鳥飛び廻る
無辺落木簫簫下  無辺の落木 簫簫として下り
不尽長江滾滾来  不尽の長江 滾滾として来る

 風は激しく、空は澄み渡り、猿の鳴き声が悲しげに響く。
 川辺は清らかで、砂は白く、鳥が輪を描いて飛んでいる。
 見渡す限りの木の葉は、寂しげに散り、
 尽きることのない長江の水は、後から後から流れて来る。

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11月09日

起床時刻:05時10分[いま起きた]ボタンで記録されました。

冬晴れー♪ きのう立冬だった。。

冬のお片づけ第一弾、玄関周りの雑草など。サッシの掃除も。もっと寒くなってからやるのは、イヤだからニャ。(← こういう文末の表現がイタい、と学生さんに言われまちた。・・あ、またやっちっち)

昨日お昼寝のあとに読んだ論文では、現代の琵琶につながるのは四弦だけど、唐代に亀茲を経由して伝来した五弦が流行り、五弦琵琶譜は日本にちょびっと残っているだけだが、亀茲人が五弦琵琶をもとに理論も教えた、ということで、そうだったっけ?

どこかで思い違いをしていたのかも知れニャイ、と『林謙三「隋唐燕楽調研究」とその周辺』とゆー本をけんきゅー室から持って帰った。この週末、じっくり読みませう。

★聞いて楽しむ漢詩100選
(54)旅夜書懐 ② 杜甫
名豈文章著  名は豈(あに)文章にて著われんや
官応老病休  官は応に老病にて休(や)むべし
飄飄何所似  飄飄 何の似たる所ぞ
天地一沙鴎  天地の一沙鴎

 人の名声というものは、文学などによって得られるものではない。
 さりとて、この年老いた病気の身では、
 もはや宮仕えも見切りをつけざるを得ない。
 さすらい続けるわが身は、いったい何に似ているだろうか。
 果てしない天地の間をさまよう、砂浜の鴎のようなものだ。

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11月08日(金)

起床時刻:05時09分[いま起きた]ボタンで記録されました。

秋晴れは続く。

お昼寝おわって、けんきゅー室に置いてあった『唐代の楽器』中の岸辺成雄「琵琶の淵源-ことに正倉院五絃琵琶について-」をざっくり読む。

五絃琵琶はそれまでの四絃琵琶とまったく異なるところから(インドから)出たもので、亀茲を経由して陸路で中国へ伝来した。で、挙げられているいろんな図画を見る限り、正倉院のよりさらに細身だ。だから(ウクレレみたいに)抱いて弾きながら踊ったりできたの鴨?

正倉院の画像は鮮明ではなくて、「あれ? 五絃琵琶なのに四絃琵琶が描かれているよ?」という指摘はないみたい。また、五絃は海彦、四絃は山彦、といった素材のことも、とくに言及はなさそう。

★聞いて楽しむ漢詩100選
(54)旅夜書懐 ① 杜甫
細草微風岸  細草 微風の岸
危檣独夜舟  危檣 独夜の舟
星垂平野闊  星垂れて平野闊(ひろ)く
月湧大江流  月湧いて大江流る

 小さな草が微かな風にそよぐこの岸辺、
 私は、帆柱が高くそびえた舟で、独り眠れぬ夜を過ごす。
 満天の星は、広々とした平野に低く垂れるように輝き、
 月影は長江の水面に湧いて、波を輝かせながら流れてゆく。

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11月07日(木)

起床時刻:05時44分[いま起きた]ボタンで記録されました。

うげっ、腰が痛い。とーはく後期展示に行くかどうか、四絃琵琶に会いに。また並ぶんだろうなー、気が重い。この前はぶっとんだ猫さんと一緒だったから、苦ではなかったが。

・・行ってきた。これで義理は果たした!

★聞いて楽しむ漢詩100選
(53)蜀相 ② 杜甫
三顧頻繁天下計  三顧頻繁なり 天下の計
両朝開済老臣心  両朝開済す 老臣の心
出師未捷身先死  出師未だ捷(か)たざるに身先(ま)ず死し
長使英雄涙満襟  長(とこし)えに英雄をして涙 襟に満たしむ

 むかし蜀の劉備は、三たび孔明を訪ね、天下を治める策を問うた。
 孔明は、劉備、劉禅の父子二代に仕え、国を治めて老臣の誠を尽くした。
 しかし、出兵してまだ戦いに勝たないうちに、孔明の命は尽きてしまった。
 そのことは、長く後世の英雄たちの胸を涙で濡らすのだ。

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11月06日(水)

