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起床時刻推移グラフ

目標起床時刻:04:30 平均起床時刻:04:48

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01月31日(火)

起床時刻:04時35分[いま起きた]ボタンで記録されました。

おはようございます
お寒うございます
豪雪になった地方の皆さん、どうぞ気をつけて
長野に向かう姉御、おいしいおそば食べてちゃんと養生してね



★なまなま七59
「くうか? 鰻パイ」
「なななーい!」
「ほら。こぼすなよ」
「なぬにゅむにゃむ」
「あわてないでゆっくり食べなよ」
「食べてるね」
「うみゃみゃーい」
「わたしもひとつ頂戴」
「コーヒーは?」
「ブラックが欲しいわ」
「はい、ななちゃん口開けて」
「あーん、ああ?」
「え?」
「大きいままじゃ無理よ。小さくして」
「あそうか、はい、小さくしたよ」
「あーん」
「どう?うみょい?」
「?もぐもぐ?」
「うにゃにゃあい、うにゃ? あにゃにゃ?」
「ジェームズ? なにをふざけてるの?」
「うにゃ」

★かさかさ七60
「あれ? 猫が6匹になってる?」
ききききききききっ
急ブレーキはいかんぞ七。
「いちにいさん……」
数えんでも明らかだろが。ピットがキャットだ。着てたもの一式へびのぬけがらみたくなっていようが。
「ねいねいねい」
必死に鳴いてるジェームズピット・キャット、お前はしゃべれないのか?
「なななーい、僕が通訳します、猫になったら猛烈にお腹が空いた、だそうです」
「その前にいうことがあるだろう! なんでこんなことになったんだ?」
といいつつも、鰻パイを折ってやる七である。
「ねい」
「? ほい通訳して」

★かりかり七61
「なななーい、わけわからん、だそうです」
「猫の呪いなんかかかったんじゃないの? なななーいは思い当たることない?」
ききながらジェームズピットの耳をひっぱる七。
「ねいねいねい」
「なななーい、食べてるときはさわんないでよ、だそうです」
「なーい、あの僕……」
白黒ぶちが口をはさんだ。
「ジェームズさんにまたたびジュースを差し上げたんですけど」
「またたび?」
「秘伝のジュースなんですが、猫にはお酒なんです。人間が飲んだ話はきいたことなくて、そのせいかも……」
「ひょえ?」
七、ひげはひっぱるでない。



挿入歌:
またたびジュースを飲んで猫になって踊ろう♪
またたびジュースを飲んで猫になって歌おう♪
なななーい!
なななーい!
猫になってねっむろう♪

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01月30日(月)

起床時刻:04時46分[いま起きた]ボタンで記録されました。

おはようございます
昨日はうっかりハチベエでございました
今朝もやや寝坊気味
いつもの冬より寒いですってば
絶対に
ではなななな


★にやにや七56
「ほらね、ななちゃん」
「な、なんで……」
「え?」
「ジェームズピット! なんでこんな楽しいときにわたしを起こさなかったんだあ?」
「んなこと言ったってななちゃんふにゃふにゃすかぴーで……」
「うううっくやしいくやしいくやしい。もう一晩泊まろう!」
「ええ?」
「なななーい、それはだめです。昨日は旅立ちを見送る宴だったんです。今夜はありません」
「ちぇぇえ」
「ほっ」
しかたないだらう。出かけたまへ。
「じゃあ関空まで一緒にのっておいで」
「なななーい」の合唱。
鰻パイ食べるかな?

★やまやま七57
坂を下りきると嵯峨野、渡月橋をわたって一路関空めざす。
「ところでなななーいたち、名前は?」
「なななーい、ぼくらは人間に名前を付けてもらうまでは名なしなんです」
「へぇ、そりゃあ不便でしょ?」
「いいえ、それでなきゃりっぱな猫にはなれないんです」
「ふうん、猫の世界も大変なんだね、ね、ジェームズ」
「すかー、くかー」
「なななーい、寝てますよ」
「なななーい、夕べ僕らと夜通し遊んでたからだね」
なななーいず、早速膝に脇に胸にのる。
「ん? お、おも……」
「あったかくていいじゃないの、ねぇ」

★いひいひ七58
「じゃあわたしが名前をつけてもいい?」
「なななーい、正体がばれていてはだめなんです」
「そっかあ」
ふうん。そうなのかあ。
「鰻パイ食べる?」
「なななーい、なんですか? それは」
「いっこ開けるから試してごらん」
がさがさ、ぷ~ん。鰻パイの匂い。
「ななちゃん、なんかいいにおいがする……」
起きたな、ジェームズピット。
「起きたならその子たちに鰻パイ開けてあげて」
ジェームズピット、自分の体にのっかった5匹に目を落とした。
「ああ、やっぱり」
「なななーい」
さっき買ったコーヒーものむべし!



注:おなか空いた。でも朝ご飯にうなぎパイはいらんぞ!

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01月29日

起床時刻:07時00分[いま起きた]ボタンで記録されました。

あ、しまった。
でもおやすみなさい。
えへっ。

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01月28日

起床時刻:04時44分[いま起きた]ボタンで記録されました。

さあ行くぞ上野!
パンダだパンダ(違う!)



★たらたら七54
たくましいぞ。我らがアイドル七!
「さあいこう」
「待って! 缶コーヒー買っていこう、あそこに自販機ある! ジェームズはあったかいの、つめたいの、どっち?」
「ちべたいの5本」
「ははは。それだけ飲めば目が覚めるね」
七、端から一種類ずつ買って走る。
「お待ちどう、トランクから鰻パイも出そうっと」
ぱかん。
「なななーい」
こ、この声は! ジェームズピットぱっと助手席から飛び出す。
「あんれえ? なんでにゃんこが5匹も?」
「ななちゃん、それは昨日の五人囃子だ!」
「あはは、まさかあ」

★かちかち七55
「ほんとだよ、えーと、確かこのぶちは太鼓だったから、ほらこの手、タコがこんなに大きいよ」
「ほお、みんなでかいよ。肉球だから」
「じゃあこのクロ、笛吹いてて、口が、口が、がーん! 裂けてる!」
「この口で笛は無理だろうが」
「ななちゃん信じてくれない、くっすうん」
顔を見合わせる五人囃子。
「なななーい」
「なななーい」
なんか相談してる。
「ジェームズ寝ぼけすぎ~」
と、その時5匹の中のトラが言った。
「僕たち修行に出なくてはいけない歳になったんです。どうか遠くへつれていってください」
「!」



作者注:すっぱい小説は携帯で前回の話を上書きしながら書いていたの。これで老眼が進行した?鴨。

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01月27日(金)

起床時刻:04時39分[いま起きた]ボタンで記録されました。

おはようござりまするるるる!
今朝の寒さは尋常ではない!気がする
だやんのフリースだけじゃ足りない!
なんか着よ
今日も8年前の坂道です
7年前ぐらいになったかな?



★すかすか七51
かろうじて立ち上がったジェームズピット。
「すぴぴぴぴ」
立ち上がっても寝てるもよう。
「車まで戻りましょ、ほら目開けてないと転ぶわよ」
「すぴぴぴぴ」
本能で坂道を登るジェームズピット、あわれ。
「おなか空いたわね。鰻パイ食べようかしら。飲物が欲しいわ」
車の所まで戻ってみれば、昨日は気付かなかった、ちょっとした駐車スペースにきちんととめてある。
「あらこんなとこだったかしら、あ、あそこに人が」
「な、な、ななちゃん、猫かも」
目の焦点合ってないぞ、ジェームズピット。
「なに冗談言って」

★ばたばた七52
「おはようございまあす」
いたのは小坊主さん。
「あはようございますう、お早いですね」
「ええ、まあ、あのう、ここはどこでしょう」
「迷われましたか? ここは一本道ですがなあ。栂尾でございますう」
「とがのお?」
「はあ、わたしんとこは高山寺いいますう」
「あっ、あの鳥獣戯画で有名な」
「そうどすう」
夕べのことを思い出し、ジェームズピットは深くうなずくのだった。
「えーと、私たちこれから関空へ向かいたいんですが、どっちへ行けば……」
「そらもう一本道ですからあ、こっちに道なりに下がって」

★ひよひよ七53
「下がる? 坂をくだる?」
「いいええ、下がるんは下がるんですう。坂はくだりますう」
「あにゃあ?」
七禅問答か?
「ありがとうございます。さあ、ななちゃん急ごう」
ジェームズピットようやく目が覚めた。
「じゅうとの約束に間に合うかな、何時なんだろう」
「あら私の時計止まってる」
「ぼくのもだ」
「車に乗ればわかるかな」
「携帯携帯、電源切れてる」
ぴっ!
「6時半だ」
「お寺さんは朝はやいもんだね」
「ぼくらには無理だね」
「わたしは大丈夫よ、どんな環境でも食べていく自信だけはあるのよ」
いっしょにしないでってか?



