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今日の気分(本文)

今日はこれから講義がふたつあるので、でかけます。
下の記事について思うことは、帰宅後、書きます。(余力があれば)

このことについては、「どちらが正しいか」(わたしはどちらか一方が悪いとは思いません。でもどちらかというと、中国人一行に同情的です)と「どうしてもとの文とニュアンスの異なる文がでっちあげられ、流布してしまったのか」は、
分けて考えなければならない問題だと思います。
では、またのちほど。

●この文には付録みたいな問答がついていて、
それによれば、この人たちは主体的にこの店を選んだのではなく、別の人がよかれと思って予約を入れたようです。

●「長いこと日本にいて、寿司が生ものだと知らないというのか」
「寿司が生ものだと知ってから予約しろ」
「生ものが食べられないなら、予約するときに前もって言え」
という店主の言い分はもっともだと思う。
丹精こめて作った料理を、目の前でいやいや食べ、残す人たちを見たら、
それは不愉快になっただろう。ましてや、ほかの客はみなありがたがって、喜んで食べるのに、よりによって、こんな客がわけもわからず来て、無駄にするとは、実に腹立たしいと思うのも当たり前である。また、コメントにもあったが「店が客を選んでもよい」とも思う。気難しい寿司の神様に自分だけは認めてもらったということで満足感を得られる客だけを相手にして商売が成り立つなら、ほかの人に文句を言われる筋合いはない。

だけど、わたしには、ほかの記事にもあったように、この人たちが「わがまま放題」をしたとは思わない。不注意で場違いなところに迷い込んで、身の置き所のないような苦しい思いをすることになり、その状態からなんとか抜け出すために、「持ち帰りにしてもらえないか」、「生ものは出さなくていいから、火の通ったものだけだしてほしい」と言う発言になったのだ。
その苦しい状況を思えば気の毒ではないか。わたしだったら、そういう抜き差しならない状態になった人を非難しないし、わざわざ自分が損をしてまで助けようとは思わないが、それ以上の苦しみを与えようとも思わないだろう。

店だって、客を選ぶにしても、いくらでも角が立たない方法があるだろう。店が損しないように料金をとったうえで、この人たちをこの苦境から解き放ってさしあげればよかったのではないか。いい年をした大人がまだ若い文化の違う外国人をけんもほろろに怒鳴りつけるなど、目をそむけたくなるような光景である。そういうところで食事をしていたほかの客も、どういう気持ちでいたのだろうか。(わたしだったら、気持ちが塞いでおいしい食事もだいなしだろう)

●簡単に言えば、この中国人一行さまは、たしかに考えが足りなかったかもしれないし、それによって店を不愉快にさせたのかもしれないが、悪意のない人たちである。それに対して、この店主にはぞっとするような悪意を感じる。赤の他人にこういう悪意を野放図にあからさまに見せるとは、なんと恐ろしいことではないか。そうだとしたら、それこそが「文明的」とか、「民度」とかそういうものの対極の行為といえないだろうか。

●話は違うが、昨日と今日は忙しかったが、なんとか乗り越えた。
昨日は導読の発表、今日はふたつ講義。
終わってみればたのしかった。
大学生のころは、こういうところで学ぶありがたさがわかっていなかったけれど、今はこの僥倖に本当に感謝している。だから、たのしいのかも。

コメント

anonymous 春月 2014/05/13 15:25

そうなんだ。私は全文の翻訳を読んでも、店側に同情しちゃう。ずいぶん突拍子もない客がわざわざ予約して来たもんだ、と。

そうね、中国で寿司というと、スーパーのコーナーみたいなものばっかりで、せいぜい回転寿司、ちゃんとした寿司屋がないから、いきなり訳わからず高級店に飛び込んでしまった、というのは同情します。いったい誰が予約したんでしょうね。よかれと思ったんでしょうけど。

anonymous 春月 2014/05/13 15:37

たとえばカバンの件だけど、誰でもすぐ手が届くところに置いてないんだと想像するわけ。従業員が受け取って、少し奥まったところに置いてあるんじゃないか、と。だからそこへ入り込んで取ろうとしたら、トラブルになりそうだな、と。だって居酒屋じゃなくて、高級寿司店なんでしょう? 居酒屋だって、荷物まとめて預かるようなところは、通路に置きっぱなしではないと思うし。

