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起床時刻推移グラフ

目標起床時刻:05:00 平均起床時刻:07:10

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05月01日(木)

起床時刻:07時26分[いま起きた]ボタンで記録されました。

メーデーでお休み。

夕方近くになってから、
円明園にでかけてぶらぶら歩き、
その後、Q大学に行って、夫の友人のQ大学の先生と夕食。
ほかの大学もそうだけれど、
Q大学の中も小さい町のように何でもある。
布地を買ってシーツやカーテンをしたててもらえる店もあった。
わたしはQ大学の名前入りのUSBメモリと黒豆を買った。
中国の黒豆は日本でお節料理に使う豆とは違う豆のようだ。
Q大学の先生に黒豆は目にいいからぜひ食べるとよいと言われたので学内のスーパーで買ったのだが、
あとから考えてみたらどうやって食べるのかよくわからない。
調べてみたら、ご飯と一緒に炊いたりするようだ。
とりあえず圧力なべで煮てみようかと思う。

今日も空気が悪かったが、夕方からめずらしく雨が降り、
雨が止んだあとには強風が吹いた。
今は遠くのネオンがすっきりと見える。
明日は空気がきれいだといいな。

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05月02日(金)

起床時刻:08時30分

●今日は天気もよいし、空気もよい。
でかけたかったが、夫が、昨日、柳絮を吸い込んで気分がわるくなったというので、
私も家でなんとなくすごし、夕方、近くのショッピングセンターに行っただけだった。

黒豆は水に半日つけて、夕方から煮ることにしたが、
圧力なべでは夕食のおかゆを作ってしまったので、普通の鍋で煮てみたところ、
野菜をのんびりと切っているあいだに、真っ黒に焦がしてしまった。
やっぱり電気圧力なべで煮ればよかった。
あとはんぶん残っているので、また二三日たってから、煮てみるつもり。

●あとは、娘と連絡をとりながら、中国から娘の成人式の準備をしている。
娘はへそまがりなので、何かとたいへんである。
名古屋はこういうことには熱心な土地柄らしく、娘の友達はたいてい一年以上前から準備を始めているらしい。実際は、成人式の準備自体は、あまり強いこだわりがなければ夏休みくらいから始めても、大丈夫そうなのだが、お友達の親は熱心にそういうことをしているのに、自分の親がちゃんと関心をもってくれなかったというのが、娘の怒りの原因になっているらしい。
でもさ、わたし、自分の時も関心なかったもんな。(成人式はやらなかった)
娘がやりたいというなら、協力するのはやぶさかではないし、それに第一、二月に日本であった時に、娘自身がめんどうくさそうにしていたじゃないか。
お金も出すし、言われれば、きちんと対応しようとしているのだから、
十分にいい親だと思うのだが、またダメ親みたいに責められている。

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05月03日

起床時刻:07時19分[いま起きた]ボタンで記録されました。

夫の五一の休みは今日で終わりである。
今日も天気がよいのに、どこにも行こうとしないから、
「うちにいてもつまらないから、でかけよう、でかけよう」としつこく言って、めでたくでかけることになった。

「南羅鼓巷」に行くつもりでバスに乗ったが、
亜運村のあたりを通りかかった時に「のみの市」のようなものをやっているのが見えたので、バスを降りて行ってみた。

ハト、インコ、メジロなどを売る店や、ハトやすっぽんの卵を売る店、
どこにでもあるような天然石のアクセサリーを売る店、二級品の靴やバッグを売る店など。
机ひとつを置いて抜歯したり、詰め物を入れたりする歯医者も何人も並んでいた。汚い机の上に中古品と思われる入れ歯が雑然と並び、その中から適当に合うものを入れてくれるらしい。
絶対に歯医者の資格を持っている人たちではないと思うが、それなりに患者もいて繁盛しているようである。
なんだか怖い。

いろいろ見たが、ほしいものもなく、そのまま広場から出て、
またバスに乗って、当初の予定通り、「南羅鼓巷」へ。
まず食事をして、前から欲しかったのにまだ買っていなかった「兎児爺」の泥人形を買った。船に乗っているもの、虎に乗っているもの、象に乗っているものなどあり、そのうち、象に乗っているものを購入(象がかわいかったから)。一番大きいサイズがほしかったが、持って歩くのがたいへんなので、中くらいのものにした。

その後、また別の店で七宝のペンダントを購入。これはとてもきれい。
最近、立て続けにネックレスが切れてダメになってしまっていたところだったので、気に入ったものがまた買えてうれしい。

什刹海まで歩いて、バスに乗って帰宅。
人が多かったせいかとても疲れた。
でも、うさぎさんを買ったら、なんとなく満たされなかった気持ちが満たされたような。ヽ(^。^)ノ

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05月04日

起床時刻:06時05分[いま起きた]ボタンで記録されました。

●今日は何をしたのかな。
よくわからないうちに一日すぎた。
いつもの洗濯をして、その後、シーツなどの大物を洗って、
それからヘアマニュキュアして、黒豆煮て、
掃除して、夕食作って。
その間に、ネットでいろいろどうしようもない駄文ばかり読んでいた。

●自分でテキトーに煮た黒豆はおいしかった。
半日水につけて、しょうゆと砂糖を計りもせずにざざっと入れて、電気圧力なべで30分煮てみた。
ずいぶん砂糖をいれたつもりだったが、あまり甘くなくてたくさん食べてもヘルシーかも。あっ、でも、甘く感じなくてもずいぶん砂糖を入れたんだっけ。
夫は豆はきらいみたいだから、一人で食べることになりそうだ。

