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起床時刻推移グラフ

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02月29日(月)

起床時刻:08時30分

中央公論社『現代の詩人5 石垣りん』を図書館でかりてきた。
例のシジミの詩くらいしか知らなかったのだが、彼女は両親に加えて「職のない弟と知能のおくれた義弟」を支え、今はなきIBJでずっと働いていたそうだ。大勢を一人で養わなければならず貧乏だったらしい(その名も「貧乏」というタイトルの詩がある。興銀なら給料はすごく良さそうだが、中卒ならぬ小卒の事務員さんだとそんなことはないのか)。狭いぼろ家に職のない家族がごじゃごじゃいて、「うっぜーーー!!!」感がヒシヒシと伝わってくるw

「弟ふたりを加えて一家五人
そこにひとつのきんかくし
私はこのごろ
その上にこごむことを恥じるのだ
いやだ、いやだ、この家はいやだ」(「きんかくし」)

「日本の家は屋根が低い
貧しい家ほど余計に低い、
その屋根の低さが
私の背中にのしかかる。」(「屋根」)

「この家
私をいらだたせ
私の顔をそむけさせる
この、愛というもののいやらしさ、
鼻をつまみながら
古い日本の家々にある
悪臭ふんぷんとした便所に行くのいがいやになる」(「家」)

教科書に絶対載らないようなネガティブな詩が色々あって私としては「これがリアル『ALWAYS 三丁目の夕日』か」と興味深いが、しかし、今時の「勝ち組」(とそのワナビー)がこれらの詩を読んだらただの愚痴と切り捨てそうだわねぇ。家にとどまったのは誰に強制されたわけでもない、自らの意志で選んだことなのにグチグチ言ってんじゃないよ、と。

ブンガクと愚痴の違いはなんぞや?
百人一首なんかもかなりの割合がただの愚痴と思われそうだしなぁ。今時の勝ち組ワナビーには「ネガティブ菌がうつる」と嫌われるような内容が多すぎる。これを全部ポジティブに変えたらどうなるんだろう。
百人一首最後から二番目の後鳥羽院の「人もをし人も恨めしあぢきなく世を思ふゆゑにもの思ふ身は」なんかもう、すごい恨み節だもんな。これをポジティブにかえるって難しいが「人もをし人も恨めしあぢきなく思った自分に今日はサヨナラ!」こんな感じ?
これに続くいちばん最後の歌は「百敷や古き軒端のしのぶにもなほあまりある昔なりけり」も後ろ向きだから「百敷や古き軒端のしのぶにもいい経験だと前向きになる!」なんてどう?
この「ポジティブ百人一首」なら奴らにも受け入れられて、ひょっとしたら日めくりカレンダーになって売れるかもしれない!

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02月28日

起床時刻:10時30分

今日は某所に出かけて、ものすごく疲れた。
疲れたときの癒し、それは本屋。
本を買ったついでに、『賢く「言い返す」技術: 人に強くなるコミュニケーション』(片田珠美)という本を、タイトルに惹かれて手に取った。賢く言い返せるようになりたい!人に強くなりたい!から。

本書は他人を攻撃する迷惑な8タイプをまず呈示する。
読んでいると、ワタクシ攻撃的な8タイプのうち、2タイプに合致する。「羨望」タイプ(嫌味を言うタイプで、嫉妬心が強く、人間関係に序列をつけたがる。最近はやりのマウンティング女子はこれ)と「悲劇のヒロイン」タイプ(説明不要ですね。いつも愚痴ってるかまってちゃん)。やばくね?だって、私の周りの人が私に「言い返したい!!」「はた迷惑!!」と思ってるってことになる。

うーむ。川柳風にいうと「嫌なやつ話をよく聞きゃ自分なり」みたいな?
「迷惑とわめくあなたが大迷惑」みたいな?

いやでもさ、と弁解するとですね、まず「悲劇のヒロイン」性のほうですがね(私はこちらの成分のほうが多いので)、「悲劇」を「悲劇のヒロイン」(笑)と矮小化していませんか?ということなんですよ。まぁ確かに悲劇にはランクがあって(出た!マウンティング女子!)、戦争に巻き込まれるとか不治の病とかいうのは掛け値なしの悲劇だから、もし延々と嘆いても「悲劇のヒロイン」(笑)と嗤われない。一方で私が嘆く内容は「老化」や「自分のバカさ加減」なので、悲劇ランクは足の小指を箪笥の角にぶつけたのと同程度にみなされ、「いつまでも、グチグチいってんじゃないわよ!はた迷惑なんだよ!」と思われるわけだ。

ま、その自覚があるから人に言わずここに垂れ流しているのだが、しかしですね、最近の世の中は、ネガティブな印象を他人に与えることを恐れるあまり、必要以上に愚痴を封印してはいないか?と思うのだ。そもそも愚痴ではなく、社会の在り方にかかわる問題提起である(世の中、あまりに若さを偏重してはいまいか?)、と捉えることも可能ではなかろうか?

―はい、可能ではありませんね。

本書を読んで私は大いに反省して、「絶対に余計なことを人に言わないようにしよう!!」とかたく誓ったのでありました。基本、自分から何か発言しない、常にお口にチャック!!!
ここで吐き出すのはよしとしても、人には絶対に嫌味を言わない、愚痴らないようにしよう。言いたくなっても絶対に言わないこと!!!言ったってあとで後悔するだけなんだから。沈黙をおそれないこと。くだらないことを言って沈黙をうめるより、きまずい沈黙のほうがずっとましなのだから。基本的に人に嫌われるタイプであることを自覚して、空気のように存在を消すようにしよう。

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02月27日

起床時刻:09時00分

夫は朝から外出。
昨日に引き続き、便秘解消を意識したひとりの朝ごはん(ブランチ)。押し麦入りご飯、納豆、里芋とヤリイカの煮物、紫キャベツとヤリイカのマリネ。そう、遅い時間だったからお高いヤリイカが半額だったんだよねw。三杯で300円だった。食物繊維足りてるんだろうか。起き抜けに水を1杯、ミントティー2杯。

お昼は朝の紫キャベツとヤリイカのマリネの残りにエクストラバージンオリーブオイルをたっぷりかけて(そういやエクストラバージンオリーブオイルも産地偽装どころか、油偽装も常習的に行われている疑惑まみれの食品なのであった)、昨日のワカメスープの残り少々。それとアップルパイ、チョコパイ(明らかに健康によくなさそうだがwリンゴにはペクチン(水溶性食物繊維)が含まれているし、チョコにはカカオ・ポリフェノールが含まれているしね!)、バナナとヨーグルト、カフェオレ2杯。

夕飯はキャベツとベーコンのパスタ、ポテトサラダ。

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02月26日(金)