作者注:おお!坂道が出てきた。そうか、このころ高山寺に行ったんだな。仕事だったときか休暇だったときか? この頃は京都での月一の勉強会に出ていたから。最近行かなくなってごめんなさいA先生。

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01月26日(木)

起床時刻:04時37分[いま起きた]ボタンで記録されました。

おはようございます
夕べはワニ、ではなくて、ぜろぜろサンムーの指令が来て、うっきうっきしたせいか、今朝は久しぶりに目覚ましを鳴らしました
よく寝たんだな
さんちゃん、じゃんぼ! (たぶん9時間後ぐらい)


ではななななな


★はきはき七49
上等な酒を適量飲んで、こころゆくまで眠った満足感を、七は目を閉じたまま楽しんでいた。
「野鳥が鳴いてる~、おふとんあったかあい、もすこし寝てよう」
ぴちぱち、きゃうあ、ひろひろひろ。
「いろんな鳥がいるなあ」
すぴぴぴぴ。
「?」
すぴぴぴぴ。
「なんの鳥?」
七、片目を開ける。さわやかな朝だ。この間一分。
「夢だ。もう一回ちゃんと起きよう」
七、今度は両目を開けた。すぴぴぴぴの主はもちろんジェームズピットだよん。
「なんだあ? ねえジェームズ! なにのんきに寝こけてるのよ。起きて起きて!」

★うきうき七50
「うにゅうみゃんごらあ」
「ちょっと寝とぼけてないでよ、ジェームズってば!」
七よ。ジェームズピットはいましがた寝付いたばかりなんだよ。猫たちはなんたって夜行性だ。5匹の子猫が入れかわり立ちかわりやってきては七のふとんに入ろうとする。ジェームズピットがいなければ、今ごろ猫15匹とこたつ猫だぞ。それもいいけど。
「ななちゃん眠いよお」
「そうか? わたしはすっきりだ。それにしても夕べの人たちはアバウトだなあ、お客にふとんだけ貸して外で野宿させるなんて」
すぴぴぴぴ。
「あ、ジェームズ! 起きなさいってば!」



筆者注:やっと50回? もう50回?
今朝もまた くだらない坂 くだるだす(ねこ)

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01月25日(水)

起床時刻:03時27分[いま起きた]ボタンで記録されました。

昨日の朝は凍った雪道を猫足さしあしで通勤。
今朝も溶けた雪がつるんつるんになっているみたい。
早めに家を出ないとね。

夕べはワニに追いかけられる夢をみた。
リアルで恐かったよ。

余裕のある時間に起きられたので仕事します!
なななな、お休みごめん!
ジンギスカンのお蔭で頭も冴えたよ。

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01月24日(火)

起床時刻:03時16分[いま起きた]ボタンで記録されました。

おはようございます。
今朝は雪が積もっています。
電車が無事走り始めてくれるといいのですが。
今朝はななない物語。
あれ?
どっちもななないになったんだっけ?
なななーい!



〔ボス〕

 きれいな白黒ぶちのお兄さんが教えてくれました。ボスさんがこの公園にやってきた頃、猫おばさんはいませんでした。ベンチでねころんでいるボスさんに最初に気づいたのは人間のちいさな子供だったそうです。

「耳をひっぱられても、しっぽをつかまれても、じっとしていたんだって」

「僕なら小さな子供は見ただけで逃げてしまいます」

「そうだよな、それが普通。でもボスは怒らない」

「怒らない?」

「そう、俺たちがへましたりしても、一度も怒ったことがない」

「でもルールを教えてくれるのでしょ?」

「そう、ボスの頭突きで」

「頭突きですか?」

「そう、こんな風に」

そういうと、ぶち兄さんは頭のてっぺんを僕の脇腹に押し当てて、ぐいっ、ぐいっ、ぐいって三回、押しました。

「こんな風に」

「夕べのボスさんのあご乗せも、考えてみれば……」

「そう、そんな風に。俺たちは言葉にしてしまうから、矛盾だらけの頭でっかちになってる。ボスはそうじゃないんだ。そしてある日、猫おばさんは現れた」

「昨日のあのひとですか?」

「最初のおばさんは別の人だよ。この公園へ夕方かならず散歩に来ていたおばさんが、たまたまボスのいるベンチに座ったんだ。ボスはもちろん逃げなかった」

「それで?」

「おばさんは『あら、なにか食べるものを持っていれば良かったわね』って、ずっと頭をなでてくれたんだ。そして、『明日またくるから、何か持ってきてあげようね』って言って帰って行って、翌日、本当に食べるものを持ってきてくれた。そこからはもう猫おばさんさ。ほかの猫も遠巻きに集まりはじめ、おばさんの持ってくるご飯の量も増えた」

「やさしいおばさんですね」

「そうだよ、そうして猫もおばさんも増えて、入れ替わったり代替わりしたりもして、今の公園になったんだ」

「ある日突然にこういう場所はできあがらない、ですね」

「そうだね」

 僕は自分が言った「突然できあがらない」に気持ちが引っかかりました。そうだ、僕は空飛びねこの話を聞きに池に行かなくちゃ。

「一晩お世話になりました。お話を聞かせてくれてありがとうございます。僕はまだどこに行けばいいかわからないけれど、行かなくちゃいけない、その途中なんです。ボスさんがいないときに出かけてしまってすみませんが、もう行きます」

「ここには残らないんだね。元気でお行き。ボスはたぶんはじめからわかっているさ。君が旅猫だってことは」

 僕のしっぽは池の水鳥を目指して走り出しました。それはそこにひとつ、さよなら、があるのを、忘れるためでもありました。

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01月23日(月)

起床時刻:04時47分[いま起きた]ボタンで記録されました。

おはようございます
夕べは皆様の面白いお話とのりのりの会話を楽しみました
ありがとうございました
なな、お休みです
すみません
ちょおっと咳こむのでぼけっとしています
風邪かなあ
やだなあ
葛根湯葛根湯

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01月22日

起床時刻:07時31分[いま起きた]ボタンで記録されました。

やっとPC立ち上げたよ19時45分。
早起き新年会の裏番組じゃ。(ちがうって)

では「なな」の「ななない」、いよいよ登場だよ。


★ぽこぽこ七47
振り返った車座宴会の人たちは合計10人、桜の下にはお囃子をしている子供が5人だった。
「ようこそ、よそのお方」
最初に声を掛けてくれたのは長老らしきおじい。
「この村によそのお人が見えたのは何年ぶりじゃろか? 子供達はよその人と会うのは初めてじゃもんで、こんなびっくり眼をしとるが、さあさ、遠慮は要りません。ここにお座りなさい。だれか、お酒をお持ちして」
「あ、いえ、僕たちは車で来ているのでお酒はダメなんです」
「あたし飲みたーい、あとの運転よろしくね」
「えええええええええっ」
「なに、もんくあるの?」
「あ、いえ、べつに、あの、その」
「さあどうぞよそのお方」
長老の連れ合いのおばばさまがついでくれる。
「それでは皆様、かんぱーい!」
「かんぱーい!」
ジェームズも子共からジュースをうけとった。
「おいしい、このジュース。なんのジュースですか?」
「ええと、誰が作ったのかな?」
「ぼくです、マタタビのジュースに隠し味のイモリの天日干しが入っています」
「え」
こりゃ吹き出すな、ジェームズピット。まあ子供の言うことだし、笑って堪えた。よしよし、えらいぞ。
「おいし~いよんよん」
七へべれけ。
「わあ、ななちゃん、何杯飲んだの? そんなに酔っぱらって!」
「うにゃあ? いっぱいだあよおん」
「一杯でそんなに……。わあ、駄目だよななちゃん寝たりしちゃあ」
ばったり七。ぐうすかぴー。
「だれか、掛けるものをお持ちしなさい」
これから七とあんな事やこんな事やったりしたりしたかったジェームズピット、泣くな! 泣くんじゃない!