●夫は、豆、かぼちゃ、芋、そばなどはきらいのようだ。
ずっと前に「そういうものはコメが食べられない人がしかたなく食べるものだ」と言っていた。
へんなことを言うものだと思っていたら、中国からじいさんが来た時に全く同じことを言っていた。
夕食にかぼちゃを出したら、「こういう食事はいいねえ。中国では『貧乏人は病気せず』って言うのだよ」と言っていた。
褒められたのか、けなされたのか、わからない。
とにかく、うちの食事が「貧乏人の食事」と認識されたことだけはわかった。(^◇^)

●夫はそんなことを言うくせに「小米粥(粟の粥)」は好きみたいだ。
粟のような雑穀こそ、私には貧乏人の食べ物に思える。
それこそ、江戸時代の水呑百姓の食べ物もしくは鳥のエサ。

まあ、夫の言うことなんか、嫌いなものを食べない口実にすぎないのだから、真に受けることはないんだけどね。

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05月05日(月)

起床時刻:07時50分[いま起きた]ボタンで記録されました。

●五一の休みが終わって今日から学校。
特に何もなく普通の一日。

平穏が一番だけれど、ここには書かない心配ごともいろいろあるのよ。

先日読んだ「我们仨」に、「完全な幸せもなければ、完全な不幸もない」というようなことが書かれていたが、本当にその通り。
不幸だと思うことがあっても、いつのまにか時が過ぎて過去のことになり、また平穏な日常が戻ってくる。(なんだか、中島みゆきの「時代」みたいだ)ヽ(^。^)ノ
不幸と幸福の間をゆれる何本もの糸が絡み合って、
毎日の生活が成り立っている。

●今朝、オンラインショップでプレゼントを選んで、
母の日に届くように手配した。
今年も母の日にプレゼントを贈ることができた。
これも幸せのひとつかも。
(でもさ、私は毎年、母にプレゼントを欠かさないけれど、
うちの子供二人は「母の日」なんてない世界に住んでいるみたいだよ。
ま、いいけどさ(/・ω・)/)

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05月06日(火)

起床時刻:07時42分[いま起きた]ボタンで記録されました。 07時46分[いま起きた]ボタンで記録されました。

●結局、歯は抜くことになった。
いろいろと説明を聞いたが、抜いた後はインプラントにするしかなさそう。
高いので迷ったが、
帰宅してから夫に相談したら、普段はケチなのに「ま、しかたないな」とあっさりオッケー。
いずれにしても、歯を抜いたり、あごの骨にクギみたいのを打ち込んだりしなければならない。考えるだけでもおそろしい。
長いこと歯医者なんて無縁だったのに、
異変に気づいて行ってみたら、知らない間に深刻な事態になっていた。

歯だけならしかたがないかな。ほかには深刻な病気はいまのところなさそうだし。(^◇^)

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05月08日(木)

起床時刻:06時44分[いま起きた]ボタンで記録されました。

●昨日、夫が仕事関係の知り合いの人と食事をするというので、
わたしもでかけていって食事した。
最後に相手の人が支払いをした。なんかわたし、関係もないのに、
タダ食いしに行ったような。

●スカイプに毎日3名くらい「連絡先リストに加えてください」という見知らぬ男性からのリクエストが来る。
以前は無防備にも自分の写真を載せていたので、「わ、わたしがうつくしいから!??」と思い、兎児爺のぬいぐるみの写真に替えたのだが、
却ってリクエストの数が増えた気がする。

わたしよりも、兎児爺のほうが魅力的だった??

●それにしても、夫の知り合いの中国人との食事などに行くと、
きまって「贤惠にちがいない」と決めつけられるのにほとほとうんざりしてきた。
つまり、「日本人女性」のステレオタイプだね。
夫に尽くして、玄関先で三つ指ついて送り迎えするような。
そういう幻想のもとに「日本人女性」はすばらしいと持ち上げられても、
気持ち悪いばかりだ。

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05月09日(金)

起床時刻:06時31分[いま起きた]ボタンで記録されました。

●明日とあさっては、よこすかカレーフェスティバルらしい。
おやっと思ったが、考えてみたらわたしは北京にいるのでした。
行けるわけない。

●今日は午後から講座があったのだけど、
来週の「語法導読」の発表があるので、家で一日だらだらと
PPTのファイルを作っていた。
実働2時間くらい。それを6時間くらいかけて。
あー、何やってるんだろう。(*ノωノ)

●栗の季節がすぎて、トウモロコシの季節。町ではあちこちでゆでたトウモロコシを売っている。甜的と粘的があるのだが、
わたしはいつも粘的を買う。
あまくはないが、もっちりしていて、芯から身が離れやすいので、食べやすい。たいしておいしくないのだが、なぜか見かけると買ってしまう。
たいてい3元。場所によっては4元。

それ以外では、パイナップルを剥いて串に刺したやつも売っているが、
お腹を壊しそうで買う勇気がない。

日本にいたころは、こんな買い食いに興味がなかったのだが、
ここに来てからはそういうものをつい買ってしまい、
バスを待ちながらかじったりしている。
われながら行儀が悪くなったものだ。

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05月10日

起床時刻:06時30分[いま起きた]ボタンで記録されました。

ここ数日、深夜にお腹が痛くなってよく眠れない。
トウモロコシのせい?