起床時刻:08時00分

鬱屈した一週間だった。疲れた一週間だった。
救いは『鳥の不思議な生活』(ノア・ストリッカー/築地書館)で、実に癒された。
『鳥の不思議な生活』の最終章は「アホウドリの愛は本物か」。
この章を読んだら誰もがアホウドリに魅せられるだろう。
本書によればアホウドリの営巣地でその大群を目にして感涙にむせぶ人もいるという。
そのアホウドリをかつての日本人は撲殺しまくった。羽毛を輸出するために。
鳥島だけで少なくとも500万羽以上が殺され、尖閣諸島などの繁殖地でも同じような乱獲がおこなわれたのだ。

逃げない「阿呆」な鳥。
警戒心のない阿呆はトリでもニンゲンでも、いいように搾取されてしまう。

***********************
便秘がひどくて一週間ぐらいお通じがない。
なので、食物繊維の豊富なワカメを買ってきた。鳴門ワカメの新物である。
「安全な食べ物ネットワークAlter」によると、
「しかし、一般市場ではこれら鳴門ワカメを購入することはほとんど不可能です。なぜなら産地偽装があり、鳴門ワカメを謳っているもののほとんどは韓国産や中国産などの他産地もので、その産地偽装は常態化し、その80%はニセモノといわれています。2008年、食品偽装が次々とあばかれる中、鳴門ワカメもまず3社の偽装が新聞沙汰になって県が実態調査に入り、偽装が11社に広がり、さらに調査したところ偽装は底なし沼でとうとう調査を打ち切ったといういわく付きの業界で、その倫理観のなさは驚くばかりです」
http://alter.gr.jp/Preview2.aspx?id=6759&cls=
ほらほら、「世界が驚いたニッポン!スゴイデスネ視察団」で取り上げてよw
「金儲けというのはな、こうやってやるんだ!!」と言って西欧人に見せつけてやるがいいさw 

などという面白くない冗談はともかく、人間というのは人種国籍民族にかかわらず、監視の目がなければすぐにズルをするのだ。そう、性悪説というのは監視やチェックなどのための人員を配置せねばならず、金がかかる。「みんなのモラルに任せましょう」「日本人の商道徳を信じましょう」という性善説は口で言うだけなのでコストは全くかからないが、結果として産地偽装がはびこることになる。

上のAlterの記事は少し古いものだが(2010年3月)、2016.2.15(つまり10日ほど前)にも「外国産ワカメを「鳴門産」産地偽装容疑で捜索 徳島県警」という記事が出ている(産経WEST)。

「徳島県警は15日、外国産ワカメを「鳴門産」と偽り販売したとして、食品表示法違反の疑いで、同県鳴門市の加工販売会社「半田聖治商店」の社屋など関係先を家宅捜索した。県はこの日、家宅捜索に先立ち、同容疑で会社側を鳴門署に告発し、受理された。

 県は1月、平成26年11月~27年12月に鳴門市の店舗に出荷した乾燥ワカメ65袋計3・9キロを偽装したとして、同社に食品表示法に基づき是正と再発防止を指示。同社の半田忠史専務は相次ぐ産地偽装の防止のため地元業者約20社で設置する「鳴門わかめブランド対策部会」の部会長だった。」
http://www.sankei.com/west/news/160215/wst1602150036-n1.html

「鳴門わかめブランド対策部会」の部会長が産地偽装とは!
「ワカメなんて所詮、どこ産でも同じ」ことを鳴門が証明したな。「鳴門わかめブランド対策部会」の部会長のお墨付き。

一般市場(デパ地下)で購入してきた今日の塩蔵わかめも中国産か韓国産であろう。それなら最初から中国産か韓国産を買えばいいじゃない?って話。かくしてホンモノの鳴門ワカメも購入されなくなり、偽装品は本物を駆逐するのでありました。真面目な業者が不遇をかこち、あこぎな商売をやっているところが高笑い。ちなみにこの半田聖治商店は2008年にも韓国産ワカメを鳴門産と偽装したとして、県が厳重注意している。今回は中国産で偽装したらしい。韓国産より安いだろうしな。半田聖治商店は確信犯だし、「厳重注意」で偽装をやめるわけなどない。

真面目に鳴門産ワカメを取り扱うのはバカ、重労働のワカメの養殖なんかするのはバカ、と半田聖治商店なら言うだろう。ちょいとラベルを貼りかえる錬金術でずっと簡単に儲けが出るのだから。バレたって厳重注意ですむし、一般顧客はベッキーの不倫騒動やらなんやらに夢中で不買運動などするわけない。

悪いやつほど合理的なのだ。

今日の夕飯は蒸ししゃぶ(豚バラ、キャベツ、舞茸、ワカメを蒸したものに、ゆず胡椒とポン酢をつけて食す)、ワカメスープ、キムチと豚バラ、ネギのチャーハン(押し麦たっぷりのご飯)。ダメ押しに納豆。デザートははちみつ入りのヨーグルト。
ワカメ、キノコ、押し麦の食物繊維、キムチ、納豆、ヨーグルトの発酵食品。
これでも絶対に便秘は解消されない自信があったから、下剤を飲んだw
なんでこんなに便秘なんだろう。。。

ちなみに今日買った塩蔵ワカメは有限会社うずしお食品というところのもので、鳴門産かどうかは私の舌ではわからないが、十分美味しかった。
有限会社うずしお食品をググったら「鳴門わかめを取り扱う徳島県鳴門わかめ認定制度第一号認定企業」とのこと。さすがに県が認定しているなら定期的なチェックも入るだろうし(?)、ホンモノの鳴門ワカメかもしれない。お値段も手ごろだったし、リピ買いしてもいいかも。

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02月25日(木)

起床時刻:08時00分

ものすごく疲れた。

「自分の適性を知って自分にあった適職につけば、みなハッピーになるのに」と言っている人がいた。やれやれ。全ては職歴と求人で決まるのに。
もちろん仕事に向き不向きはあるが、自分にあった仕事を待っていたら、一生無職で不遇をかこつことになる。
そして無職が嫌なら、自分にあわない仕事をイヤイヤ我慢してやることになる。なぜなら、適している人が少ない仕事(ノルマのきつい営業とか腰が痛くなる介護とか)だけが、常に「人材不足」で求人広告を出しているからだ。

私が常々言うよう、人生とは嫌なものAと嫌なものB間の選択の連続なのだ。しかもトシをとるとその選択肢さえ少なくなってくる(アルツハイマーになったらできることが限られるように)。だからトシをとるのは、いくら取繕っても、不幸なことなのだ。