★ねむねむ七48
「なななーい」
変な返事。
変な返事をして子供達が走っていった。
「僕にも下さい、そのお酒」
「車を運転なさるんじゃあ」
「この人を抱えて車まで戻る自信なんてありません。今夜は僕もここで野宿します」
「そうですか、おいだれか、お酒をお持ちして」
「あ、どうも」
ジェームズピット、お酒を手にした。と、その時、
「なななーい」
子供達が布団を抱えて戻ってきた。すかさずジェームズピット、お酒を後ろ手に棄てた。あの七が簡単に酔うなんて、絶対変だ、と、確信。
「よしよし、暖かい布団を持ってきたね、こちらの方に掛けておやり、こらこら、一緒に潜り込むんじゃないよ、布団が十分暖まってからだな……」
「そうか、わかった!」
「なにがじゃな?」
「あなた達の正体は、猫だったんですね」
「ひえええええ、ど、どうしてそれを!」
そこにいた面々は血相を変え、ひとつでんぐり返しをすると、黒やら白やらトラやらブチやらにすがたをかえて、一目散に逃げ出した。
「わああ」
あたりは一陣の風が舞う!
「猫じゃらしを持ってこないでごめんなさーい」
ジェームズピットはパニクって、訳のわからないことを口走っていた。
「はあ、ななちゃん寝てて良かったねの事件だったよ~」
一息ついたかジェームズピット。
「にやり」
なんだ? ジェームズピット。あ、そうか。
「ななちゃ~ん」
お前、七の布団に潜り込む気だな! そうか、それで猫の魂胆も見抜いたんだな。危ない、七の危機だ!
「いっただっきまーす」
「なみゃにゅひょんに、わたしゃねむいんだからあ、冷たい顔突っ込まないでよねえええ」
ぐいいいいいいっ。あわれジェームズピット。
「寝ているななちゃんはきょわいです」
な、泣くな、泣くんじゃない! ジェームズピット。
「ほーっほほほっほー」
「フクロウなんか嫌いだあ!」
やつあたりはやめれ。あしたもがんばれ。明るい月夜の、森の中での出来事でした。

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01月21日

起床時刻:06時09分[いま起きた]ボタンで記録されました。

冷凍庫のお掃除して電源入れてご飯食べて寝てから薬のみ忘れに気づいて起きて飲んで30分待って寝て、起きた。
今日は仕事。猛烈な勢いで素読みをする!(決意表明)
なので「ふたつのなな」はお休みね。

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01月20日(金)

起床時刻:04時35分[いま起きた]ボタンで記録されました。

冷凍庫が開いた!
ばんざあい!
19時現在

********

今日の冷蔵庫
過去にない溶水をみたものの引き出しはがたがた言うだけ
これは根本的に問題がありそう~
水が落ちなくなったら電気屋さんに相談だっ

雪は降っていないよ
これから?

今日もなな
どらさん、読んでね


★うとうと七44
「まだまだ遠いのかな、ななちゃん」
「え? ジェームズ地図見てないの?」
「うん、暗くなったし、下見てると酔いそうだし」
「ひええ」
道は合ってるんだろうか? なんて口にはできない七であった。
「せめてなんか食べるとこないかしらね」
「ななちゃん、さっきからうねうねが百を越えているけど、その間お店どころか人家らしきもの、ひとつもないよ」
「千尋かなあ?」
「え?」
「異次元に入り込んだのよ」
「まっさかあ」
実はそうなのだった、にしちゃお。作者は七の案をちゃっかりいただくのである~。異次元。

★ぱんぱん七45
異次元の案内人いうたらこれでしょう。
「ななちゃんなんか聞こえるよ」
「なあに? 窓開けてみようか」
ぴ~ひゃらら~、ぴ~ひょろり~♪
「お囃子みたいだね、春祭りかしら」
「ななちゃんこの路地、行ってみようよ」
「そうだね、とりあえず食べ物もあるかしれないし、場所もわかるだろうし」
「うん」
「道せまいね、降りて歩こう」
「うん」
お囃子は谷の方から聞こえてくる。
「ななちゃん足元暗いから気をつけて」
「わ」
言ってるそばからこける七。枯れ葉まみれだぞ。
「つかまってななちゃん」
「うん」

★ぶらぶら七46
「なんか、おもっ」
七よ、それはつかまるじゃなくてぶら下がるっちゅうんでないか?
「ぎゅうう」
気持ちはわかったから音まで言わなくてよろしい。かわいそうだがジェームズピット、谷底に突き落としたりしないでね。それで「完」なんてしたら、師匠に破門されちゃうわ。  (注1)
「ななちゃんあかりが見えてきたよ」
「桜祭りのちょうちんみたい」
じゃそうしようっと。
「ゴザにまるくなって、ああお酒飲んでるよ。こんばんは」
ジェームズピットの声に一瞬音がやんだ。一斉に振り返る。七ちょっとこわがる。ふり。ふりだけかあ?



注1 この頃(8年前)師匠といえばつんねえだね。今日のお題は?

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01月19日(木)

起床時刻:04時14分[いま起きた]ボタンで記録されました。

冷蔵庫五日目?六日目?あれ?
今日も開きませんねえ~
昼間家にいないと室温あがらないからだね
下のトレーには水が落ちているんだけれども
今日はすっぱい小説
もうすぐ元祖ななないが出てくる(今日はまだ)



★ちかちか七41
「今夜はって、今日の内にどこまで行くの?」
「そりゃもうあなたの望むところまで」
ジェームズピット、いやらい。あ、いやいやいいんだよ。今押さないでいつ落ちる!
「じゃあね、鯖街道通って嵯峨野に入って、湯豆腐たべよ」
七よ、食べ物から頭離れないのかよ? 色気ださんか! ジェームズピット、日本語がこんなに難しいと感じたことはなかった。しゅうん。
「ななちゃんの食べたいもの、あとなにがあるの?」
「うん、三島さんちのすきやきとか、Hさんちの鯖寿司とか……、ジェームズは?」
やっと気にしてくれたね。

★ぱくぱく七42
「嵯峨野でいいから、ななちゃんと思い出に残る夜を……」
「あっ、トヨタレンタカー発見! とつげーき!」
泣くな! ジェームズピット。夜は長い! って、今何時なの?
「カローラクラスで二日間お願いしまーす」
「はいはい、お客さん。免許証をお借りしますよ。えーと、来年の誕生日まで有効、と」
七、小さな声で、
「おじさん、個人情報声に出して読まないで!」
「おやおやごめんなさい。車の色は何がいいかな?」 「何色があるの?」
「しろ」
「他は?」
「変な色」
「?」
「ぶっついたあと適当に塗装したから」

★うはうは七43
「それって目立ちそう」
「いやですよね」
「ううん、それがいい!」
七瀬は派手好きだったのだ。
「じゃいいんですね、はい鍵」
今乗ってきた車もそういやはでだ、まっかだったわ。
「こちらです」
「わあい、見て見て、ジェームズ」
「わあお、これはもしや」
「もしかしなくてもシマウマ色よ! すてきー!」
ジェームズピット、七の美意識に目が点。
「さあ鯖街道よ」
ぶらぉぉぉぉ! しっかりつかまるジェームズピット。エンジン全開! でも鯖街道は峠道。時間がかかるんだな。杉山をうねうね越えた頃には月夜。




注:鯖寿司について教えて下さったH先生が出ているということは、この年の秋出張が博多だったということかな? 関鯖食べたあとに寿司屋に入って鯖のお話をたくさん聞いたんだ。ご実家が京都の鯖寿司屋さんだったから。そうか、だからだな。すだ!(その通り!酢です)

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01月18日(水)

起床時刻:04時46分[いま起きた]ボタンで記録されました。

今日はななない物語です
冷蔵庫は四日目
下のトレーに水がたまり始めました
頑張れ冷蔵庫!(道さんも応援してくれているし!)