●午前中は茶道の稽古。
昼頃はいったん家に帰って昼寝。(本当は学校の宿題をやるつもりだった(*´Д`))
夕方から着付教室。年初に一時帰国したときに、
実家の母に着付けを習ったのだが、ぜんぜん身につかなかった。でも、
有料で教えてもらうとすぐに覚えられる。
私ってそういう人だったのかと改めて自分というものを認識しなおす。
北京でまた着付けを習いなおしたことは母には黙っているつもり(^◇^)。
着付け教室は、来週と再来週のあと二回。

これで、端午節に和服姿でお茶会デビュー。

ちゃんと着られるようになったら、今度の帰国時に、もう少しよい帯と単衣の着物を買おう。

これからの人生は、貪欲に楽しみを見つけて生きていきたい。

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05月11日

起床時刻:06時55分[いま起きた]ボタンで記録されました。

●明日の発表の準備をしなければと思えば思うほど、
ネットでくだらない記事を読んでしまう。
おもしろかったのは、「林初寒事件」かな。
4月末に、中国人留学生の林初寒が友人4人と一緒に、あの安倍首相とオバマ大統領が会食をした寿司店の六本木分店を訪れ、騒動を引き起こしたという件。
悶着となった原因を箇条書きにすると次のようなことらしい。

・予約の時間に40分遅れていったけれど、謝罪なし。
・仲間のひとりが預けてあった鞄を勝手に棚から取り出して、店員から注意を受けた。
・生ものが食べられないため、生もののメニューを取り消して、加熱したメニューに替えてほしい、食べ残した寿司を持ち帰り用に包んでほしいという要求を出したがのけられた。
・食事の途中でひとりが店を抜け出してとんかつを食べに行った。

こうしたことで双方が感情を害して口論となり、件の彼女が「もし安倍やオバマだったら、そんな態度がとれるのか」言ったという。

しかし、寿司が生もの主体だということさえ知らないのに、なぜいきなり大枚はたいて高級店に行ったのか、そこが不思議である。

日ごろから名店としてもてはやされている高級店の店主も、目の前で「なんだこれ~、生じゃん~」、「やっとがまんして二つ食べたよ~」、「こんなもの食えたもんじゃないよ。わたし、外にとんかつ食べに行って来よっと」などという会話が繰り広げられていたとしたら(中国語がわからないとしても)、実に不愉快であったろう。とんだ目にあったものである。

彼女は、この一連の経緯を自分のブログに書いて、共感を得ようとしたのだが、逆に、「中国人の面汚し」として囂々の非難を受けることになったらしい。

●もとの文は削除されてしまっているが、一部がネット上に残されている。
以下、その部分の訳文(うさ訳)

「だけどさ、
もしほかの人が相手だったら、ぜったいあいつはこんな態度をとらないだろう。
安倍やオバマだったら、そんな度胸があるの?!わたしが将来ビッグになったら、またあの店に行って、同じ態度がとれるものかどうかみてやりたい。

あとになって、このことを日本人の友達に話した。
つまり、わたしたちが食べ残したことで、店のプライドが傷ついたってことなのよ。だけど、店の態度だって、傲慢すぎる。たいていこういう店は腕があるからいいきになって威張りくさっているのよ。こういう店ではいいサービスは受けられない。普通の庶民的な店にいくほうがいい。味はたいして変わらないのだから。たいじなのは、気持ちがよくて、価格がリーズナブルだっていうこと」


●ああ、ああ、こんなことを書いたら、墓穴を掘るのに。
「もともとお前なんか高級店にいくたまじゃないんだ」と言われてしまうじゃん?
こういう後先考えずに、言いたいことを言い、書きたいことを書いて、
思いもよらずに騒動になって、初めて驚いて反省する(あとで店に謝罪したらしい)ところが、何か中国人らしくて、どこか憎めない。(でも、この人とはお友達になりたくない)(^◇^)

●SAMさんのコメントを見る少し前にこのブログの全文を見つけた。(そんなことやってないで発表のしたくしなくちゃいけないんだけど)
今は時間がないので、ざっと見たが、この中国人留学生にちょっと同情する気持ちになった。たしかにSAMさんのおっしゃる通りかも。
明日以降、時間ができたら、ブログ全文の内容を紹介して、
もういちど詳しく考えてみたいと思う。

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05月12日(月)

起床時刻:07時38分[いま起きた]ボタンで記録されました。

●夕食後に全文を改めて読んでみたが、
ますますこの留学生に同情する気持ちが強くなった。
日本語のサイトでもこの「事件」は取り上げられているようだが、
かなりバイアスのかかった文になっていると思う。
原文をすべて読んでみると、たしかに彼女にも遅刻をして謝罪を忘れるなどの落ち度があるのだが、こういう流れなら、こういうふうに判断したり行動したりしても無理ないなと思えてくる。それに、そんなに勝手な要求をしたわけでもない。
たしかに、店主からみればおもしろくない客だったのかもしれないが、Samさんがおっしゃる通り、文化が違う外国人なのだからちょっと大目にみてやってもいいのではないか。

世の中の人は「なんだ、ばっかじゃないの」と人を貶めて喜べるような文章を求めている。そして、そういう方向に真実を曲げた文が作られる。
今日の午前にこのブログを書いた時に、わたしにもそういう気持ちがもしかするとあったかもしれない。