世の中には何をやってもある程度以上にうまくできる人もいれば、私のごとく何をやってもダメな無能な人間もいる。後者にとっては人生とは試練の連続・苦しみの連続だ。他の人が簡単にできることもできない。だから誰も同情しない。傍目には試練でもなんでもないからだ。その上老化という試練も(こちらは万人にだが)科せられる。

はーあ。

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02月24日(水)

起床時刻:08時00分

今日は昨日の鰯(片栗粉つけて焼いておいた)のを、味醂・醤油・砂糖・千切り生姜少々とともにからめて「鰯の蒲焼丼」に。あとは豚汁、茹でたブロッコリー。

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02月23日(火)

起床時刻:08時00分

夕飯は鰯とコウサイタイ(紅菜苔)のパスタ、紫キャベツとヒイカのマリネの残り。
夫にはハンバーグの残り。

紅菜苔は大好きな野菜。最近初めて食べたんだけど。ザ・アブラナ科って感じ。
袋の「紅菜苔」の表示を「モミジゴケ」と最初読んで(紅菜が紅葉に見えた)、「どんな名前や」と思ったけど、コウサイタイというのである。どっちにしろ苔は苔。中国原産らしいけど、中国では苔は菜っ葉って意味なのかしらん。まあいいや。

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02月22日(月)

起床時刻:08時00分

『鳥の不思議な生活』(ノア・ストリッカー/築地書館)では、ハトの並外れた帰巣能力にはいくつかの理由が挙げられているが、ハトは嗅覚情報も使っているらしい。しかも左右の鼻で差があるそうな。鼻の孔に片方ずつゴム栓をつけて小屋から約42km離れたところで放つと、右の鼻孔をゴム栓でふさがれたハトは帰り道で有意に遠回りのルートをとったのだそう。
そして「ヒトは一般に左の鼻孔のほうが匂いに敏感だが、右の鼻孔から吸い込んだときのほうが匂いを心地よく感じる」(P29)。
ヘー、そうなんだ。知らなかった。ていうか心地よく感じるかどうかは嗅ぐものの匂いによるんじゃなかろうか、、、。ま、同じものを嗅いだ場合ってことだろうけど。

試しに自分も左右の鼻の孔それぞれで匂いを嗅いでみたら(鼻を片方ずつ抑えて自分の洋服の柔軟剤の匂いを嗅ぐという1円もかからない実験)、確実に左の鼻孔で嗅いだほうがよく匂った。

そういえばピーナツバターの匂いを嗅ぐ能力でアルツハイマー病かどうかをテストする(「ピーナツバター・テスト」)、っていう話をどこかで聞いたな。ググったらあったので引用しよう。こちら↓のブログより。
「カラダの健康ノート」
http://kenkomemo.blog49.fc2.com/blog-date-20140402.html
「ためしてガッテン」でやってたんだね。たぶん、私もそこで見たんだろう。

フロリダ大学のジェニファー・スタンプス博士によると、目を閉じて、片方ずつの鼻で、ニオイを嗅いでもらい、ピーナツバターのニオイが分かる距離を、左右それぞれの鼻で測定。「スタンプス博士によると、アルツハイマー病の人は特に左の鼻の機能が落ちていたそう。右の鼻だと平均20センチでニオイが分かっていたのが、左はおよそ10センチだった」

ためしてガッテンのHPより。
「初期のアルツハイマー病患者の脳を詳しく調べると、記憶に関わる「海馬」よりも先に、嗅覚に関わる「嗅内皮質」のほうが先に萎縮していることが分かりました」。
まだ実際の診断にいかせるレベルではないそうだけれど、不思議、左が先に衰えるんだ。

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02月21日

起床時刻:10時15分

今日は野暮用のため一人で浅草へ。大学時代はアルバイト先が浅草だったので週に二回は浅草に通っていた。なつかしさもあっておいもやさんの大学芋(結構高い)を買ってきた。買ったお店は、その昔私がたまにおつかいで買いに行っていた店とは違う店舗である。いっぱい支店があるようだ。舟和の芋羊羹も大好きだが、まぁ別にここじゃなくても買えるしなーと思って買わず。

今、家に帰ってきて、一人でコーヒーとともに大学芋を食べている。
食べながら時の流れを感じている。
年年歳歳芋相似たるが、ヒトの方は年とともに衰えていく。
大学芋を食べても、すぐにお腹いっぱいになってしまう。

切ない。

といいつつ、結構食べたが。

浅草は観光客でおおいに賑わっていた。

父からメールがきて、アドラーをファドラーと書いていたのだが、これを指摘するべきか否か。最近、父のメールに固有名詞の間違いを少なからず見つける。単なる変換ミスなのか脳の衰えの兆候なのか悩むところである。もう70を超えているのだから衰えたっておかしくはないのだが。

切ない。

年をとると切ないことばかりが増える。

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02月20日

起床時刻:10時00分

オレンジ色のクチバシのムクドリが空き地でやたら地面をつついていた。虫でも食べているのだろう。人間さま(私のことである)のことなど全く気にしていない。

「「アメリカで一番嫌われる鳥」を検索すると、トップに表示される結果の全てがムクドリに言及している」そうな。『鳥の不思議な生活』(ノア・ストリッカー/築地書館)によると。「これほど総員の意見が一致することは珍しいが、この件については誰もが同じ考えであるようだ―ムクドリは羽の生えたネズミである」(P50)。著者の家の軒にムクドリ(アメリカだからホシムクドリ)が巣をつくったとき、ムクドリが二度と戻って来ないようにはしごで登り、巣から卵をポイしたそうだ。愛鳥家にもこの扱いをされるホシムクドリって!

もう少し引用を続けよう。
「「私たちは、自分の中にあれば賛美するものが、隣人の中にあればしばしば憎悪する」とジョナサン・ローゼンは書いている。これは核心を突いている。ムクドリのたった一つの本当の過ちは、繁栄だ」(P50)

今、アメリカではムクドリが数百万の群れをつくっているそうだ。とはいえ、リョコウバト先生に比べれば、まだまだだろう。リョコウバトはかつては10億羽を超える集団で飛び回っていたのだが、人間によってあっさり絶滅させられた。人間が本気だせばムクドリなどすぐに絶滅させられるであろう。そうしてムクドリが最後の数十羽になったらお金をかけて保護し出すのだ。人間というのは何事も相対評価しかできぬから、こういうことになる。たくさんあれば殺してもいいが、少なければ保護する。それ自体の価値は多かろうが少なかろうが変わらぬのに。絶対的な価値などこの世にはない。