〔夜・4〕

 言葉を話さない猫、それは「超俗」を身につけたものであると、いつか誰かから聞いていました。そして誰もそのような猫を見たことがないとも聞いていました。
 ボスさんと言葉ではない気持ちの交換を、どうやったらいいんだろう、と僕は思いましたが、ボスさんときたら、箱座りした僕の背にあごを乗せると、すやすやすぴーと眠り始めたのでした。
 猫と寄り添って眠るのは僕も久しぶりでした。外がどんなに寒くても、足がどんなに冷たくても、くっついた背中の、ちょうどごろごろいうあたりから、全身を包む朝日のような温かさが、僕の心まで届くのでした。
 言葉ってなんだろう。
 こうして考えているときにも僕は言葉を使っているけれど、ボスさんの気持ちを表現することはできないし、自分自身、どう感じているかをいう言葉すら見つかりません。見つからない? いいえ、そうではないですね。気持ちはどんどん溶けていく氷のかたまりのように、同じ形を保っているわけではない、だから、こうだ、と決定することそのものが虚しいことのような気がするのです。そんなことを考えているうちに、僕は眠りに落ちたようでした。疲れていたのでしょう、夢を見ることはありませんでした。

「ボスさん?」

 僕が目覚めたとき、それは東の空がみかん色にたなびくころでしたが、ボスさんではない数匹の猫が僕の周りにかたまって眠っていました。夜の間に集まったのでしょう。僕はその数よりも、自分がそれに少しも気づかず寝ていたことに驚きました。

「ボスならもう出かけたよ。これからの時間が一番寒いんだから、隙間空けないでじっとしてて」

「おはようございます。すみません」

 そうだ、僕は池の水鳥に話をきかせてもらうんだった、と思いだしたその時、頭の遙か上を飛ぶ水鳥たちがみえました。

「鳥たちはこんなに早く飛びたってしまうのですね」

「うん、鳥にはこの時間帯が一番危険、逆に鳥を狙うなら夜明け前ってことね」

「狩りをされるんですか?」

「まさか。ここにいるのはみんな家猫出身だから、猫おばさんにおとなしく懐いて、食い散らかしたり、悪さをしたりなんてしないわよ」

「野良猫とは違う分類?」

「地域猫、って呼ばれている。その地域で見守る猫たち、ですって。ところであなた新人ね。ここのルールはきいた?」

「いえ、まだです。ここのルールがあるんですね」

「それはそうよ、人間の近くで暮らすのにはコツがあるでしょ」

「なんとなくわかります。僕もおじいさまと暮らしていたときはあれこれしつけてもらいましたから」

「そうそう、それなんで?とか思っちゃだめなの。それはだめなのね、はい。ってな具合でおぼえていくの」

「誰が教えてくれるのですか?」

「ボスよ」

「?」

言葉を使わないで?



著者注:朝から本なんか読んでいたら出遅れてしまいました!これアップしてご飯食べて薬飲んで、いつもの電車に乗らなくちゃ!にゃん!!

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01月17日(火)

起床時刻:04時04分[いま起きた]ボタンで記録されました。

おはようございます
ゼロゼロ七ではじまる朝です
冷蔵庫は三日目に入ります
節電じゃないんだけどな
もちろん今朝も沈黙です


★らんらん七38
「ななちゃん、なんか別のもの探さない?」
笑顔がひきつるジェームズピット。七はくどいがのんきだ。けろけろ。
「なんで? いかにも日本でしょ? ほら見本があるよ、たびよたびよ」
「ひゃあななちゃん、勘弁して!」
これで拷問されたら落ちるな、ジェームズピット。
「塩のききすぎがいやなの? ほら、はちみつ味、あ~ん」
泣く泣く口を開けたジェームズピット、すでに涙目である。しくしく。
「なに泣いてんの、こんなもんで」
「えぐっえぐっ」
七しかたなく自分の口の中へ。
「うん、おいしい。買ってこよう!」

★すぱすぱ七39
「すっぱいものが苦手なスッパイ?じゃのう、哀れな奴」
「ななちゃんにはないの? 苦手なもの」
「う~ん」
この間三分。
「思いつかない」
七の弱点を聞き出せず、うつむくジェームズピット。あきらめなはれ、七の弱点を知っているのは「おかん」だけじゃ。なんたって正確な七の年齢を知ってるもんね。
「それじゃあ関空に向かおうか。エムが非常線はると怖いからどこかでレンタカーを乗り換えようよ」
七、山ほどのうめぼしをトランクにつめつめ。それをジェームズピット横目でちろり。大丈夫だって。それで拷問しないから。
「さっきの小鯛の笹漬け、たべよ」

★あまあま七40
「は~い、あ~ん」
なんてやってみたい七だが、車の中で、しーんとしてて、緊張やあねぇ、どきどき、とてもできないわ。こんな時エムだったら
「は~いダーリン♪」なんてこといっちゃって、うまくやるんだろうな、とか思っているあたり。シャイね。
「ななちゃん、あ~ん」
そうか、こいつはシャイじゃない。どきどきぱっくん!
「おいしい?」
「にゅうにゅいゆう」
七ほっぺた大丈夫?
「おーいしー」
「どれどれ」
「一杯欲しくなるね」
「うーん、きりっとした白ワインだね。今夜はこれでくつろごうね」
わあお。


著者注:つんねの「は~い、あ~んして」はとっくに出ているな。お話も早く逃げなきゃね(出さなきゃね)。これのもと話は8年前に出来ていてる。それなら、一気に出せって?

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01月16日(月)

起床時刻:04時42分[いま起きた]ボタンで記録されました。

冷蔵庫!!にゃん!

いよいよ電源落として、1日目
まだ変化はありませんねえ
寒いからなあ

とけていく 時間のゆるりが 冬温度(何日かかりますかね)
口実に ご飯作らぬ 一週間(おべんと買ってこよ)
ねこだから 三日で勘を 忘れるか?(ご飯作り再開がこわい)
このさいだ お手抜き弁当 もお休み(便乗ねこ)

今日もさむちょび?
あったかくしてでかけようっと

ななないとすっぱい小説はまた明日

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01月15日

起床時刻:03時48分[いま起きた]ボタンで記録されました。

おはようございます
空飛びねこに逢いに行くよ



〔夜・3〕

「飛べなくなるのはどうしてなのですか?」

カミさんは少し考えてから、きちんと僕に向かってまっすぐに座り直していいました。

「よく聞いてね。あなたも飛べるようになると見えるはずだけれど、空飛びねこ同士は実体の背中にも翼を見ることが出来るのよ。私はほかの空飛びねこの背中にある翼は見えても、自分の背中の翼はもう見えないわ。そしてあなたの背中には小さな光が育っていくのが見えている」

「僕の背中に?」

僕とゴマさんはそこに何かあるかのように僕の背中を見てしまいました。カミさんにはここに何が見えているんだろう?