こういう時には、いつも「小さな魚」(エリック・C・ホガード)のグイドの言葉を思い出す。(すごくおすすめです。名作!)「ひとはぼくたちのことを汚いというけれど、どうして汚いのか考えようとしない」(うろおぼえ)。表面だけを見て、マイナスの判断をする前に、もう一歩踏み込んで理解する気持ちを忘れないようにしよう。それがないところに、憎しみが生まれる。

●グイドの言葉を以前、自分が書いたブログの中から拾ってきた。

「戦争や災難ーきっとそこに問題があるんだ。もし、ぼくたちのきたないとこだけを見て、なぜきたないのかを考えないあの男をにくむなら…そうしたら…そうしたら…ぼくがあの男とおなじになってしまうだろう。
ぼくたちが今まで生きぬいてきたことは、無意味なものになってしまう。(中略)ぼくたちが動物と違うのは、わかろうとすることだよ。」


ぼくたちが動物と違うのは、わかろうとすることだよ

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05月13日(火)

起床時刻:05時46分[いま起きた]ボタンで記録されました。

●林初寒さんのブログの全文はこんな感じ。(内容は原文のままではなく、少し整理してあります)

まず最初に日本の接客業のレベルの高さに触れたあと、
本題が始まる。

(ここから うさ訳)

4月3日、有名高級店である某に行く。同行者は林某を含めて5人。
雨が降っていてなかなかタクシーがつかまらなかったため40分遅刻。
あわてていたため、遅刻したことに対する謝罪は忘れた。

店に足を踏み入れると一種の強烈な「階級」を感じさせる雰囲気があった。
どういう点かというと、
まず、店のレイアウト。
高い場所(カウンター)と低い場所(テーブル席)、店主に近い場所(カウンター)と遠い場所(テーブル席)がある。
カウンターには3名の欧米人が座っていた。
つぎに、態度。
店には、店主、店主のアシスタント、新人店員がいて、その間には厳格な上下関係が見て取れた。
新人店員が料理を並べると、その並べ方が悪いと言って、店主アシスタントが客の前で叱責し、やりなおさせた。こういうことを客の前ですることは、失礼なことではないかと林某は思った。
その後、新人店員がやってきて、「なにか召し上がれないものはありますか」と尋ねた。林某とほかの一名は生ものが苦手だったが、寿司屋に来た以上、生ものは苦手というわけにもいかないので、「ありません」と答えた。

ここで最初の事件が起こる。
仲間のひとりが鞄を取りに行った。そのとき、店主アシスタントが新人に「あの日本語ができるのに、言って来い」と言っているのが聞こえた。客のことを「あの日本語ができるの」と言うのは失礼ではないかと思ったが、顔には出さず、新人の話を聞いた。難しい敬語でよくわからなかったが、「荷物を邪魔になるところに置くな」ということを言っているのではないかと思い、新人に謝罪した。(実は、ほかの客のものも置いてある場所に、勝手に自分で荷物を取りに行くなと言いにきたのだと後から気づいた)   

第二の事件。
林某ともう一名は生ものが苦手だったので、寿司を食べるのに難儀した。
この店では、一皿を食べ終わったら、次の皿が出てくるシステムだったので、食べきれない自分の分をほかの人に食べてもらっていた。このため、林某のグループの食事はなかなか進まなかった。

第三の事件。
仲間の男性1名が、寿司があまり好きではなかったうえに空腹だったので、
途中で買ってきたとんかつを外で食べるために席を立った。彼はみんなのいるところでとんかつを食べるのはとても失礼だと思ったので、軽く挨拶をして鞄を取りに行った。すると、店主が林某を怒鳴りつけた。「自分でものを取りに行ってはダメだ。ほかの客のものもおいてあるんだから。もし、何かなくなったら、警察に通報するからな」。ほかの客もいるのに、こんなことを言われて、面目丸つぶれだと思ったが、自分の通訳がまずくて誤解が生じたのかと思って謝罪し、同時に、同行者に「ほかの人のものも置いてあるから、自分で荷物を取りに行ってはいけない」と伝えた。

(ブログでは、このあと、林某は香港で起こったある事件を取り上げて、
大陸の人のやり方がよくなかったとしても、悪意のあるやり方でそれを非難するのではなく、友好的な方法で解決することが大切ではないかという話を挿んでいる)

第四の事件。
こうして林某らの食事は遅々として進まなかった。
仲間のひとりが「午後の時間をすべてここでつぶしてしまうのはもったいないから、持ち帰りにできないか聞いてみて」と言うので、店員に尋ねてみたが拒絶された。持ち帰りにすると鮮度が落ちて、店の評判にも影響がでるだろうから、店が拒絶するのももっともなことだと思った。そこで、「あとどれくらいの料理がでるのか」と尋ねると、「まだまだたくさん出る」と言われた。店主は「まあ、がんばって食べてください」と言っていたが、きっとこのことが店主の機嫌を損ねることになったのではないかと思った。店主は「うちの寿司が食べられないとでも言うのか」と思ったのかもしれない。(つづく)