今日はスーパーで宮城産ヒイカ(体長10cm程度のちっちゃいイカ)を買ってきた。
いっぱい入って250円。安いし美味である。
ヒイカは下ごしらえした後(軟骨、目、クチバシ、ワタをとる)、塩と酒を入れた湯で下茹でして、そのあと水にとり、ひっくり返して(雑にわたをとると砂袋が破けて先っちょの方にジャリジャリがついていることがある)よーく洗い、ペーパータオルでふいて胴体を二等分する。なんやかんやで結構時間がかかる。
紫キャベツをオリーブオイルで炒めてあわせてマリネにした(味付けは塩、胡椒、砂糖、酢、風味づけにニンニク、ローレル。酢が臭うので、旦那が昼寝している間につくった)。正直ハムで作った方が楽である。味はそれぞれ美味しいが。

お昼はアレッタ(ケールとブロッコリーを掛け合わせた、私の大好きな野菜)とハムのパスタ。美味。夜はハンバーグ。

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02月19日(金)

起床時刻:08時00分

残業。

ああ、不安でいっぱいだ。
将来に対する漠然とした不安、否、将来に対するかなりはっきりとした不安。

これから未来はドンドン悪くなる。よくなる要素が何一つないのだ!
まず私自身。年をとるにつれてありとあらゆる能力が低下する。
能力が低下したら、実力社会なのだから、私は仕事を失い、能力の勝る若い人が私の仕事を得る。それは当然だ。そうなったら、私は社会福祉に頼るしかないが、日本社会の未来も暗い。日本の経済状態はドンドン悪くなり、他人を養ったりする余裕がなくなるだろう。どーすんだ、これ!

生きていくことが怖くて仕方ない。
「怖がらずに努力すればいい」とポジティブ思考の勝ち組は言うだろうが、今更、何を努力するというのだ?英語の勉強?私の周りにはTOEIC900点以上とって無職とか、英検一級とって無職とかいる。
仕事を選ぶなって?その通り。
しかし仕事を選ばなかったら、不安定・単純作業の非正規雇用しかないから、ここで冒頭(「ああ、不安でいっぱいだ。」)に戻ることになる。
私も単純作業員だが、仕事に必要なのは「間違えないこと」だけ。そして注意力は年とともに低下する。若さ・若さ・若さ!!価値があるのは若さだけ。

ああ、「時間よ~とまれ~♪」と永ちゃんみたいに歌いたくなる。
もちろんこの歌は老化が怖くて「時間よ、とまれ」と言っているわけではない。おそらくレンアイの素敵な瞬間をとどめたい、という意味で「時間よ、とまれ」と言っているのである。そんなこと、ものすごくどーでもいいと感じるのは私が老化の恐怖に囚われているからに違いない。

時間をとめるには死ぬしかなく、死ぬのがいやなら時間はとまらないのだ、当たり前だが。

今は「死ぬよりか老化のほうがマシ」と思っているから生きているが、そのうち「死んだほうが老化よりマシ」と思うようになるのだろうか。そう思っている人も結構多そうだが。

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02月18日(木)

起床時刻:08時00分

『古文書をはじめる前の準備講座』(吉田豊/柏書房)の続き。
明治六年(1873)年に出版された「維新御布告往来」、『古文書を~』に掲載されているのは「太陽暦と時法の採用にともなう常識事項を抜粋した部分」なのだが、さっぱり読めないし、わからない。「童蒙必読」と表紙に銘打ってあるから、当時の「童蒙」は読めたのであろう。あたしゃ「童蒙」以下である。

『古文書を~』を読むうちに、だいぶ江戸仮名(変体仮名)にも慣れてきたのだが、漢字の崩し字がわからない。それだけではなく、この「維新御布告往来」は現代人の感覚だと文章が読みづらいし、「そもそも、この説明はどうなの?!」と思う。
まず出だしはこうである(旧字は常用漢字に修正)。

「吾妻は名詮自性にて。
今や其音(そのね)の東天紅。皇
居となりし東京府。
変る賑弥増る(かはるにぎわひいやまさる)。昨日京都
府其儘に。別に内裏を
遷し江の。御代万歳と異
口同音。人大阪府三津
ながら。何(いづれ)も高く棟上げの。大
区小区に番号の。……」
云々とまだ続くのだが、どうでもいい前口上が長すぎないか。「この度、暦が太陰暦から太陽暦に変わりました」だけでよくないか。
あと、改行が自由気まますぎるw。

この長口舌の後に新暦の説明が始まり、とりあえず何が何でも七五調だけは死守しているのだが、七五調ならわかりやすいっていうわけじゃない。今だったら、新旧を対照した表などを用いながらもっとわかりやすく説明するだろうに。パワポ時代に生きていてよかったわい。

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02月17日(水)

起床時刻:08時00分

『古文書をはじめる前の準備講座』(吉田豊/柏書房)を借りてきた。
「はじめに」の書き出しはこうである。
「還暦に達する年頃になって、今後の人生目標を模索しておられる方々にこの本をご提供いたします」
そんなわけでかなりフォントが大きいw
私は人生目標を模索しているわけではないが(いや、模索してんのか?!ひょっとしたら?!)、さっそく読んでみたら、なかなか興味深い。平成の国語の教科書、昭和(戦前)の国語の教科書、大正の中学教科書、といった具合に時代をさかのぼっていくのはいい案だ(ちなみにP59に誤植を発見した)。

大正三年『中等作文教本』(中学校向けの作文の教科書)の「候文」について説明している箇所は(もとの文章の漢字は旧字体)「候文は敬語体の口語文に相当するもので、普通の文語文に、敬語を加へたものである。今、念の為に、敬語体の口語文と、候文とを対照して示すから、これを、よく読みくらべて見るがよい」だって。「見るがよい」ってすごいな。今だったら絶対に「読み比べて見ましょう」って書くだろう。

そして「念の為に、敬語体の口語文と、候文とを対照して示す」例文が(旧字は常用漢字に変更している。変換できないからw)、-
「口語文:先日御宅へまゐりました時、見せていただきました名勝写真帖を、すみませんが、二三日御貸し下さいませ。
候文:先日参上の節、拝見致し候名勝写真帖の儀、申しかね候へども、二三日御貸し下されたく候」
だってさw たかが写真借りるのにどんだけよwと笑った。ちょっと落語の「たらちね」みたいっていうか。