「そうよ。あなたの気持ちが本当なら、しっかりその翼を育てなさい。」

そういうとカミさんは僕の隣に来て、背中をそっと撫でました。ああ、そのあたりに光があるんだなと僕は思い、ゴマさんは相変わらずふしぎそうな顔をして、僕の背中とカミさんの顔をかわるがわる見ていたのでした。

「育てる……。なんとなくですがわかったような気がします」

「そう、よかったわ。その気持ちを忘れないで」

ゴマさんが僕の背中を撫でて言いました。

「俺の背中にはないの? その光」

カミさんはとても柔らかな表情になって、ゴマさんにすり寄って言いました。

「ないわよ、自分でもわかるでしょ? 思いもよらないって」

「そうだな。ところであんたは今夜どこで寝る気だね? なんならどこか案内するぜ」

そういえばほかの猫たちもどこかそれぞれのお気に入りの場所へと移動してしまっていたようでした。ボス猫だけが、寝ているのか起きているのかわからないような表情で、猫おばさんが帰っていった道の脇に座り込んでいました。

「いえ、僕、もう少しよく考えたいので今夜はここで過ごします」

「そうか、じゃあまたな。しばらくこの町にいるといいよ」

そういうとゴマさんとカミさんは連れだってどこかへ消えていきました。僕はしばし、疲れてまとまらない頭のまま、「本当」と「空飛びねことして生きること」の意味を考えることになったのでした。

「ぶな」

「あ、ボスさん。まだここにいてもいいですか?」

「んなあ」

僕はボスさんに鼻キッスをして横に箱座りしてみました。



作者注:だじゃれは脱却できたぞ!

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01月14日

起床時刻:04時28分[いま起きた]ボタンで記録されました。

おはようございます
今日は義父の七七忌で甲府のお寺さんに行って参ります
甲府は寒いよっ
気合いを入れていかないと!

★なかなか七34
「あそこに道の駅があるよ、寄ってみよっ」
七いよいよ食べられるかと期待わくわく。
「海鮮コーナーだよ、ななちゃん。ひものもおいしそうだよ。これなんだろう」
「かますにひらめ、たたみいわしもあるぞ」
「小鯛の笹漬けは? あ、あったあった、ななちゃんこれだよ。ちっちゃい桶に入ってるよ、若狭湾まで行かなくて済みそうだね」
「これを買っていけばいいの? ちょろい任務だね」
「まあまあ、ほんとなら分析しに筑波の機関に持ち込むんだけど今日は先を急ぐからね。宅急便出せるかな?」
「いくつ送るの?」
うんと。

★うまうま七35
「一桶いくらかな、あら二千円だって、こんなにちっちゃいのに」
「大丈夫だよななちゃん、ほら」
あのカードが懐からきらり~ん。
「ななちゃんと食べる分は別にして、すいませんお姉さん」
「はいらっしゃい!」
半世紀前のお姉さん?
「ここにあるの、全部ちょうだい」
「あら嬉しいわね、青い目のお兄さん孫とお見合いなんか……」
「しません!」
七登場。
「ななちゃん、そんな本気にしなくても、お客さん商売の人は上手なだけだよ、ね、おねえさん」
ジェームズピットよ、むかしのおねえさんは残念そうだぞ。

★くたくた七36
「あらやだ、奥さんが一緒だったの。そうよね、こんなに日本語上手なんだからねえ。もう売れちゃってるわよねえ、惜しいこと」
七ちょっといい気分。えへへ、って顔に出てるよ、ほら。
「じゃあ五つ袋に入れてもらって、あとはここへ送ってください」
「はいはい、ありがとう」
「もしかしてあの鰻パイも送った方がいいんじゃないの?」
「ああ、あれはいいんだ。鰻パイは日持ちするからと思ってたくさん買ったんだ。なんで夜のお菓子なのか知りたいし。B国は鰻を食べるから本当のお土産なんだよ」
「いいのかなあ、それで」

★さくさく七37
ふと七はジェームズピットを田舎に連れて帰るところを想像したぞ。
「おかん、彼氏よ」
手には夜のお菓子鰻パイ……。だめだ。イメージが違う! なんか違うものないか? 七瀬視線が泳ぐ、気が遠くなったのかもしれないのお。
「あ。あれだわ、最適おみやだわ、日本だわ!」
福井特産うめぼしさまよ!
「あれ、わたしからジェームズの家の人にお土産にする!」
こんどはジェームズピットがめまいをおぼえた、納豆もこんにゃくもクリアーしたジェームズピット、なぜかうめぼしだけは、涙なしには食べられない。
「ひええ」


筆者注:B国はベルギーを想定って、もうわかってた? ベルギーでウナギのオイル焼きをたべたんだ。エスカルゴのように料理されていておもしろいよ。ニンニクと香草がいっぱい入っていたよ。

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01月13日(金)

起床時刻:04時30分[いま起きた]ボタンで記録されました。

今日は寒! 寒いからサボリ 
小説を(ねこ)
今日は寒! おでこが冷えて 目覚めない(ねこ)

ねこの額が考えてんだから、くだらないのかも?

ってことで、つらつら書きます

電車のなかは温かい幻想
節電なのかな、猛烈に熱いことはなくなったね
東は朝焼け
西は残月
飛行機が飛んでいる

3月の旅を考えてみるんだけど、その前に解決しなきゃいけない期限つきのおしごと
溜め息

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01月12日(木)

起床時刻:04時32分[いま起きた]ボタンで記録されました。

今日もぜろぜろ七
春月展開も気になるぞ!

★さあさあ七30
「パスポートを作ってほしいんだ、明日までに」
「そりゃ急な話だなあ、明後日にせんか?」
「それなら頼まないよ、急ぐんだって」
「わかったわかった、作るからデータを送ってこいや」
「うん、じゃ頼むよ」
ジェームズピット電話を切った。次に取り出したのはボールペン。
「じゃあななちゃん、パスポート用に君のデータをくれるかな」
「エムの捜査網に引っかからないように嘘のデータがいいのかな?」
「いや、まずはホントのことを聞かせてよ。それに手を加えてもらうから」
「うーん、仕方ないな。名前からかな」

★きらきら七31
「名前はいいよ。生年月日は?」
「ジェームズは?」
「え? 僕? 1967年9月9日だよ」
ちっ、負けたぜ、と七瀬は思った。
「わたしは1969年の11月11日よ」
2足しただけじゃんか。嘘はいかんだろ、七。
「本籍地は?」
「大分県」
「大分……と」
「どこに書いてんの?」
「ああ、このペンは平らなとこで書くと、そのままデータになってじゅうのとこに届くんだ。じゃ写真撮るからね」
「ほい、車停めるわ」
「うん」
すかすか。
「?」
「???」
「ブレーキきかない!」
「ええ?」
すかすかすー。

★やいやい七32
「ど、どうしよう?」
「ななちゃんあわてないで。ほらあそこ、登り坂にかかったらシフトをニュートラルに落として」
「やあん出来ない!」
七らしくないセリフだ。
「じゃあ僕がやるから代わって」
よいしょよいしょ、せまいが交代完了。七瀬はボールペンを受け取ると、膝に「訂正、1970年。よろしく」と書いた。なんだ?
「あれ?」
きゅるるるるる、ききっ。
「ななちゃんブレーキなおったよ」
「わあいよかったよかった」
なにしてんだよ七。
「ちょうどいいや、ななちゃん、そのペンでサインしておいてよ」
「ん」

★からから七33
「パスポート用のサインね」
七さらさら書いた。
「これでいいかな?」
「うん、後は写真だね、こっち向いて」
ボールペンにはカメラも付いているらしい。
“はい、ちーず”
「携帯みたいだね、シャッター音付きだ」
「確認のためにね。じゃあ出かけようか。運転する?」
「うんするする」
福井は峠の向こうだぞ。エムも家を出ているんだからね。はらはら。
「あー、看板出てる。小鯛の笹漬けだって」
酢漬けだっ。
「ななちゃん、若狭湾まで行かなくても売ってたら買うといいね。そしたら早く空港に向かえるし」
買うだけだったら全国のスーパー・デパートで購入できます。では?
エム、たしかに経費の無駄遣い?かもよん。

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01月11日(水)

起床時刻:04時00分[いま起きた]ボタンで記録されました。

ひさびさですね、ぜろぜろ七
え~と、どこからかな?