あと寿司屋へ行って、あとから「実は生ものは苦手です」と言われても、店としたら「せめて来た最初に言ってくれ」って話ですよ。寿司屋じゃ圧倒的に生もののほうが多いでしょうに。しかも全く寿司を食べたことがないわけではなくて、「中国だって寿司は生ですが、それが何か?」じゃねえ。嫌がらせにきたような客だもん。

ymznjp ymznjp 2014/05/13 20:46

まあ、ここでどちらがより悪かったかを考えても、
答えがでそうにありません。
人によって、どこまで寛容かは違うし。
ただ、わたしは、この客たちには悪意は感じないけど、
店主には悪意というか、こころの闇を感じてしまいます。

ymznjp ymznjp 2014/05/13 21:28

春月姐さん、荷物のことはおっしゃる通りだけど、
でもね、「警察云々」の発言はありえないです。

店は、客の不注意でトラブルが起こるような事態を事前に防げるシステムを整えなければいけないと思います。たとえば、コンサートホールのクロークみたいにちゃんと客の手の届かないところに保管するとか。

anonymous 春月 2014/05/13 22:53

んー、でもその日本語の部分(の中国語訳だよね?)が、ニュアンス分からないからなあ。原文は日本語部分だけ日本語で書いてあった? 「警察云々」だって、いきなり飛び出した発言なのかどうか。本当にそういう発言だったのか。

店側の悪意をあまり感じないんだよね。最初はちゃんと確認しているみたい。食べられないものはあるかどうか、とか。

お互いに不幸なミスマッチだけどね。私も中国で勝手が分からずこづき回されるような目に遭ったような、たいして遭ってないような。中国のほうが食事するような場所では、あまりうるさいマナーはないかもね。

この話題って、職場に赤ん坊を連れてきていいか(古いね、アグネス論争)とか、居酒屋に子連れで来ていいか、とか、それに似た感じがする。

あんまり飛び込みの外国人が行くような寿司店じゃないんでしょ? 予約した友だちがいけないね。

ymznjp ymznjp 2014/05/13 23:07

そこは訳し方によって、ニュアンス変わりますね。特に日本語は。
この人自身、正確に聞き取っていないかもしれないし。

つまり、こういう話をせんじつめれば、読む人はそこにいなかったのだから、店を責める根拠もとぼしいし、この人たちを責める根拠も乏しいということになります。

さっきなんとなく見てみたら、この話は最初に台湾の人が話を曲げて誹謗しだして、そこから広まったような感じです。

つまりこの元の話から、「生の寿司を出されて、『加熱して出してよ』と林某らがいい、それを拒絶されて『オバマや安倍だったらそんなことできるのか』と言った」という話になってしまい、それがどんどん伝わったという。
でも、この話を読むと、生の寿司を加熱しろとは言ってないし、『オバマ云々』の話は実際にはブログの上で書いただけで、その場では言っていないですよね。
こういう話の広まり方は怖いですし、そこにネット民の劣情が込められているみたいないやな感じがします。

ymznjp ymznjp 2014/05/13 23:20

今、調べてみたらね。
この店は日本人にもそういう評判の店みたいですよ。
わたしみたいな貧乏な庶民も行ったら、こういう扱いを受けてしまうのかな。いずれにしても、縁もないし、行きたくもないですが。
たかが寿司ごときを食べるために、虎にかまれるような。

でも、Samさんがおっしゃっていた通り、わたしもバブルのころにはちょっと有名な店につれていってもらったりしたことがあったけど、どうしたわけか、そういうのって寿司屋だけですよね。
やっぱり、寿司って海外でもてはやされているわりには、実際はハードルが高い食べ物で、寿司のなんたるかを勘違いしているとしか思えないなんちゃって寿司が海外などではうんざりするくらい出回っていて、外国人なんかに理解できるかよみたいに思う一方で、エスニックとしてスノッブな人たちに持ち上げられて、内心得意にもなったりして…。
その職業についたら、心の持ちようが揺れ動く職業なのかもしれませんね。

nekonori-216 nekonori-216 2014/05/14 04:36

やっぱりたいしたお店ではないなと。
ねこは食いしん坊だから楽しく食べたい。
高くてうまいのは当たり前。
そうだったのが、高くても美味しくないものもあるようになった。
それは本当にここ10年くらいで増えてるみたい。

nekonori-216 nekonori-216 2014/05/14 07:07

あ、でもね、このおすしやさんのご主人、お客さんと向き合ってるだけいいと思います。
最初からだんまりで返事もしないおやじ、ときどきいます。
客の好き嫌いを顔に出すひとも。
食事会は客同士の縁を結ぶだけではないですから。
プロじゃないべ。

ymznjp ymznjp 2014/05/14 12:14

うん、おっしゃる通り(^◇^)

不機嫌にして人に機嫌を取ってもらって、自分の価値が上がると思っているのかもしれませんが、そういうのって、価値を逆に落としていると思うんです。自分にもいましめなくちゃいけませんけど。

anonymous 春月 2014/05/14 12:31

そうね、店もせっかく飛び込んできた外国人に寿司の良さを伝えるチャンスを失ってますよね。やはり「寛容」という言葉は、いい言葉ですね。

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