しかし懐古趣味の自民党議員らでも、「候文を復活させよ!」と言っているのは聞いたことないなw あの宮崎”ゲス不倫”謙介議員の奥さんの金子”新潟県ミス着物”恵美議員は「現代社会ではあまりにも『長幼の序』という精神が失われ、混乱をきたしていると憂いるばかりです」と著書で述べているらしいが、そんなあなたに「候文」ですよ。
日本人の謙虚さと礼節を重んじる心は候文と共に失われたのである!なんでもかんでもカジュアルになり、敬語すらロクに使えない人間が増えた今こそ、「存じ奉り候」「為し下されたく候」「下さるべく候」を復活させることこそ、礼節の心と五倫の道を再び現代によみがえらせる鍵となるであろう!LINEなどというのも秩序を乱す原因となるから、特に政治家は全員厳禁とすべし!本来、封書や葉書でやりとりしあうべきであり、候文で奉りあうべきなのである!
もちろん、フェイスブックも禁止である。目上の人間に向かって「いいね!」とは何事か。無礼この上ない。長幼の序の破壊であります!
とまぁ、保守政治家というなら、このくらいの事を言ってくれないとねw

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02月16日(火)

起床時刻:08時15分

今日は「たらと厚揚げのおろし煮」(きょうの料理・門間和子先生レシピ)をつくった。鱈は片栗粉をつけて揚げるのだけれど、長く揚げすぎたようで失敗。鱈は水分の多い魚なので揚げすぎると水分が抜けてパサついてしまう。あー、残念。仕上げには柚子皮をのせて(これは私のアレンジ)、見た目は美味しそうなんだけどなあ。

(夫には「大根と豚バラ肉の煮物」をつくったのだが、「いらない」と却下され、結局、彼の大好きな日清の冷凍担々麺をつくったのだった。やれやれ)

『雇用身分社会』(森岡 孝二/岩波新書/2015)では「終章 まともな働き方の実現に向けて」で6つの提言をしている。
(1)労働者派遣制度を抜本的に見直す(1999年の派遣法改正以前の規制に戻す)
(2)非正規労働者の比率を引き上げる
(3)雇用・労働の規制緩和と決別する
(4)最低賃金を引き上げる(数年間で全国最低800円、全国平均1000円)
(5)八時間労働制を確立する
(6)性別賃金格差を解消する

予言しておこう。上記のどれも、絶対に実現しないだろう。少なくとも向こう10年は実現しない。タロットだの水晶玉を取り出すまでもなく、予言者pyaaaにはもう未来が見えちゃっている。

安倍首相は2013年2月28日の国会施政方針演説で「世界で一番企業が活躍しやすい国」を目指すと表明したそうだが、「労働時間に関するかぎり、これまでも日本は「世界で一番企業が活躍しやすい国」であった」(P234)。
それでこの青息吐息の経済状態なのである。労働者がストもせず、文句も言わず、従順に残業し、有給も取らずに朝から晩まで働いてこのテイタラクなのである。日本人より労働時間が少ない欧米人の賃金は上昇しているのに、欧米人よりずっと長時間労働している日本人は賃金が下がり続けているのである!(「名目賃金が長期に下がりつづけてきたのは主要先進国の中では日本だけである」(P183))。

ついでに私は予言しよう、将来の労働時間が短くなるとしたら、それは勝ち組=稼いでいる連中、つまり社会的ポジションがかなり上の連中からである、と。
ていうか、r>gなら資産が多い金持ちほど働かなくてよくなるはずだ。一方、貧乏人は低労働生産性を長時間労働で補うしかない「貧乏暇なし」コースをたどることになろう。pyaaaの大予言である。
そして予言者pyaaaまたの名をエトロの瞳を持つ時詠みの巫女ユール(@FF13-2)は自分の未来もめっちゃ見えているのである。その未来はめっちゃ暗いのである。将来から見れば今の私はめっちゃ幸せな状態である。要するにこれからは長くてつらい下り坂が待っているのだ。あー、いやだ、いやだ!

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02月15日(月)

起床時刻:08時00分

しみる……しみるねぇ……『雇用身分社会』(岩波新書/森岡 孝二/2015)が……。

私もかつて派遣として4,5年働き、そののちパートとして3,4年働いたから『雇用身分社会』の意図するところがよくわかる。非正規雇用は賃金面での不遇のみならず、ありとあらゆるところで正社員との格差がある。雇用の安定性だけではない。社員は社食で安く食事できるが派遣はダメ、社員は遅刻してもお咎めないが派遣はペナルティなどなどあげればきりがない。

しかし世の中の支配者層とそれに追随する腰ぎんちゃく層にとってはこのことは問題とならない。問題は処遇の格差ではなく非正規雇用者の「能力不足」であって(=能力が足りないから正社員になれない)、能力の格差があれば処遇が違うのは競争社会では当然なのであり、要するに非正規雇用しか職が見つからない無能な自分を責めよ、というのである。

昔は「子育てで忙しい」等の時間的制約から、能力ある女性でもあえてパートなどの非正規時短雇用を選んでいた人も多かったが、今やワーク・ライフ・バランスの名のもとに正社員女性のほうが子育てや妊娠中に好条件で時短勤務できたりするのである。そして彼女らの仕事の穴を非正規雇用者が埋めるのだ!そして非正規雇用者が妊娠したり子育てをするときには何のケアも手当もない!(もっとも異常に残業の多い職場では能力があっても時短勤務を選ぶケースが今でも多いだろうけど)。これを雇用身分社会と言わずして何と言おう。

はーあ。北風と「今日の派遣労働者制度」の「本質的特徴」(P85-86)が身にしみるわい……。

なかでも、

◆もともと一体不可分である「雇用関係」と「使用関係」を無理矢理分離して職安法で禁止されてきた労働者供給事業を「労働者派遣事業」と言い換えて解禁し、労働市場仲介業者の中間搾取(ピンハネ)を合法化した。
◆<略>労働者派遣制度は<略>派遣先が派遣元に「派遣料金」を支払い、その一部を「賃金」として派遣元が労働者に支払う形式に置き換えることによって、労働契約の根本原則を破壊した。
◆労働者が従事する業務の種類、働く場所、賃金、労働時間、受け入れ期間などの労働条件の決定を派遣元と派遣先の商取引(派遣契約)にゆだね、労働条件の決定から労働者を排除している。

などは本当にしみじみ、その通りだと思う。
私の経験でも「ピンハネ率を派遣会社に聞いてはいけない」という不文律がありピンハネ率も教えてもらえないし、「同僚に決して時給を口外してはいけない」という不文律、じゃないな、こちらは明確な要請もあり(「pyaaaさんの時給が一番高いからネ」などというくすぐりとともに)、こんなクソ手口によって派遣労働者の横の連帯を阻むのである。

賃上げ交渉もできないから、何年働いても時給が1円もあがらない(あがるところもあるけど)。「春闘何それ美味しいの?」な世界である。
私が派遣で働くようになったとき、派遣元の会社から「派遣先の企業が一切賃上げを認めていないから1円たりとも賃上げはできない」と最初に釘をさされたが、しかし私が辞めることを派遣先企業に伝えると、先方から賃上げするから残ってほしいという提案してきたのであった。賃上げは一切NGじゃなかったの?!しかしまさに「労働条件の決定から労働者を排除」しているから、派遣労働者はカヤの外で何もわからないのだ。