●(つづき)
第五の事件。
いたたまれない時間が刻一刻と過ぎていった。
カウンター席の欧米人は去っていき、その後、次々と新しい客がやってきた。見たところ、15席ある客席のうち、13席が埋まっていた。
林某たちはもうほとんど食べられなくなっていた。もともと生ものを食べつけていない林某たちがこの店に来たのは、試しに食べてみたいと思ったからだ。しかし、料理が思いもよらず多くて、食べきれなかった。焼きアナゴや卵の寿司など、寿司には加熱したものもある。「これから出てくる分は、生ものはいらない。加熱したものだけあればいい。そうしてもらえないか聞いてみて」と同行者が言うので、新人の店員を呼んで「生ものの注文は取り消して、加熱したものだけにしてもらえないか」と尋ねてみた。すると、店主のアシスタントが来て、「どういうことか」と言うので、もう一度同じ質問を繰り返した。林某と店主のアシスタントが話をしていると、店主が冷ややかな笑みを浮かべて、大声で言った。「あなた方の国の寿司は生じゃないのかね」。傲慢な態度、傲慢な口ぶりだった。国のことまで持ち出され不愉快になった林某はしかめつらで答えた。「生じゃなかったら、それがどうしたのですか?」
すると店主は
「長いこと日本にいて、寿司が生ものだと知らないというのか」
「寿司が生ものだと知ってから予約しろ」
「生ものが食べられないなら、予約するときに前もって言え」などと怒鳴った。
林某はこれに対して
「わたしの国の寿司も生ものです」
「わたしが予約したわけではない」
「こんなに量が多いとは知らなかった」
「もう限界まで食べたんです」などと答えた。
衆人が見守る中、双方ともだんだん大声になり、表情も険しくなっていった。しかし、しょせん、林某は中国人であり、日本語での口論では、店主にかなわなかった。
最後に、林某が大声を上げると、
店主は冷ややかに笑い、下を向いたまま寿司を作り続けた。もうあいてにするのも面倒だという表情だった。

その騒動の間中、あとの料理が運ばれてくることはなかったが、
一行は料金を支払って、店を後にした。
林某は店主に「こんなに傲慢で冷たい日本人なんて見たことない。接客業に従事する以上、一番大切なのはサービスで、腕前はその次でしょう」と文句を言いたいと思ったが、寿司屋の予約は知り合いのつてでとったものであり、その知り合いの顔をつぶしてはいけないと同行者に言われ、言いたい言葉を飲み込んだ。
このことのせいで、一日中、不愉快な気分で過ごすことになった。
同行者たちは腹を立てながらも、双方の正しかったところと間違っていたところを分析した。
たしかに双方に問題があったからこそ、こんなことになったのだ。

(このあと、先に訳した「だけどさ」以下の部分に続きます)

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05月14日(水)

起床時刻:06時32分[いま起きた]ボタンで記録されました。

今日はこれから講義がふたつあるので、でかけます。
下の記事について思うことは、帰宅後、書きます。(余力があれば)

このことについては、「どちらが正しいか」(わたしはどちらか一方が悪いとは思いません。でもどちらかというと、中国人一行に同情的です)と「どうしてもとの文とニュアンスの異なる文がでっちあげられ、流布してしまったのか」は、
分けて考えなければならない問題だと思います。
では、またのちほど。

●この文には付録みたいな問答がついていて、
それによれば、この人たちは主体的にこの店を選んだのではなく、別の人がよかれと思って予約を入れたようです。

●「長いこと日本にいて、寿司が生ものだと知らないというのか」
「寿司が生ものだと知ってから予約しろ」
「生ものが食べられないなら、予約するときに前もって言え」
という店主の言い分はもっともだと思う。
丹精こめて作った料理を、目の前でいやいや食べ、残す人たちを見たら、
それは不愉快になっただろう。ましてや、ほかの客はみなありがたがって、喜んで食べるのに、よりによって、こんな客がわけもわからず来て、無駄にするとは、実に腹立たしいと思うのも当たり前である。また、コメントにもあったが「店が客を選んでもよい」とも思う。気難しい寿司の神様に自分だけは認めてもらったということで満足感を得られる客だけを相手にして商売が成り立つなら、ほかの人に文句を言われる筋合いはない。

だけど、わたしには、ほかの記事にもあったように、この人たちが「わがまま放題」をしたとは思わない。不注意で場違いなところに迷い込んで、身の置き所のないような苦しい思いをすることになり、その状態からなんとか抜け出すために、「持ち帰りにしてもらえないか」、「生ものは出さなくていいから、火の通ったものだけだしてほしい」と言う発言になったのだ。
その苦しい状況を思えば気の毒ではないか。わたしだったら、そういう抜き差しならない状態になった人を非難しないし、わざわざ自分が損をしてまで助けようとは思わないが、それ以上の苦しみを与えようとも思わないだろう。

店だって、客を選ぶにしても、いくらでも角が立たない方法があるだろう。店が損しないように料金をとったうえで、この人たちをこの苦境から解き放ってさしあげればよかったのではないか。いい年をした大人がまだ若い文化の違う外国人をけんもほろろに怒鳴りつけるなど、目をそむけたくなるような光景である。そういうところで食事をしていたほかの客も、どういう気持ちでいたのだろうか。(わたしだったら、気持ちが塞いでおいしい食事もだいなしだろう)

●簡単に言えば、この中国人一行さまは、たしかに考えが足りなかったかもしれないし、それによって店を不愉快にさせたのかもしれないが、悪意のない人たちである。それに対して、この店主にはぞっとするような悪意を感じる。赤の他人にこういう悪意を野放図にあからさまに見せるとは、なんと恐ろしいことではないか。そうだとしたら、それこそが「文明的」とか、「民度」とかそういうものの対極の行為といえないだろうか。

