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今日の気分(本文)

人間失格試写会INユナイテッド・シネマ豊洲
三場分別是15:50/17:35/18:50

好快哦,明天就是全國公開日了。

今日本にいるみんなさん、チケット買って、見に行ってくださいね。

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導演講好多斗真的好話。

『人間失格』荒戸監督インタビュー 「生田斗真?50年に一人だね、モノが違うのさ」

太宰治の分身である主人公・葉蔵のごとく、この人も相当、歪んでる。いや、正しくは還暦をとっくに過ぎて、なお尖がっている。太宰の生誕から1世紀と1年目に公開される『人間失格』の監督・荒戸源次郎のことである。何せこちらが「太宰への思い入れ」なんて聞こうものなら「そんなのないよ。ていうか特別好きじゃないね、彼の作品は」と言い放ち、「そもそもおれに感情移入なんてないからね。客観よ、客観」と言い切る。でも、その眼差し、そして俳優たちについて語る口調は不思議と温かい。さて、何をどこまで話してくれるのか? 荒戸監督に話を聞いてみた。

「原作は読み込むな」――。これは主演の生田斗真に監督が与えた唯一のアドバイス。その意図は?
「まああんまり観念的になってもいけないんだよ、映画の現場は“具体性”だからね。じゃあ私は原作をどう捉えたかって? 難儀したよ(苦笑)、この一人称の文体と行間を埋めつくしてる“モノ”に。これ読んだって普通映画にならんよ。じゃあ、切り方を考えなくちゃいけない。映画は光と陰。何に光を当てて何を陰にするか? 最初の葉蔵が不忍池で絵を描いてるのが昭和11年で2か月前には『二・二六事件』があって、この数か月後には『阿部定事件』が起こる。その前年は総理大臣が3人も替わってるんだ。これはいつかの時代と似てるだろう(笑)? そこから5年を野球で言うところの“フェアゾーン”、光を当てるところだと考えて作ったよ」。

先述の通り、「作品やシーンに思い入れなんてない」、「撮った理由は(太宰の)生誕100年だから!」など、嘘かマコトか? 取り付くシマもない答えを(しかし楽しそうに!)返す監督だが、俳優陣の話になると少しだけ多弁に。そもそも「原作を読むな」が“唯一の”アドバイスだったということは、生田さんにほぼ自由にやらせたということ?
「言わなきゃしょうがない奴には言うけど、出来る奴に余計なこと言って邪魔してもしょうがないだろ? 斗真は、言えば何でも出来るけど、原作の枠にハメる気は毛頭なかった。あいつのピュアで無垢なままの感じのままが良いだろうってね」。

では改めて俳優・生田斗真の魅力は?
「キレイじゃん(笑)、第一に。そして芝居がうまい、言うことないよ。役を演るときに“自分”と“役柄”の性根を誰よりストイックに、真っ直ぐ考えられる…つまり知的なんだな。そして、それをカメラの前で体現できる。私もいろいろ見てきたけど、モノが違うよ。50年に一人さ。フィルムで捉えてるものなんて1秒にたった24コマだもん。その隙間からこぼれて来るものを観る者に感じさせるんだ、斗真は」。

そして、“斗真=葉蔵”の何とも言えぬ美しさと歪みに絡みとられ、一緒に堕ちてゆく女たち。中でも、寂しさを抱え、彼と最初に心中を図り、あろうことかたった一人死んでいく常子の存在は監督が「第一のヤマ」と認めた大きなもの。演じたのは、荒戸監督に“映画賞30冠”をもたらした『赤目四十八瀧心中未遂』で強烈な印象を放った寺島しのぶ。
「彼(葉蔵)を受け止められる女。しのぶちゃん以外考えられなかったし、彼女になら安心して任せられた。出演を口説くときはこう言ったんだ。『赤目』のときは“心中未遂”だったけど、今度はちゃんと死なせてあげるよ! って(笑)」。

では、葉蔵を“悪の道”へと誘い込みつつ、自らは堕ちることなく、どこか冷静な悪友の堀木(伊勢谷友介)、そして原作には登場しない詩人の中原中也(森田剛)の存在は?
「まあ、2人とも“メフィストフェレス(人間を悪徳へと導く悪魔)”だわな。ただ、堀木は大人の男で斗真の“甘さ”に対して“辛さ”を出したかったから、辛い顔した伊勢谷に任せたんだ。奴にも好きにやらせたよ(笑)。堀木よりも幼児性が強くて、悪魔の二面性の片方の面を持ってるのが中也だね。(森田さんは)悪魔顔だしな(笑)。トンネルのシーンはあの世とこの世を行ったり来たりしてるようなものだな。森田は、斗真とはまた違った意味で天才かもしれん。さっき言ったように、斗真が考えて体現するとしたら、森田は考えずにポッと何かを掴むんだ。『こいつ、こんな表情ができたのか!』って感じさせられたことが何度もあった。自意識の果ての無意識とでも言うのかね…?」

とまあ、次から次へと俳優陣に対する感想、感嘆の言葉が…。この監督の言葉を念頭にそれぞれの俳優陣の動きや表情を追っていくだけでも、映画が楽しめることは請け合い! 「女のことは分からんし、深く追求もしない」と語る監督が描く男たち、女たちの“楽しげな”堕ちざまをとくと味わってほしい。

http://www.cinemacafe.net/news/cgi/interview/2010/02/7655/index.html

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