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02月14日

起床時刻:11時30分

本日の「噂の東京マガジン」(TBS)の噂の現場は「ハクチョウの町でエサやり騒動勃発」だった。

群馬県は邑楽町のガバ沼に飛来する白鳥への餌やりの話で、TVの放送で見たところ、白鳥の餌にはオナガガモの大群が群がっており、少数派の白鳥は追いやられて餌も食べられない様子だった。「養殖してんのか」っていうくらいオナガがうじゃうじゃおり、更にはオナガを狙ったオオタカがやってきて、オオタカを撮影するためアマチュアカメラマンもやってきて、「白鳥を愛する会」(エサを与えている会)の間でトラブルが発生しているらしい。「白鳥を愛する会」はオナガもかわいいらしく(まぁほとんどオナガを飼っているようなもんだからねw)、そのオナガをオオタカが襲う瞬間を待ち望んでいるアマチュアカメラマンはオオタカともども憎たらしい、ということのようだ。それで「白鳥を愛する会」がオオタカがとまる木の枝を切ったことが問題となった(アマチュアカメラマンがその様子を激写w)。更にはエサの取り合い競争では絶対王者と思われるカラスもやってきて(ですよねー)、「白鳥を愛する会」はパチンコでカラスを追い払うなどしているらしい。

私は原則として野鳥への餌やりは反対だ。「自然公園を愛する会」(餌やり反対派)の言うように、白鳥の好きなマコモなどを植えて白鳥が飛来しやすい自然環境に整備するのは賛成だが、直接餌(パンの耳や麦など)をバラ撒くなどというのはよくない。よほど弱っていて保護が必要な場合は別だけれど。「公園を愛する会」(餌やり反対派)によれば、オナガの大量のフンで沼の水質が悪化しているらしい(ネットで調べると、糞とは関係なくインフラ整備の問題もあってガバ沼や近くの多々良沼は水質がかなり悪いようだが)。
どっちにしろ、人の手が介入すると思わぬ悪影響をもたらすのは歴史が証明している。

邑楽町の方針はよくわからないが、まぁ様子見だろうw。政治家や公務員が火中の栗なんぞわざわざ拾うとは思えない。
市として強い立場をとれないのは「白鳥を愛する会」が言うように白鳥が邑楽町の唯一の観光資源だからだろう(白菜も美味しいらしいがw)。これがハトやカラスへの餌やりなら一も二もなくやめるように通達できるだろうけど。
「白鳥を愛する会」も白鳥がドバトやカラスみたいにありふれた鳥になり希少価値が失せたら、白鳥を愛せなくなるだろう。パチンコで白鳥が追い払われるかもしれない。
責めているわけではなく、それが人間というものだ。世の中に絶対的な価値はない。全ては相対的な価値なのだ。他と比較して初めて自身の持つ価値が明らかになる。私たちは、一人一人がかけがえのない価値を持つ存在だと思いたいが、そんなのは幻想である。人間の中でもあっちは白鳥、こっちはカラスといった具合に序列がつけられているが、その序列や価値づけだって全て相対的なものなのである。

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02月13日

起床時刻:09時30分

『和食の知られざる世界』(辻芳樹/新潮新書)を読む。
羽振りいいねぇ、辻氏は……、『英国一家、日本を食べる』にも辻芳樹氏は出てきて、そこでも美女をはべらせてやたら羽振りが良かったようだが……、学校ビジネスはよっぽど儲かるんだろう……、そういや本書の著者・辻芳樹氏がグループ代表を務める辻調グループは2015年10月に9億円の脱税もとい「申告漏れ」を大阪国税局に指摘され(うち1700万円は所得隠しと認定される)、重加算税を含めた4億6千万をポンと払ったようだが、どんだけ儲かってんだか。

友里征耶氏がブログで「脱税も立場が異なれば申告漏れか、辻調」というタイトルで上記の脱税もとい自称申告漏れについて紹介した後、
「専門学校、特に調理師学校の授業料は破格に高いと漏れ聞きます。
拙著『堕落のグルメ』(角川SSC新書)では、現役の料理人たちからの
「調理師学校は、はっきり言って通う価値なし」
という意見を載せております」
と書かれている。私が興味本位でぐぐったところによると、辻調理師専門学校の一年間の授業料(調理師本科1年)は入学金やら授業料やらトータルで214万もするようだ。ちなみに調理師学校界の西の横綱が辻調なら東の横綱は服部学園だろうが、服部学園の授業料をみると、調理師本科(昼1年)は162万のようである。ちなみに服部学園は服部学園で服部幸應理事長の長男が逮捕(1100万円架空請求で背任の疑い。ナンバーズに使ったそうな)されているから(2015年11月と同時期)、不祥事度では辻調に負けていないw。

『和食の知られざる世界』でもベタ褒めされている銀座の『壬生』だが(『英国一家、日本を食べる』でもダントツに評価が高く、同書の中で服部幸應氏もベタ褒めしている)、このご主人とおかみさんは二人で尼寺で料理修行したと本書には書かれており、「尼寺かい!」と私は驚いたのだが(しかも尼寺の修行なら調理師学校とは違って「修行料」などとられず、タダに違いない)、尼寺じこみの料理の腕前が日本で一番すごいってことになると、友里氏がおっしゃるとおり「調理師学校は通う価値なし」なのではないかと思えてくる。むしろ尼寺に行ったほうがコスパ的にもいいんじゃ……。

しかし尼寺での料理修行って言うが、尼寺の料理はそんなにすごいのかね……、そういや『尼さんはつらいよ』 (勝本華蓮/新潮新書)では、由緒ある某尼寺の高齢の尼さんらの大好物が冷凍のクリームコロッケだと書いてあった記憶があり(手元に本がないのでさだかではないが)、私の勝手な尼さんイメージが崩れてしまったが、しかしながら、そもそも「われ今幸いに、仏祖の加護と衆生の恩恵とにより、この美(うるわ)しき食を受く。つつしみて食の来由を尋ねて味の濃淡を問わじ。つつしみて食の功徳を念じて品の多少を選ばし。戴きます」が仏教の精神だから冷凍のコロッケだろうが、カップラーメンだろうが、ありがたくいただくのが本筋であろう。お釈迦さまも豚肉だかきのこだかの食当たりで亡くなったと聞く。それはきっとお釈迦さまが出されたものを有難くいただくという精神を実践していたからではないか。しかも亡くなるとき弟子らに、その料理をつくって出した人を「責めたらあかんよ」と言って亡くなるのである。死にそうな下痢(ていうか死ぬし)のときに、人をかばえるお釈迦さまってマジ聖人。私は仏陀のエピソードの中ではこのエピソードが一番好きである。って話が思いっきりずれたけどw