●話は違うが、昨日と今日は忙しかったが、なんとか乗り越えた。
昨日は導読の発表、今日はふたつ講義。
終わってみればたのしかった。
大学生のころは、こういうところで学ぶありがたさがわかっていなかったけれど、今はこの僥倖に本当に感謝している。だから、たのしいのかも。

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05月15日(木)

起床時刻:07時13分

このブログの日付は一日ずれてしまっています。
そのうち、一日休んで修正します。

今日は、朝一番の講義に出て、美容院に行って帰ってきた。
大学内の美容院は安かった(30元)。
それでも、ちゃんと「洗剪吹」。
これまでは、夫が会員になっている美容室に一緒について行って切ってもらっていたが、そこまで行くのは面倒だし、これからはここですませようかな。

端午節の茶会に着物を着て出席することになりそうだし(と言ってもお客ではなくてたぶん手伝い)、中途半端な髪形で出るわけにもいかないので、
すっきり切っておきたかった。うん、30元でなかなか満足なできばえ(^◇^)

●午後からは映画を見に行った。
「同桌的你(同じ机のきみ)」という映画。以前、同じ題名の歌があったようだ。
結論から言うと、
これは青少年が見るものだろう。おばさんが見る映画ではなかった。
わたしのようなものがみると、他人ごとながら照れくさくって恥ずかしくって、しごく居心地の悪い気分になる。
少女漫画みたいな世界。たぶん、このレベルの映画は日本では上映されないだろう。

ただちょっと気になったこともある。
女の子が男の子に「わたしと恋人同士でいる時間は一日●分ね」と言い、
自分の気持ち次第でその時間を増減するのだ。
デートしたり、ホテルに入ったりしてムードが盛り上がったところで、「はい、●分終わった。今日はこれでおしまいね」みたいな。

わたしなどには、馬の鼻先にニンジンぶら下げるようなことをして男の子をあやつる「ずるい女」に見えてしまった。
どうもこの子(『サンザシの木の下で』の主人公と同じ女優が演じている)は「かわいい女の子」という設定のようなのだが、そういうことをする子には、わたしはぜんぜん共感できなかった。

それと、主人公の男の子が大人になってから、アメリカで一緒に住んでいる、凶暴でだらしなくて浮気をしているフィアンセが日本人。なぜそこでわざわざ日本人という設定?

まあ、中国人は「日本人の女性は従順で、そうかと思うと性的に開放的で、男に都合がよいことばかりだ」というおかしな先入観があるようなので、こういうのがあったほうが、そんなファンタジーが中和されていいという判断もできるのかも。

それにしても、どうしてこうまともで中庸な判断ができないのだろうね。
極端から極端へ。どちらの極端も、実物とはかけはなれているのに。

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05月16日(金)

起床時刻:06時35分

それにしても、今日は疲れた。
午前中に「教材分析」、午後から「中国学」。
そのあと、夕方から文法の講座。

中国学では、今は中国医学について学んでいる。
いつもは先生が一方的に講義をしているのだが、今日は先生がツボの場所や押し方を教えてくれたり、ビデオを見ながら体のツボを刺激する体操のような動作を練習したりした。
ダイエットに効果があるツボも教わった。

夕方の講座の教室に行くと、中国学をさぼったLさんがいた。
「中国学に来ればよかったのに。今日は先生がダイエットに効くツボを教えてくれた。ほら、この膝のお皿から指四本離れたこのあたりを押すといいんだって。わたし、授業中に一生懸命押したのよ」と教えてあげた。しかし、彼女は興味なさそうに、「そんなの効くわけない。だって先生自身が太ってるし。油、米、砂糖を控えて、たくさん運動するのがいちばん。そんなとこ、一生懸命おしてもムダ」と言う。はー、おっしゃる通りです。

●まだ今でも林某の事件を取り上げてあれこれ言う掲示板などがあたらしくできているようだ。
そういうところで、汚い言葉で書き込みをしている人たちはいつ気づくのだろう。
この中国人女性を貶めようとして、自分自身を貶め、日本人の品格を落としていることに。

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05月17日

起床時刻:07時32分

ははは。今日も、明日のジョー続行中。

おとといの晩よく眠れなかった疲れがたまっていて、
珍しく二度寝。
起きてからはぼんやりとネットでいろいろな記事を読んだり、
テレビで「張学友がおちぶれてから、復活するまで」みたいな番組を見ていた。
「学友がこのどん底から這いあがるきっかけとなったものは、何?」みたいな問いかけが出たとき、「ふ~ん、どうせ『愛情』だろう?」と思ったら、やっぱりそういう結末だった。
ヽ(^。^)ノヽ(^。^)ノ

●ずっと弾いていなかった箏を弾いてみた。
簡単な部分は意外と手がちゃんと動いて弾けるが、
難しくて練習して弾けるようになった部分はまた弾けなくなっていた。
でも、これも上達を急ぐ必要がないのだから、ゆっくり楽しんで。(^◇^)

●中国人女性が寿司屋でおこした騒動について。
彼女の後日の日記を読んだ。
彼女も寿司屋の店主も見直した。気持ちよく仲直りができたそうで、
読んだわたしも感動した。店主のことは先日のブログで悪く書いてもうしわかなかった。
終わりよければすべてよし。
下は騒動のあと、謝罪に言ったときのことを記した彼女のブログ。
(勝手に引用してもうしわけない。)