★とびとび七26
「それじゃあななちゃん、いいんだね」
「うん、おいしい国へ連れていってね」
「B国はおいしいよ」
やっぱり。ジェームズピットは七を食べる気だ~! 七あやうし?! あれ、またとないチャンスかな。うし。
「途中で他の国も寄ろうよ」
のんきやなあ七、すたこら逃げろよ。愛の逃避行なんだからさ。
「北京によってピータン豆腐食べたいの」
「えっ? ぺ、北京によるのって、まじ?」
「なんか不都合でも?」
「やっ、まっ、つぁっしょい」
「なあに? だめ?」
「行きます、行こう。むむむ」
なんだろう?この反応。

★ふらふら七27
「まずは福井を、いや小鯛の笹漬けを攻略だ」
七ふたたびハンドル握る、手に汗握る、一路若狭湾へ。
でさ、小鯛の笹漬け。おいしいよ。七に食べさせないと。ピットと七は琵琶湖の東を北上中。
「エムのバス、いつ着くだろうね」
「たぶんまず昼寝をして体力温存したら、夜行の高速バスでもって、福井に朝九時着ってとこかな」
「それなら今日はまだ大丈夫だよね、そんなにスピードあげないで少しゆっくり行こうよ」
七はあわててるんじゃないけどな。

★ぶんぶん七28
「あっまーい! 相手はエムなのよ。大事なのは余裕よ。さっさとかたづけて逃げるのよ」
「あい」
そうだ七。最初が肝心だ。きっちり尻の下にひきなさいね。いよっ大和撫子!
「それが大和撫子なの?」
こらジェームズピット、作者に話しかけるんじゃない! 実は作者がなにも筋を考えてないのがばれるじゃんか!
「北京によってピータン豆腐食べるなら、関西空港……、わっ、パスポートどうしよう」
「急いで作らせよう、えーと、B国の工作員はどこにいるのかな」
ジェームズピット、ライターを取り出す。
「この車は禁煙だよ」
「ななちゃん、これ電話」
それって変だーそん。

★てくてく七29
「もしもし、じゅう? おれおれ、いまどこ?」
「おれおれ詐欺か? 名乗りなさい!」
「ジェームズピットだよ」
「おおそうか。わたしはまたジェームズピットかと思ったよ、はっはっはっ」
「で、どこにいるのさ?」
「わたしは今駅だ」
「どこの?」
「京都じゃ」
「なんで?」
「すだ」
またかよ。
「は?」
「酢だよ」
はいはい、わかってるよ~。なんちゅう調査だ。
「鯖寿司の酢をだな……」
「わかった。わかったからちょっと聞いてよ。急いで頼みたいことがあるんだ」
「出前はしちょらんぞ」
「ちがわい」


作者注:にゃんにゃん! 京都の鯖寿司ってどうしておにぎりみたいに大きいの? 鯖街道、北山杉、あ、そろそろ花粉症の季節だね。今年は誰がデビューするかな? ねこはまだです。

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01月10日(火)

起床時刻:03時50分[いま起きた]ボタンで記録されました。

おはようななない
今朝も空飛びねこのお話だよ


〔夜・2〕

「ボス以外は話を聞けるよ、一番の物知りはカミさんかな」

「神様のカミですか?」

「いや、紙と鉛筆、のカミだって。真っ白だから、だってさ」

「真っ白のカミさん、こんばんは」

「はい、新入りさん。こんばんは」

「僕は空飛びねこのことを知りたいんです。なにかご存知ないですか?」

カミさんはちょっと困った顔をして言いました。

「空飛びねこについて知りたいの? そう、じゃあ教えてあげる。私の母親が空飛びねこだったの。でもそれはいい思い出ではないわね」

「どうしてですか?」

「体から抜け出して飛びたって、そのまま帰ってこなかったのよ」

「帰ってこない? そうしたらどうなるのですか?」

「どうもなにも、ぴったり三日後に死んだの」

「え?」

「魂がないままでは生きられないのよ、私たちは」

「では飛んでいたはずのお母様はどうされたのですか?」

「体が死んだときに消えたんだろうと思うの、後になって気づいたんだけれどね」

「そんなことが……」

「母はわざと帰ってこなかったんだと思うのよ。もう子供達も十分大きくなっていたし、いつも故郷の山に帰って眠りたいって言っていたから」

「たくさん考えてされたことだったのですね」

「残された方は捨てられたような気分だったけどね。あなたは空飛びねこの何を知りたいの?」

「僕は空飛びねこになりたいんです」

「あら、まだなっていない空飛びねこを見るのは初めてだわ。あ、ごめんなさい。意地悪言って。あなたにもなれるわよ、本当になりたいと思っていれば」

「え?」

「本当に、が大事なのよ。本当のふりや、かっこだけじゃ、なれないのよ」

「本当……」

「そう、嘘がないってこと。その心を持ちながら、たくさんの風景に触れて、記憶して、いつでも心の中でよみがえらせることが出来るくらいにためこんでいくのよ。そうしているうちに、風景に引き寄せられるように体が舞い上がるわ」

「へえ、詳しいね」

と、ゴマさんが口を挟みました。

「まるで空飛びねこだったみたいだ」

「そうよ。でも飛ぶのはやめたの」

「知らなかったな。初めて聞いたよ。でもなぜ?」

「私の子供はまだ小さいわ。それにもっともっと子供を産みたいの」

僕は、お母さんが強く優しかったのをカミさんに重ねて、思わずすり寄りました。するとごまさんに、

「こらこら、俺のカミさんにさわるんじゃないよ」

「カミさんはあなたのカミさんだったのですか?」

「そうなの。だから離れて離れて。はいはい。それより俺は初めて聞いた。君は空飛びねこだったの? またいつか、お母さんのように飛んで行ってしまう気かい?」

「私は空飛びねこにはならないわ。故郷はここですもの。心にたくわえた風景もみんな薄れてしまったし、なにより本気でなりたいと思う暇が今はもうないわね」

「またいつかそう思うかもしれないじゃないか」

「もう無理なんだってば。一度なったらいつまでも飛べるということでもないのよ」



作者注:だじゃれが出てきてしまった~。軌道修正せねば!

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01月09日(月)

起床時刻:04時08分[いま起きた]ボタンで記録されました。

おはようななない
晩ご飯を食べに行くよ


〔夜・1〕

 橋を渡り、お稲荷さんを確認し、僕は明日の朝、またここに来ることを念じて、そっとそこを離れました。水鳥たちは池の縁にかたまって、ゆらゆらゆれながら眠っていました。
 草むらを抜けたとき、まるで思い出したかのように、家あかりが僕を優しく招くようにあらわれました。どこかに少しだけ暖かいところはないかしら、と、僕は思いました。

「見ない顔だな。新入りか?」

「あ、こんばんは。ここはあなたのテリトリー? 入り込んでごめんなさい」

「別に構わないって。この辺はいろんなやつが入れ替わり立ち替わりやってくるから、みんな気にしやしないよ」

「猫の集会があるところなのですか?」

「いや、捨て猫が絶えないんだよ。あの稲荷のところにさ、段ボール箱が置かれていたら、まずは猫、それから犬だろ? ひよこがいっぱいってこともあったな」

「捨て猫、ですか」

「そういう俺も、あの稲荷のところで拾われて今の家がある身だけどね。あんたもこの辺に落ち着こうって考えてる?」

「僕は太陽が沈んだ方角から、ひたすら太陽の昇る方角をめざして走ってきたんです。明日の朝、池の鳥さん達から話をきけたら、教えてくれる場所に向かって出発します」

「えらく具体的だね。しかし鳥たちがあんたの話をきいてくれるかねえ。俺たちは毛嫌いされているからねえ」

「そうだ、あなたは知っていますか? 空飛びねこを」

「はあ?」

「実体のない、翼を持つねこです」

「幽霊なら見るけどなあ、それで猫が飛ぶっての? 見たことないねえ」

僕だって空飛びねこがいることを知ったばかりです。みんながみんな知っているはずもない、ということに、やっと気づきました。

「なんだ、しゅんとしちゃったな。よし、ちょっとついてこいよ」

先に歩き出すその背中を見て、僕ははじめてそのねこが、大きくて、武勇伝の多そうな傷を持つ、頼ってしまいたいような風格の持ち主であることを理解しました。

「この先に、いつも野良猫に餌やりしているおばさん達のくる公園があるんだ。そこには毎晩5、6匹は野良がいるから、あんた、やつらにきいてみたらいいよ」

「にゃ」

「餌やりの時間はもう始まっているかもしれないな。あんた、お腹は空いてない?」

「すこし」

「じゃあ、ちょうどいいかもな」

「すみません、お世話になります」

住宅の塀の上を器用に抜けながら、おにいさんは時々僕を振り返り、問題ないかと気にかけている風でした。もしかして僕に兄弟がいて、お兄ちゃんがいたらこんなかしら、と、考えていました。