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02月12日(金)

起床時刻:08時15分

02月11日(木)

起床時刻:10時30分

02月10日(水)

起床時刻:08時15分

今日は寒かった&帰るのが遅かったので簡単なピェンロー(中国風白菜の鍋)にしたんだけど(干しシイタケは冷蔵庫で水から戻してあった)、ピェンローには豚バラだけではなく鶏もも肉も入れる。ピェンローは味付けをしないので(卓上で塩と一味唐辛子をかけて食す)鶏肉の味がストレートに出ちゃうんだけど、イオンの「純輝鶏」は他産地のブランド鶏より美味しく感じる。今日のピェンローには干しシイタケの出汁だけではなく昆布も入れたら、より美味しかった。仕上げにごま油をかけるのを忘れていたのでただの和風鍋になってしまったが、塩と一味唐辛子で食べるのがこんなに美味しいなんてねぇ。
(なみなみとついだ)白ワイン2杯でピェンローを食べたあと(今日のワインとはあまりあわないようであった)、タラコご飯も食べた。デザートはみかん(きよみ)。食べ過ぎである。

夫にはピェンローなんぞを出すわけにはいかないので、日清の冷凍担々麺でありますw ありがとう、日清!

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02月09日(火)

起床時刻:07時45分

02月08日(月)

起床時刻:07時45分

『旬の魚はなぜうまい』 (岩波新書、2002/9/20、岩井保)をつらつらと読む。
マダラの筋肉は水分含有量が80%以上で、鮮度が落ちやすい。
マダラ、スケトウダラ、ソコダラの仲間には真骨類としては異常に多量のTMAO(トリメチルアミンオキシド)が含まれるんだそうで、TMAOは酵素によって分解されて生臭さを放つTMA(トリメチルアミン)になる。
ふーん、先日友人と会ったときに、「たまにトラウマになるくらい生臭い鱈にあたるときあるよね」という話をしたら、友人も「鍋を洗ってもまだ鱈の臭さが残っているときがある」と同意してくれたが、鱈ってもともと生臭くなりやすい魚だったのね。軟骨類であるサメやエイは尿素やTMAOを多く持っているから、鮮度が落ちるとそれらが分解され(尿素→アンモニア、TMAO→TMA)チョー臭くなるらしいが、鱈もTMAOをいっぱい持ってるんだ。

本書によるとTMAOはまた加熱によってジメチルアミンやホルムアルデヒドになる他(とさらっと書いているけど、ホルムアルデヒドって発がん物質やん!ちょっとひくわw)、冷蔵中でもTMAOを分解し、それらをつくりだす鱈特有の酵素があるらしい。だから冷凍もしくは冷蔵しても着実に臭くなるわけで、鱈は早く食べるに越したこたぁないってことだ。

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02月07日

起床時刻:12時00分

リニューアルした雑誌『クウネル』のAmazon評価がすごいことになってると聞いて、見てきた。私自身は『クウネル』を一度も読んだことがなかったが、Amazonの300以上のレビューを全部読んでしまった。暇人なのではない。こんなに愛された雑誌なのだなぁと感慨深い。

もし私がこの雑誌のリニューアルを任されたらどうしよう、、、難しいぞ、、、いやまぁそんなことを心配するくらいならがん保険の心配でもしたほうが時間の有効な使い方だろうが、私は時間の無駄遣いの達人であった。

私の勤務先でも多くの雑誌を購読しているが、私はそもそもあんまり雑誌を読まない。たまに『AERA』を読むくらいかなぁ。
最近読んだ中で興味深かった記事は『ナショナル・ジオグラフィック』の「ハゲワシ・嫌われ者の正体」という記事。「死肉をあさる姿が忌み嫌われるハゲワシは、実は、生態系を清潔に保つうえで重要な鳥だ。だが、その生息数は人間の手によって激減している」んだそうな。
「アフリカには11種のハゲワシがいたが、そのうちクロハゲワシはすでに絶滅。7種が近絶滅種か絶滅危惧種に指定されている」そうで、というのもアフリカの密猟者たちは密猟したゾウなどの死体に毒薬を振りかけ、死体を食べるハゲワシを殺しまくってるんだそう。その理由は、「死んだゾウやサイの上空にハゲワシが飛んでいると、公園の管理者が密猟に気づくから」で、「東アフリカでは、ハゲワシの毒殺の3分の1は象牙目当ての密猟者によるもの」だそうな。

本当に人間ってやつは!!

それはともかく、私は基本的に動物の話が大好きだから(愛聴番組はNHKの『ダーウィンが来た!』である)、動物雑誌になるかもな、ターゲット層が不明だけどw。まぁでも、女性誌では猫特集はよくやっている。猫に比べるとかなり頻度は下がるが、たまに犬も取り上げられているし、動物好きの需要はあるかもしれない。
とはいえハゲワシ特集ではさすがに攻めすぎな気がするので、かわいい鳥(身近な野鳥とか)特集なんかどうだろう。付録は野鳥の声のCDとかな。

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02月06日

起床時刻:09時30分

全国の米農家の皆さまお待たせいたしました。米にとっていいニュースが久々にまいこんできました。『統計データが語る日本人の大きな誤解』(本川裕/日経プレミアシリーズ/2013)によれば、「日本人が長時間労働にもかかわらず、疲れないのは米食のおかげ」なのであります!

……は?疲れてるけど?
と思ったアナタ、本書によれば「仕事からくたくたになって帰宅するか(come home from work exhausted)」 という問いに対し、日本人の74%がそうだと回答しているが、これは世界的に見ると低いらしい。本書グラフによると「くたくた帰宅」のトップ3はハンガリーの94%、フランス94%、オーストラリア90%で日本は国際比較で最下位(データ元はISSP(International Social Science Programme(と『統計データが語る~』には記載されているが(P.95)、International Social Survey Programmeが正しい)、Work Orientations WAVEⅢ,2005 資料元はOECD, Society at a Glance 2009)。

しかるに日本の労働時間は韓国に次いで長い(データ元はILOSTAT 2013.5.28)。そのくせ上記の通り、「仕事から疲れて帰宅」の割合は少ないから、「疲れを知らない日本人」(P109)と著者は言う。
縦軸に「仕事から疲れて帰宅」、横軸に「長時間労働(週50時間以上)の比率」をとって各国の数字をプロットした散布図をつくれば、長時間労働者比率が高い割に「仕事から疲れて帰宅」が少ない(=疲れにくい国民)と長時間労働者比率が低い割に「仕事から疲れて帰宅」(=疲れやすい国民)が出てくる。疲れにくい国民上位5位は、1位台湾、2位韓国、3位ドミニカ共和国、4位日本、5位ベルギーらしく、5ヵ国中3国が東アジアの国なんだそうな。はッ、共通点は米が主食ッ、、、!