「今日の午後2時45分、店じまいしたばかりの時間に、わたしは菓子折りをもって六本木の店を再訪した。

この数日、各方面からのアドバイスと批判を受けて、自分がこれまで「料理人の精神」を理解していなかったことがわかった。

戸口に立って「失礼します」と言うと、戸を開けてくれたのは、店主その人だった。「わたしを覚えていますか」と尋ねると、店主は満面の笑顔で「覚えている、覚えているよ」と答えた。わたしは自分が来た理由とあの日のいろいろなことについて説明した。遅刻の理由、なぜ自分で鞄を取りに行ったのか、なぜ途中でもう生ものはいらないと言ったのか、さらには、自分が生ものを食べられないこと、日本語があまりうまくないことなども。

その間中、かれはずっと微笑みを浮かべて、「もう気にしなくていいんだよ」と言い続けた。それと同時に、ひとりひとりの客にできるかぎりおいしいものを食べてもらうために、毎日予約のあった人数にあわせて食材を用意しているのだと話した。それなのに、あの日、わたしたちが遅刻をして、さらに生ものを取り消してほしいと途中で言ったことから、誤解が生まれたのだ。
ほんとうは、かれはわたしたちがおいしい寿司を楽しめるように心から望んでいたのだ。

わたしはさらにあの日のことで感じたことや、あの日、どんな気持ちでいたのかを説明した。考え方の違いが誤解を招いたのだ。
かれは理解を示し、わたしに言ってくれた。
「寿司が好きになったら、またいらっしゃい」

このことを通じて、わたしは多くのことを学んだ。
相手の立場でものごとを考えること。
その土地の文化をよく理解して、対立や行き違いを減らすこと。
もめごとが起こってしまったら、冷静に対処し、言行を慎むこと。

間違いが起こるごとに、ひとつずつ成長する。
みなさんのアドバイスに感謝している。また、この数日ずっとわたしのそばにいてくれた親愛なる方たちにも感謝している。
とても感動した。永遠に忘れない。」(うさ訳)

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05月18日

起床時刻:08時21分

この中国人女性が寿司屋で起こした騒動については、
そのもめごとの経緯そのものよりも、
それがどうして実態とは違った形であちこちに伝わってしまったのかのほうに興味がある。

たぶん、それはわたしが推測するに、
彼女の最初のブログにも触れられている香港の事件が影響しているのではないか。

その事件とは、こういうものである。
…香港の目貫通りで大陸から来た夫婦が赤ん坊に大便をさせた。
その様子をある香港の記者がビデオにとっていて、その奪い合いから
もめごとが起きた。
当初、そのビデオが公開されていなかったため、
大陸では、夫婦が赤ん坊に小便をさせていたためもめごとになったと事実を曲げて伝えられた。香港のメディアがこれに反発して大々的に報じた。…

つまりこういう下地があったところに、大陸の人たちに反感を持つ香港の人たちが彼女のブログを読み、これを悪意をもって捻じ曲げてSNSで騒ぎたて、大陸に反感を持つ日本人や台湾人もまたそれに飛びつき、尾ひれをつけて広めていったということではないだろうか。

彼女はほかの人が作り出した反中的な気分の中で思わぬとばっちりを受けた被害者なのかもしれない。

●それにしてもこういう事態って、おそろしいよね。

ずっと前の社民党の原陽子の「ざまあみろ」発言騒動みたいだ。
あれだって、普通の読解力がある人ならば、彼女がテロに対して「ざまあみろ」と思ったわけではないのはわかるはずなのに、彼女自身がテロに対して「ざまあみろ」と言ったと批判され、謝罪に追い込まれたのだ。
こういうのを見るたびに、大声で執拗に言い立てれば、事実を曲解しためちゃくちゃな批判でも通ってしまうのだというのがわかる。
それにしても、どうしてあの時、福島瑞穂女史は、道理の合わない相手の批判に迎合し、彼女をきちんとかばってやらなかったのだろう。あの時から、なんとなく彼女を応援する気がしなくなった。

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05月19日(月)

起床時刻:08時00分

●さっき夫が電話しているのを聞いてたら、やっぱり「のんぶりんちん、のんぶりんちん」と言っていた。
でも、件のブログでは相手を責める言葉のようだったが、そういうふうではなかったみたい。

●「のんぶりんちん」は「弄不灵清」であり、意味が「搞不清楚」だとわかった。
もうひとつの「もろろ」については、
これかも↓

木佬佬:杭州话,表示程度,“很”的意思

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05月20日(火)

起床時刻:06時21分

05月21日(水)

起床時刻:06時40分[いま起きた]ボタンで記録されました。

●朝いちばんの講義に出て、
午前11時前に帰宅。
少し休んでから、最近評判になっている「帰来」という映画を見に行こうと思ったのだけれど、
なんだかものすごく疲れてだるくて、
夕方まで昼寝をしたり、動画を見たりして、何もしなかった。

昨日から急に30度越えの気温になったせいだと思う。

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05月22日(木)