起床時刻:05時10分[いま起きた]ボタンで記録されました。

ねむい。久しぶりに目覚ましで起きまちた。朝ずいぶん冷えるようになったなー。

マラソンと競歩が札幌でやることになって、「今さら言うな!」と思うが、「暑さ対策しない選手がダメなだけ」という意見も、ちょっと違うかな、と思う。暑さに対する身体の反応って3歳までの環境で決まるから、汗かきたくてもかけないとか、逆に汗かきすぎるとか、あるからね。観客だって熱中症で倒れるだろう、って前から心配されていた。

「夏の東京で五輪って、本気で言ってんの?」と思っていた都民も、多かったはず。ラグビー熱で「お・も・て・な・し」とか、調子に乗らないほうがいいと思ふ。

お昼寝おわって、けんきゅー室に置いてあった『中国音楽史図鑑』を見る。日本語訳版91頁に、琵琶のことが載っている。これによれば、

>「琵琶」とは秦漢から唐代にかけて、多種にわたる撥弦楽器の総称であった。円形共鳴胴・梨型共鳴胴・曲項・直項〔項はくび、絃蔵〕など様々な形態の楽器を含んでいた。例えば東漢〔後漢〕末期から魏晋時代にかけての壁画や磚画〔煉瓦に刻まれた絵画〕には、各種の梨型共鳴胴の直項琵琶が描かれている。

ということで、93頁には、

>西暦4世紀、中原地域と西域との文化的交流が盛んになり、梨型胴の曲項琵琶も北方へと伝わった。後には南方へも伝わる。

壁画情報では、梨型直項(後漢)→ 梨型曲項(4世紀)→ 梨型曲項五絃(北魏)や梨型直項五絃(北斉)、となるみたい。五絃は「蓋し北国に出づるならん」と唐・杜佑『通典』にあるらしい(95頁)。

★聞いて楽しむ漢詩100選
(53)蜀相 ① 杜甫
丞相祠堂何処尋  丞相の祠堂 何れの処にか尋ねん
錦官城外柏森森  錦官城外 柏森森
映階碧草自春色  階に映ずる碧草 自ずから春色
隔葉黄鸝空好音  葉を隔つる黄鸝 空しく好音

 諸葛孔明をまつったお堂は、どこに尋ねたらよいのだろう。
 成都の町外れの、柏樹が鬱蒼と茂っているところがそれだ。
 お堂の階段を覆う緑の草は、春のよそおいを凝らし、
 葉陰のウグイスは、聞く人もないままに美しい声で鳴いている。

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11月05日(火)

起床時刻:05時53分[いま起きた]ボタンで記録されました。

喘息の定期検診。ついでに小石川植物園へ?

・・休園だった。改札に看板が出ていて、助かった。

★聞いて楽しむ漢詩100選
(52)春夜喜雨 ② 杜甫
夜径雲倶黒  夜径 雲は倶(とも)に黒く
江船火独明  江船 火は独り明らかなり
暁看紅湿処  暁に紅の湿える処を看れば
花重錦官城  花は錦官城に重からん

 野の小径も、たれこめる雲と同じように真っ暗であり、
 川に浮かぶ船のいさり火だけが明るく見える。
 明け方に、赤い湿ったところを見れば、
 それは錦官城に花がしっとりぬれて咲いている姿なのだった。

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11月04日(月)

起床時刻:06時20分[いま起きた]ボタンで記録されました。

「なぜ正倉院宝物(北倉二九)螺鈿紫檀五絃琵琶の捍撥に描かれている駱駝に乗った胡人は四絃琵琶を弾いているのか」というなっがーいタイトルの論文が書けそうだが、きょうは振替休日であり、休日にけんきゅー室に行くのはイヤなので、晴れそうだし、布団干しデー&秋のお片づけ第4段「2階もう少し片づけましょう」デーにする予定。・・なっが。

これまでの情報から言えば、琵琶の源流のリュートは洋梨の形で曲頸、表面の板には(ギターのような穴ではなく)透かし彫りがしてあり、裏面は平らではなく表面と端が合うように湾曲している(この点は現在の琵琶と同じで、正倉院のは裏面も平らに近く、曹全体は箱みたいな形)。

こういう楽器が漢代に陸路で中国へ伝わり、馬上で弾いたりしていた。洋梨の形だが、(音から?)琵琶と呼ばれていた。果物の枇杷との関係は、調べると何か出てきそう。→ 書いている人がいた。
https://www.mboso-etoko.jp/CEC/data/biwa3/biwa3.html

