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今日の気分(本文)

やっとPC立ち上げたよ19時45分。
早起き新年会の裏番組じゃ。(ちがうって)

では「なな」の「ななない」、いよいよ登場だよ。


★ぽこぽこ七47
振り返った車座宴会の人たちは合計10人、桜の下にはお囃子をしている子供が5人だった。
「ようこそ、よそのお方」
最初に声を掛けてくれたのは長老らしきおじい。
「この村によそのお人が見えたのは何年ぶりじゃろか? 子供達はよその人と会うのは初めてじゃもんで、こんなびっくり眼をしとるが、さあさ、遠慮は要りません。ここにお座りなさい。だれか、お酒をお持ちして」
「あ、いえ、僕たちは車で来ているのでお酒はダメなんです」
「あたし飲みたーい、あとの運転よろしくね」
「えええええええええっ」
「なに、もんくあるの?」
「あ、いえ、べつに、あの、その」
「さあどうぞよそのお方」
長老の連れ合いのおばばさまがついでくれる。
「それでは皆様、かんぱーい!」
「かんぱーい!」
ジェームズも子共からジュースをうけとった。
「おいしい、このジュース。なんのジュースですか?」
「ええと、誰が作ったのかな?」
「ぼくです、マタタビのジュースに隠し味のイモリの天日干しが入っています」
「え」
こりゃ吹き出すな、ジェームズピット。まあ子供の言うことだし、笑って堪えた。よしよし、えらいぞ。
「おいし~いよんよん」
七へべれけ。
「わあ、ななちゃん、何杯飲んだの? そんなに酔っぱらって!」
「うにゃあ? いっぱいだあよおん」
「一杯でそんなに……。わあ、駄目だよななちゃん寝たりしちゃあ」
ばったり七。ぐうすかぴー。
「だれか、掛けるものをお持ちしなさい」
これから七とあんな事やこんな事やったりしたりしたかったジェームズピット、泣くな! 泣くんじゃない!

★ねむねむ七48
「なななーい」
変な返事。
変な返事をして子供達が走っていった。
「僕にも下さい、そのお酒」
「車を運転なさるんじゃあ」
「この人を抱えて車まで戻る自信なんてありません。今夜は僕もここで野宿します」
「そうですか、おいだれか、お酒をお持ちして」
「あ、どうも」
ジェームズピット、お酒を手にした。と、その時、
「なななーい」
子供達が布団を抱えて戻ってきた。すかさずジェームズピット、お酒を後ろ手に棄てた。あの七が簡単に酔うなんて、絶対変だ、と、確信。
「よしよし、暖かい布団を持ってきたね、こちらの方に掛けておやり、こらこら、一緒に潜り込むんじゃないよ、布団が十分暖まってからだな……」
「そうか、わかった!」
「なにがじゃな?」
「あなた達の正体は、猫だったんですね」
「ひえええええ、ど、どうしてそれを!」
そこにいた面々は血相を変え、ひとつでんぐり返しをすると、黒やら白やらトラやらブチやらにすがたをかえて、一目散に逃げ出した。
「わああ」
あたりは一陣の風が舞う!
「猫じゃらしを持ってこないでごめんなさーい」
ジェームズピットはパニクって、訳のわからないことを口走っていた。
「はあ、ななちゃん寝てて良かったねの事件だったよ~」
一息ついたかジェームズピット。
「にやり」
なんだ? ジェームズピット。あ、そうか。
「ななちゃ~ん」
お前、七の布団に潜り込む気だな! そうか、それで猫の魂胆も見抜いたんだな。危ない、七の危機だ!
「いっただっきまーす」
「なみゃにゅひょんに、わたしゃねむいんだからあ、冷たい顔突っ込まないでよねえええ」
ぐいいいいいいっ。あわれジェームズピット。
「寝ているななちゃんはきょわいです」
な、泣くな、泣くんじゃない! ジェームズピット。
「ほーっほほほっほー」
「フクロウなんか嫌いだあ!」
やつあたりはやめれ。あしたもがんばれ。明るい月夜の、森の中での出来事でした。

コメント

anonymous 春月 2012/01/22 07:32

わ~い、お先におはよう!

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