「あらまあ、ゴマちゃんじゃないの、お友達を連れてきたの?」

「にゃああん」

「はいはい、今用意するからね」

その公園には遠巻きにする猫が数匹と、まとわりつく猫に注意しながらいいにおいのする缶詰を開けているおばさんが、素敵な空気を一緒に味わっていました。

「僕も仲間に入れてもらっていいのですか?」

「大丈夫だろ? なあボス」

「ぶなあ」

「ボスは鳴くだけだから話は聞けないが、あいつのお蔭でこの界隈は猫同士のトラブルは起きたことないんだよ。すごいだろ?」

「あのひとは?」

「猫おばさん、といわれる人だよ。見たことないかい?」

「はい、優しい方なんですね」

「うん、自分の家にも3匹いるんだぜ」
 
「そこの新入りさん、別のお皿であげようね」

猫おばさんは僕の前に、缶から出したばかりのいいにおいがするごはんを置いてくれました。僕はおいしいの言葉の代わりに、たぶんうなりながら、一気にお皿を空にしました。

「何がすこしだよ、腹ぺこじゃあないか。ははは」

「食べだしたら夢中になってしまいました。おいしかったです、ごちそうさま」

「まあきれいに食べたわね」

猫おばさんは空のお皿を集めて、その辺りをひとまわりお掃除して、足下にまつわりつく猫を踏まないように注意しながら、

「じゃあね」

といって、帰って行きました。

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01月08日

起床時刻:06時12分[いま起きた]ボタンで記録されました。

おっはようございます。今起きました。パソコンが。
午後5時30分です。
今夜は清盛様が始まるので楽しみ。
時代考証を担当されている方がすごく力入れているそうな。
それも楽しみ。
なので今日はおさぼりしてごめんなさい。

ちなみに家政婦のなんたら、私もみたことないでっす。
ここの話題じゃなかったっけ?

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01月07日

起床時刻:03時19分[いま起きた]ボタンで記録されました。

おはようございます
今朝は過去のななない物語に小見出しを付けてみました
ねこの創作のヒント、公開します

朝起きてPC立ち上がって、さて、ななない物語はまだ何もありません
まず小見出しにあるようなテーマを考えます
旅の道行きに出てくるもの、そうだ、次は〔池〕だな、という風に

もちろん、初めから書きたい世界が決まっている場合もあります
おじいさま・クロちゃん・若者(みんなモデルは実在)などがそう
どう表現するかを考えると自然とみんながしゃべりはじめ、物語になります

テーマから入るときは展開は未定で、自分では全体を構想するわけでなく、書いては戻り、消しては考え、そうしている内に「川べりにころが」出てきたりします
あれ、悲しい話になっちゃった、というわけ

これってその時の自分の心が仮の形をもって顕れるものかもしれない、とか思ったりしますが、どうしてこういう物語に展開していくのかは、謎です
ヒントじゃないじゃん

朝起きての短い時間は神秘的です
頭がまっさらだしすぐに集中できます
もしかして書いているときは正体がないかもしれません
自分じゃ見えないな
もしかして背中に羽が生えて空飛びねこになっている?
なあんてね
ねこの幸せなひとりごとを読んで下さってありがとうございます

今日は日曜出勤
明日休んであさっても日曜出勤
忙しいときほど頭が動き、筆も進む、これいかに?
にゃん

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01月06日(金)

起床時刻:04時10分[いま起きた]ボタンで記録されました。

おはようななない
今日はちょっと悲しいお話

ななない物語

〔川〕

 橋のてまえで僕は立ち止まり、うしろをふりかえりました。
 いつもそうしているんです。
 僕にとって、橋を渡るたびに世界が変わります。今までいた世界にさよならする、そんなくせが僕にはあるんだなと思います。
 川の水が向こう側のにおいを流して行ってしまって、もうもとの道を辿れなくなるんです。自分の結界を持っている猫は、だからきっと橋は渡らない。川べりにもめったに近づかないはずです。

 10日ほど前のとても寒い日でした。僕は川べりにうずくまる猫にであいました。角から2件目の二階屋に住んでいるみかんさんです。

「おじさん、こんにちは。ひなたぼっこですか?」

「うん、そう。はああ」

「ここはもうすぐ寒くなりますけどお帰りにならないのですか?」

「うん? そうね。はああ」

よくみると、おじさんの茶虎の毛並みはいつもより白いように思われました。

「どこかお悪いんですか? すこし痩せられたのでは?」

「いや、歳なんだよ。もうそろそろ向こう岸に行こうかと思ってね」

「向こう岸へ? 戻れなくなるかもしれないという向こう岸へ? どうしてですか?」

「その向こう岸じゃなくて、ううんと、若い君には説明が難しいな。つまり寿命が近いということなんだが……」

「おじさん、死んでしまうの?」

「もうそれが近いと感じているんだ。橋を渡ってしまえば死に場所を見つけるだけなんだが、なかなか思い切れなくてね、ここでうずくまっている内にうとうとしてしまった」

「おうちに帰ろうよ」

「おいおい、俺はごめんだよ。ご主人達の悲しそうな顔を見ながら死ねというのかい? 俺の主義じゃあないね。だいたい飼い主不孝というものだろう?」

「考えたことがありませんでした。僕ならどうするだろう?」

「まだ先は長いんだ、君はもっと考えて悩むといいよ。俺はもう少しここで考えて、一度戻るか向こう岸に渡るか、日が落ちるまでに決めるさ」

「ここにいてはいけませんか?」

「わるいね、一人にしておくれ。お願いだ」

 僕はお別れに鼻キッスをしてその場を離れました。土手にあがると向こうからみかんさんを探すおばさんが見えました。

「みかんさん、ごめんなさい。僕はそれは悲しいと思います」

 僕はみかんさんのおばさんに聞こえるように、思い切り大きな声で、でも短く、鳴きました。みかんさんのマネです。そうしておいて、一目散に駆け出しました。

「みかんさん、ごめんなさい、ごめんなさい」

 小さく鳴きながら僕はおじいさまの座布団をめざしていました。
 みかんさんはどうしたろう?