これによれば、楽器のびわを「枇杷」と書いたのが最初で、木偏なのは木製だからで、「ぴ」が前に弾き「ぱ」が手前に弾くとか、音が「ぴいん」と「ぱいん」とか、あるようだが、琴の仲間だから「琵琶」と書くようになり、果物のびわはもっと後になって楽器のと形が似ているから「枇杷」とした。・・ふーん。たぶん洋梨が、中国にはなかったんだな。

魏晋の頃、竹林の七賢が山中で酒飲んだりしながら、楽器も演奏した。伝統的な琴を弾く人もいたが、七人のうち若手の阮咸は、琵琶を改良して洋梨型から満月型に面を丸くすることで棹を長くし、柱(フレット)をたくさんつけて、多くの音高が出せるようにした。この改良版琵琶は、のちに阮咸と呼ばれるようになった。

頸は阮咸がまっすぐにしたのか、リュートには直頸もあるようなので、もともと頸は曲がっているけど真っ直ぐにもできるものだったのかも知れない。武蔵野音大に楽器博物館があるので、行くと何か分かるかも知れない。

北魏時代の敦煌莫高窟壁画に五絃の琵琶が描かれているということだが、仏教壁画の中では、琵琶はよく踊りながら頭上に持ち上げたり、振り回されている。その壁画ではどんな状態だろう? 立って音楽を演奏している楽隊も、壁画にはよく描かれている。空を飛んでいる仏様もいるわけですが。。

インド発祥の五弦琵琶は、仏教が盛んになった魏晋南北朝の頃から、陸路や海路で伝来したのでせう。しかし主流は四絃のほうで、音楽理論も四弦琵琶を弾く人たちによって発展したし、正倉院の螺鈿五絃琵琶にも四絃琵琶を弾く胡人が描かれた。南国の熱帯樹のそばに。唐代の頃はもう南北文化も東西文化も陸海文化も、ぜんぶ融合しておるのだ。

正倉院の五絃の熱帯樹や琵琶弾き胡人にしろ、四絃の狩猟風景にしろ、バチが当たる部分に描かれているのは装飾品だからで、実際にはそこは補強のために革などを貼るとか、色の違う板を張るとか。リュートの透かし彫りが、飾るヒントになったかも知れない。武蔵野音大の楽琵琶の写真を見ると、バチがばんばん当たって、板の色が変わっているわ。消耗が激しいので交換できるような構造かもね。

★聞いて楽しむ漢詩100選
(52)春夜喜雨 ① 杜甫
好雨知時節  好雨 時節を知り
当春乃発生  春に当たって乃ち発生す
随風潜入夜  風に随って潜(ひそ)かに夜に入り
潤物細無声  物を潤して細やかにして声無し

 よい雨は、その降るべき時節を知っている。
 春になり、降りだした雨は風につれて、
 ひそかに夜中まで降りつづき、
 万物をこまやかに、音もたてずに潤している。

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11月03日

起床時刻:06時17分[いま起きた]ボタンで記録されました。

南アフリカが優勝した。日テレとNHK-BSで生放送していたが、日テレで見た。実況も解説もよかった。とくに実況はテンポよく、解説の言葉を拾ってすぐ補足したり、分かりやすくて、かつ、自然に上手に盛り上げていた。NHKはその点、いまいち熱戦に水さすような時がある。

BSはこれから再放送するので、見ようっと。結局、見るんかーい!

夜中に目が覚めたので、東博の特別展「正倉院の世界」のカタログを見ていた。琵琶の四弦と五弦が展示されており、前期が五弦直頸(インド源流)、後期が四弦曲頸(ペルシャ源流)。いま前期展示ちうで、五弦直頸を見たわけだが、螺鈿の飾りが美しい。

で、バチ(これも展示中。意外に小さい)の当たる部分(捍撥)に、駱駝に乗って琵琶を弾く胡人や熱帯樹などが螺鈿で描かれているわけだが、この胡人の弾いている琵琶が、「四弦曲頸じゃないですか! いいんすか?」

シルクロードには、陸と海があって(その図もカタログに載っている)、ペルシャ・インドとも、陸でも海でも行けそうだけど、五弦琵琶には鼈甲や螺鈿など海の素材が多く、四弦琵琶には(カタログによると)捍撥には革がはってあって、ほかに象牙や緑角(緑に染めた鹿角)や錫など、陸の素材が多い。革の捍撥に描かれているのは、騎馬狩猟の人物や酒宴のようす。

四弦の捍撥のほうは、模様というより完全に絵画で、山や川も描かれている。酒宴をしている人たちの中にも琵琶を弾いている人がいて、この琵琶が、「四弦だけど直頸ですか?」である。

