20190210 <<前日 | 翌日>>

起床時刻: 08時00分

今日の気分(本文)

今日は午前中からずっと写真を見ながら絵を描いていた。
なんで絵を描くのはこんなに飽きないんだろう。
すごく下手くそなのに、何が楽しいんだろう。
自分でも不思議である。

不思議といえば、実家に帰ったときに、何十年かぶりにピアノを弾いた。
そうしたらなかなか楽しかったのである。
ピアノが上手だからではない。何しろ「猫ふんじゃった」ですら最初の2小節しか弾けなかったんだから。認知症か!ってくらいにすっかり忘れているんである。
私はピアノは幼稚園前から高校1年くらいまで習っていたのだけれど、「猫ふんじゃった」以外の暗譜していたはずの曲もぜーんぶ、きれいさっぱり忘れていた。どれもこれも最初の2小節くらいしか弾けない。子どものころに身につけたことは体が覚えているというけれど、そんなことは嘘だということが判明した。
それはともかく、私は「長年ピアノを習ってまったく上達しなかったで賞」という賞があれば間違いなく受賞できると思われるほど、ピアノが上達せず、ピアノがドヘタクソで、ピアノの才能がなく、ピアノに向いていないし、ピアノを習って得たことは劣等感だけと言い切れるのだが、その天敵であるピアノをたどたどしく弾いたらなかなか楽しかったのである。ちなみにピアノは長年弾いていなかったせいで完全に調律が狂っていて、音に敏感な人なら叫びだしたくなるくらい調子っぱずれでもあった。タケモトピアノでも買い取ってくれないであろう。

どういうことなんだろうか。我ながら謎である。
トシをとって求めるレベルが低くなってきているのかもしれないなあ。
若い頃は周囲も自分自身も、自分に対して期待が何かと高い。難しい曲をすらすら弾けなきゃダメだみたいな思い込みがあるけれど、テレビでたまに健康ご長寿がでてくるが、百歳なら「咲いた~、咲いた~、チューリップの花が~」が弾けただけでも「すごいですね!おばあちゃん!」と褒められるのである。
それ以外でもトシをとると絵手紙とかをやたら出すようになるが(私もこの間伯母に絵手紙を出したのである)、それも昔なら「こんなに下手なんだから恥ずかしい、絶対に人に見せられない」と思って出せなかっただろうが、トシをとると、絵手紙を描くという意欲があるだけでも「元気でエライ!」「趣味があってイキイキしててエライ!」という風になる。恥ずかしくなんかないんである。イキイキ生きてるんだから!まぁそういう領域に近づいているような気はするなあ。