著者によると「米はたんぱく質摂取に関し、小麦やトウモロコシに比べ、必須アミノ酸の欠落がなく、バランスがとれているので、肉食と組み合わせる必要度は低いとされる。ただし、米に依存しながら暮らすとすると量的にはかなり多く摂取する必要がある。このためアジアの米食民族は摂取したカロリー消費のため、ともかく疲れを知らず動き回る習性があるとされる」(P113)。そんな習性知らんかったわw

マァ確かに昔の日本人はものすごい米のドカ食いをしていたようだ。宮澤賢治の「雨ニモマケズ」には「一日ニ玄米四合ト 味噌ト少シノ野菜ヲタベ」と出てきて「ハァ?一日で玄米四合?!」と目をひんむいた覚えがあるが、言われてみりゃこの詩が「摂取したカロリー消費のため、ともかく疲れを知らず動き回る習性」を証明しているともいえる(「東ニ病気ノコドモアレバ行ッテ看病シテヤリ、西ニツカレタ母アレバ行ッテソノ稲ノ朿ヲ負ヒ、南ニ死ニサウナ人アレバ行ッテコハガラナクテモイヽトイヒ、北ニケンクヮヤソショウガアレバツマラナイカラヤメロトイヒ」とめっちゃ動きまわってる)。
著者曰く、「東アジアの民族が長時間労働の割りに疲れないという特性」は、「栄養学的な根拠に基づくものであったのである」(P173)。ほんとかねw 
単にダラダラと非効率に働いているから長時間労働でもクタクタに疲れないのかもしれないじゃんw しょーもない会議をグダグダやったりとかさ。あるいは「クタクタに疲れたといっていいのは残業100時間以上」みたいな自主規制というか認知バイアス(そもそもアンカリングがおかしい)が働いているとか。あるいは働き方が両極化しており(クタクタどころか過労死予備軍と家計補助の主婦パート組といった具合に)、クタクタ度の平均値でみると実感とずれることになるとか。「主食が米」以外にも色々考えられる。

ちなみに疲れやすい国民は1位ハンガリー、2位南ア、3位ラトビア、4位フランス、5位ブルガリアらしい。はッ、5ヵ国中3ヵ国が東欧(ラトビアを東欧といっていいのかはわからないが)、、、ブルガリア、、、明治ブルガリアヨーグルト、、、フランスはチーズにエシレ・バター、、、ラトビアもハンガリーも乳製品の消費が旺盛、、、つまりは乳製品の摂取は人を疲れやすくするってことかッ、、、!(違います)。

OECD, Society at a Glance 2009の該当箇所の日本語の抄訳を見つけた。
http://www.akashi.co.jp/files/books/3890/3890_sample_chap8_co2.pdf
上記リンク先を見ると、興味深いことに韓国人と日本人は仕事の満足度もすごく低い(満足度のT3Bで韓国最下位68.6%、フランス70.5%、日本72.4で満足度の低い方から三番目。OECD平均は80.9%)。ひょっとしたら日本人特有のあいまい回答(「どちらともいえない」)が高くなっているのかと思い、元データをみると、そうではなく、むしろ「仕事に不満がある」のB3Bで見れば日本はベルギーと並んで不満度トップなのだった(日本14.0%、ベルギー13.8%、フランス13.0%、OECD平均8.2%)。

ま、本書はデータによって「日本人は人類全体の希望の星となっている」(P311)ことを明らかにするために書かれているので、このことには言及されるわけがないけど。結局人間はポジティブな方向であろうが、ネガティブな方向であろうが、見たいものしか見ない、ということだろう。

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02月05日(金)

起床時刻:07時45分

残業で疲れた。昨日よりさらに遅い。

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02月04日(木)

起床時刻:08時00分

残業。
夜遅く帰ってきて、漬けておいた鶏もも肉を揚げ、から揚げをつくる。
夫は「外で買ってきたから揚げは不味いが、家のから揚げは好きだ」と言う。
「外のから揚げは作り方が雑」なんだそうな。
まぁ私は鶏もも肉の脂身を丁寧に取り除いて、筋に切りこみを入れ、外のものとはくらべものにならないくらいいい油で夫が帰ってくる直前に揚げ、日清のからあげ粉で味付けしているからね。この中では、日清のからあげ粉(日清からあげグランプリ最高金賞店監修シリーズ)が一番重要な気がするw ありがとう、日清。

本日は立春。
先日の西東三鬼の句にならい、私も一句。
「中年のくさめうるさし春来る」
もう花粉が飛んでいるそうで。中年のおっさんはうがいもうるさいが、くしゃみもうるさい。酔っぱらってもうるさいし、お喋りもうるさいし(これはおばさんもか)、もはや「うるさいこと」が中年の証のような気もする。うるささとは恥じらいの欠如である。ま、私自身は小さいころから結構うるさいタイプ(がさつで騒々しいタイプ)であった。「持ってうまれた性格」がどれもこれもろくでもないのが私なのである。

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02月03日(水)

起床時刻:08時00分

02月02日(火)

起床時刻:07時50分

「中年や独語おどろく冬の坂」(西東三鬼)

私も独り言が順調に増えているような気がする。
抑制力がなくなって思ったことを垂れ流しているのだろうか。
何か衰えを感じさせるものがある。

これが青年の独語なら恋だの苦悩だのに関する意味深なひと言かもしれないが、中年の独語は「あ、振込しなきゃ」とかどーせそんなものなのである。「中年」なる言葉には、「少女」や「青年」という言葉と違って、抒情性がゼロだ。「中年」には生活感しかない。

白皙の青年の苦悩は詩となるが、くすんだ中高年の苦悩は「どうせ健康診断で中性脂肪の値が高かったんでしょ」くらいにしか思われないのである。

「大根」という言葉でさえも「中年」よりかは抒情性を持つだろう。

虚子の「鎌倉を驚かしたる余寒あり」を「中年を驚かしたる余寒あり」に、子規の「胃痛やんで足のばしたる湯婆かな」を「中年の足のばしたる湯婆かな」にかえてみればわかるように、なんかものすごくどーでもいい感じになる。
中年が何をしようがどう思おうがどーでもいいんである。誰も中年なんかに興味ないから(「若者論」の書物は掃いて捨てるほどあるのに「中年論」の本は見かけないのは中年なんかに誰も関心がないからである)、中年が中年を詠うと見事にどーでもいい感が溢れるのだろう。

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02月01日(月)

起床時刻:07時45分