「みかんさん」の本当の名前は「ころ」といいました
川べりで発見された彼は家に連れ帰られ、数日ののちに、有給休暇を取って一緒にいた私のひざで、明け方に息を引き取りました
川べりで静かに逝きたかった?
ごめんね

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01月05日(木)

起床時刻:04時41分[いま起きた]ボタンで記録されました。

ねもい
さもい

さて、くだらない方の坂もくだることにしましょう
わらってね


★へらへら七瀬22
「またかけるからね」
ピピッ。
ジェームズピットはフリーズしている。
「においが届くわけないじゃん、エムはいつでも応答がないとそういうのよ。さあさあ、ジェームズもたんとおあがり」
いや、だからジェームズピットのおごりだってば。
「ひゃあ、一年分位食べたかしら」
七ってば、ひっくりかえりそうな満腹。それにひきかえジェームズピットはちゅわんと腹八分目、えらい! 尊敬!
「ふ~、しばらく運転は無理ね」
「そうだね、ななちゃん。少し休んでいかないと」
どこで? どこで? わくわくする作者。

★けろけろ七23
休んでいくったってねえ、みなさんの期待にそえるような場所、あるかいな?
「あにいうちょんの、エムに連絡入れなきゃ大変よ」
「こわいの」
「答えるのがこわい」
作者もこわい。七携帯を取り出し、ぴぴ。
「はあい、エムです~」
また名乗ってるよ。
「もしもし、ゼロゼロ七です。先ほどは失礼しました」
「そうそう、蟹でも食べてるのかと思っちゃった」
「ピンポーン」
「ななちゃんまずいよホントのこと言っちゃ」
「嘘がばれた時の方がこわいんだってば」
「やっぱり蟹だったのね。そこに誰かいるの?」
いる。

★ちらちら七24
「いません」
「ななちゃん、嘘はまずいんじゃないの?」
「くんくん、におうわよ。なんの匂いなの?」
「えっ、やっぱりわかるんだ!キューの作品かな?」
「その言い方からすると同業者ね、名前は?」
「わあ、ななちゃん助けてよ」
「え、いやあ彼は蟹屋の店員でしてー」
「なにすっとぼけとんねん! いいわ、目的地はわかってるんだから、いまから私も向かうからね! 経費の無駄遣いは許さないわよ!」
なんちゃって、エムも蟹を食べたくなったんだね?
「つーつーつん」
「切れちゃった。どひぇ~!」
七よろける。

★すたすた七25
「エムは何で来るの? 飛行機? ヘリ?」
「いままでの経験からすると高速バスかな」
「……」
「ゆっくり考えよう」
「ななちゃん、小鯛のささ漬けの調査したら、一緒に逃げよう!」
「ええ? 私の指令は?」
「エムが来るなら大丈夫だよ。うーん、どこに逃げようか」
「食べ物のおいしいところでないといやよ」
「うん」
「それから寒いとこもいやよ」
「うん」
「そうだ、カバハム食べられる所ってどこなの?」
「人からもらったからなあ、どこなのかな」
「よし、それを探る旅にでよう」
それだけはやめれ。


いよいよエムがセバスチャンの背中にのって、高速バスでやってくる!
ってわけで、エムさん、参加宜しくね

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01月04日(水)

起床時刻:04時07分[いま起きた]ボタンで記録されました。

 おはようございます
 通常に戻るからにはななないから始めないとね

ななない物語

〔木〕

 夜の竹林を抜けて、雑木林に入ろうとするときでした。

「ほーほ。ほーほ。おや、猫じゃないか。ほー」

「あなたは誰?」

 僕は足をとめて、声のしたほうを見上げました。大きな木の上からです。猫のようで猫でない、ふしぎなお顔がこちらを見下ろしていました。

「わしはフクロウ」

「あなたも夜でも周りがよく見えるのですか?」

「見えるよ」

 もしかしたら「フクロウ」という空飛びねこなのかもしれない、僕はそう思いました。

「あなたは空飛びねこですか?」

「ほーほ、君はフクロウを見るのは初めてかい? 家で飼われていたんだな。ワシはもともと鳥だから、羽もほら、こんなに大きいぞ。それより、よく空飛びねこを知っているね、ほーう」

フクロウさんは大きく翼をひろげて見せてくれました。じっとしていたときの五倍も大きく見えます。その大きさにびっくりした僕のしっぽの先は、ぽふぽふにふくらみ、思わず体もすくんでしまいました。

「おやごめんよ、驚かすつもりじゃなかったんだが、まあよくご覧。鳥の翼は体の重さを持ち上げるからこんだけの大きさを必要とするのじゃ」

「にゃん」

僕は少し落ち着きはしたものの、しっぽの先はなかなか元に戻らず、それがフクロウさんに失礼なのではないかと、そっと前足の後ろにまわして隠してみたりしたのでした。

「空飛びねこに会ったのかい? ほう」

「はい」

「翼はこんなには大きくなかっただろう? あいつらには実体がないからな。最初はそれがわからないから、縄張りに入り込んだ空飛びねこに襲いかかろうとして、体を突き抜けたことが何度かあったよ。ほーほほ」

「空飛びねこはたくさんいるのですか?」

「さあ、どうかな。ワシが知っているのは三匹じゃ。ワシの縄張りに入り込むのは、この先の農家で生まれたチビどもが、生まれた場所を見に来る時だけだからな」

僕は走りながら考えていたことをフクロウさんにききました。

「だれでも空飛びねこになれるのですか?」

「フクロウにそんなこときかれてもなあ、ほーほ。でも時折ここに迷い込む普通の猫どもはただの猫だな、おまえさんみたいに喋りかけたりしないし、まして空飛びねこなんか見たこともないんじゃないかな。ほーほ」

「空飛びねこが見えないただの猫?」

「くわしいこた知らんが、猫にも種類があるらしいぞ」

「種類?」

「先祖に修行を積んだ血が入っていれば空飛びねこになれるし、入っていなければただの猫だな。たぶん」

「だれがそれを知っているのですか? 僕、知りたいんです。どうすればいいか」

「そりゃ空飛びねこに会うしかないだろう? ほーほ。このあたりじゃさっき話した三匹ぐらいで、それも母親猫がいなくなってからは滅多に来なくなったから、もっと空飛びねこが集まるところに行きたまえよ」

「空飛びねこが集まるところ? 空飛びねこも集会をするのですか?」

僕は目を輝かせていたと思います。フクロウさんに失礼なしっぽの先をふりあげて、フクロウさんのいる木に爪をかけました。

「こらこら、登ってきたら降りられなくなるぞ。前にそんな普通の猫がいてな、丸一日降りられなかった。そのうちうっかり枝先から落ちて、無事に逃げ帰って行ったがな。はーはっは、いやほーほ」

「空飛びねこの集会に行きたいです」

「そうか、うーむ、じゃあもっと縄張りの広いやつを紹介するから、彼のところに行くがいい。あの橋を渡ってまっすぐ行くと古いお稲荷さんがある。そのお稲荷さんの裏はちいさな池があってな、そこに今なら渡り鳥がいるはずじゃ。遠い空を旅する奴らじゃ、何か知っているかもしれんよ」

僕はもういてもたってもいられなくなりました。

「フクロウさん、ありがとうございました。今からそこへ行ってみます」

「渡り鳥は夜行性じゃないからな、夜が明けて明るくなってから、驚かさないように声をかけながら近づくんだぞ。飛び立ってしまったらそのままどこかに行ってしまうからな。さあ気をつけておゆき。ほーほほほ」

「はい、僕……、僕、もしも空飛びねこになれたら、きっとフクロウさんに会いに来ます。それまでどうかお元気で。さようなら」

「さよなら、気長に待っているよ。ほーほ」

 空飛びねこの集会。
 僕の足取りは一つの目的ができたことで、とても軽くなったのでした。



今年最初のななないだよ
皆さんの足取りも軽くなりますように

ねこのり拜

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01月03日(火)

起床時刻:06時59分[いま起きた]ボタンで記録されました。

こんばんは
明日から人間に(ねこに?)戻ります
にゃん

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01月02日(月)

起床時刻:07時52分[いま起きた]ボタンで記録されました。

おそようございます
今日は頭痛がひどくて起きられませんでした
二日酔いじゃないよ
貧血だな
昨日は立ちくらみしてたし
くすりのまにゃいかんから起きた

初夢は仕事していました
いま担当している叢書の元締めと、原稿集まらないこの後の巻の代表者に号令かけよう、と、相談している夢
これって年末に元締めとメールで相談した内容のだめ押しじゃあありませんか
ちなみに出勤初日の1月5日から、元締めに会いに行くことになっています
5日から通常に授業があるってすごい!
つんねえもそう?
どらさまもそう?
そのあとはトウブンケンに別の先生の校正もらいにハシゴ
それまでに貧血おさまってくれないとな

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01月01日

起床時刻:04時43分[いま起きた]ボタンで記録されました。

今日の軸は、百谷さんの梅園図。
異民族の子供達が後で異国の音楽を聴かせてくれるんだ。
和靖の表情がやわらか。

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