頸についている「柱」(フレット。弦を押さえる部分)の数が、五弦は5つ、四弦は4つ。音楽理論に応用されたのは、4つのほう。現在のはもっと大きくて、「相」と呼ばれる。四弦+空弦で、4×5=20の音高が出せる。・・という理屈なんだけどね。

螺鈿の阮咸も展示されていた。阮咸は四弦で直頸。胴が丸くて、頸が細長いので、フレットが琵琶よりたくさん付いている。

>「琵琶」という言葉は後漢の応劭『風俗通』声音篇に見え、また『釈名』釈楽器によれば胡の楽器で、馬上で演奏するものであるとする。琵琶がいつ中国に伝わったかは明らかでないが、西晋の傅玄「琵琶賦」(『初学記』および『通典』が引く)の伝える伝説によると、秦のときに万里の長城を築く労働者が演奏したとも、前漢の烏孫公主が馬上で演奏できるように作ったともいう。しかし、その記述からすると当時「琵琶」と呼んだものは今の琵琶と異なり、阮咸にあたる楽器だったらしい。北魏時代の敦煌莫高窟壁画に5弦の琵琶が描かれており、現在につながる琵琶はこのころ中国に伝わったもののようである。

阮咸は、竹林の七賢の一人。

>琵琶を善くし、音律に精通していた。そこから、阮咸が亀茲伝来の琵琶を改造した、という説が生まれ、後世にはまた、その琵琶を阮咸と呼んだ。

情報が錯綜してますねん。

NHK-BSの録画も見た。こちらの実況・解説もよかったが、日テレより内輪話っぽい感じがあるんだな。専門的だけど。

琵琶について、もう少し調べた。日本雅楽で使う楽琵琶が、唐代の四弦曲頸琵琶に近いみたい。100万円前後で、アマゾンでも買える。。当時、楽器だけでなく譜面(琵琶譜)も遣唐使たちが持ち帰り、日本で保存され、敦煌曲譜が発見された時に、中国ではもう読める人がいなくなっていたが、林謙三せんせが「琵琶譜では?」と指摘され、そこから研究が進んだのである。

★聞いて楽しむ漢詩100選
(51)曲江二首(其二) ② 杜甫
穿花蛺蝶深深見  花を穿つの蛺蝶 深深として見え
点水蜻蜓款款飛  水を点ずるの蜻蜓 款款として飛ぶ
伝語風光共流転  伝語す 風光共に流転して
暫時相賞莫相違  暫時相賞して相違うこと莫れと

 蜜を吸う蝶は花の奥深くに見え、
 水面に尾をつける蜻蛉(とんぼ)はゆるやかに飛ぶ。
 私は自然に対して言葉を伝えたい、私とともに流れていこう。
 しばらくの間このよい季節をお互いに楽しみ、
 そむくことのないようにしよう、と。

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11月02日

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3位はニュージーランドになった。今日が決勝。これまで土日に試合だったのに、ここにきて金土の日程で、かるく混乱する。うさ子と東京駅でオープニングセレモニーを見た時は、ギャラリーほとんどいなかったが、えらく盛り上がってよかったネ♪

ぶっとんだ猫さんとトーハクでデート♪ 混んでいた。腰がびがび。抜け道あるのかなあ? あっちの入口とハンコの色違いとかで、チェックしているのでは?

★聞いて楽しむ漢詩100選
(51)曲江二首(其二) ① 杜甫
朝回日日典春衣  朝より回(かえ)りて 日日 春衣を典し
毎日江頭尽酔帰  毎日 江頭に酔いを尽くして帰る
酒債尋常行処有  酒債 尋常 行く処に有り
人生七十古来稀  人生七十 古来稀なり

 朝廷を退出すると、日々着ている春の衣服を質に入れ、
 曲江の畔で酒を飲み、酔って帰る。
 酒の借金は当たり前、行く先々にある。
 人生は短く、七十歳まで生きるものは滅多にいない。

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11月01日(金)

起床時刻:05時07分[いま起きた]ボタンで記録されました。

今日はわんこの日(たぶん)。

★聞いて楽しむ漢詩100選
(50)月夜 ② 杜甫
香霧雲鬟湿  香霧に雲鬟湿い
清輝玉臂寒  清輝に玉臂寒からん
何時倚虚幌  何れの時か虚幌に倚り
双照涙痕乾  双(なら)び照らされて涙痕乾かん

 妻のあの美しい髪の毛は、夜霧にしっとりと潤い、
 玉のような腕は、清らかな月の光に冷たく照らされていることだろう。
 ああ、いつになれば、妻とふたり明かり窓に寄り添い、
 涙の乾いた顔が月の光に照らされることだろう。

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