起床時刻:06時57分[いま起きた]ボタンで記録されました。

●ベトナム人のLさんは最近ずいぶん授業をさぼっている。
それになんとなく疲れた様子に見えた。
先日、「今学期は7月の最初までだが、6月なかばまでに次のビザの更新をしてできるだけ早く帰国したい。次のビザの更新についてもう何か聞いているか」と尋ねてきたので、「ホームシックかな」と思っていた。

今日も隣の席に座って、「6月半ばに私が帰国してから、期末論文の内容が発表されたら、メールで教えて」と私に言うので、
「どうしてそんなに早く帰るのか」と聞くと、「ベトナムと中国が戦争になるのではないか」、「ベトナムで中国人が殺されたので、中国にいるベトナム人が報復を受けるのではないか」と親が心配しているので、
一刻も早く帰国したいという話だった。
「夜もよく眠れないし、食欲もなくなった」というので、気の毒になる。
実のところ、最近「あんぺいがどうしたこうした」という報道だとか、悪辣な獣のような日本人が出てくる抗日戦争のドラマだとかがこれでもかこれでもかとテレビでひっきりなしに流れるのを見ていると、私も怖くなってくることがある。ベトナムの場合、もっと情勢が緊迫しているから、さらに怖いだろう。「わたしとあなたとはほとんど同じ科目を履修しているから、情報が入ったら、メールしてあげる。心配しないで」と答えた。

家に帰ってから、その話を夫にしたが、「ふーん、ベトナム人は自分たちが中国人を殺したりするから、自分たちもそんなことにおびえることになったのだ」と冷ややかな口ぶり。
なんだかなー。たしかに殺された中国人はほんとうに気の毒だが、
全体から見たら、ベトナムに同情すべき点も多いと思うのだが。
こういうところはやはりわたしたちは外国人同士なのだなと改めて思うのだった。

●暑い。
お昼ごろ帰宅して、またでかけるつもりだったが、
結局きょうもでかけなかった。
Amazonで扇風機二台購入。
あとはリビングのエアコンのフィルターを洗った。一台分だけ。
2つある寝室の二台は、椅子に乗っても手が届かないので、
フィルターは洗わなかった。土日に夫にとってもらおう。

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05月23日(金)

起床時刻:07時26分

●最近、トウモロコシにも飽きてきたので、
粽を買って帰ることがおおい。
一二週間前から、スーパーや菓子屋はどこも競うように店先に並べている。
肉粽、棗入りの粽、小豆あん入りの粽などいろいろある。
棗入りや小豆入りなどのもち米に味がついていない甘いものが入った粽は北方のもので、肉入りのもち米に塩味がついている粽は南方のものであるらしい。私は小豆あん入りが好き。夫は肉粽しか食べない。

この間、スーパーに行ったとき、私が粽を選んでいると、夫が店員に聞いていた。「さいきん、どうしてどこも粽を売っているの?」
あれま、あなた中国人でしょう?端午節をしらないのだろうか。
ほんとうに何にもしらないひとなんだなとつくづく思った。

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05月24日

起床時刻:06時26分

昨日は、映画「帰来」を見て、
今日は、茶道と着付け教室。
そのあと、ネットで買った扇風機を二台組み立てた。
着付け教室は一通り終わったけど、やっぱり一人で着られる気がしない。
疲れた。これからテレビ見て寝る。

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05月25日

起床時刻:08時06分[いま起きた]ボタンで記録されました。

●金曜日に張芸謀監督の「帰来」を見てきた。
文革の時代、長い間、右派として農村送りとなっていた夫が脱走して、
妻と娘のいる家に帰ってくる。
舞踊学校に通っている娘は、父が脱走したことで自分が主役を演じる機会を逃すのではないかと思い、父が母と駅で落ち合うという情報を密告し、両親の再開を阻止する。
数年後、文革が終わり、夫が家に戻ると、妻は精神的な障害から夫を夫と認識できなくなっていた。目の前に夫がいるのに、「5日に帰る」という夫の手紙を受け取った妻は、毎月5日になると駅に夫を探しに行くのである…。

こういうあらすじ。

今度こそ夫が帰ってくるのではないかと期待しては、落胆する。今度こそ、自分が夫だと妻がわかってくれるのではないかと期待しては、落胆する。
その繰り返し。

おそらくわたしのように大半の観客は最後にはどうにかなるのだろうと思いつつ見るのだろうが、結局、どうにもならないのである。

逃亡した夫に食べさせるために作ったマントウは無残にも地面にちらばり夫の手に渡ることはなかった(「初恋が来た道」の餃子を思い出した)。しかし、映画の終盤で夫とは認められないものの、彼の枕元にそっと餃子のどんぶりを置く。それは、以前の関係は取り戻すことができなかったけれど、あたらしい関係を築くことができたということを、象徴しているのかもしれない。

夫は最後までふたたび夫として受け入れられることはなかったが、
「夫からの手紙を読む人」として、そして「夫を駅に探しに行くときの付き添い」として妻を支えることでふたたび妻とのきずなを築き、寂しさ、切なさとともに、その立場を受け入れていったということなのだろうか。

わたしには、大きな感動というよりは、むしろ釈然としない思いのほうが強く残ったが、
周囲の人たちはみな泣いていたから、何かわたしにはわからない、中国人の琴線に触れるものがあるのだろう。

●この間、テレビを見ていたら、田舎から北京に出稼ぎに来ている男の子のところに故郷のお母さんから手作りのマントウが送られてきて号泣していた。こういうものは、中国の人たち(北方の人)にとっては特別な思い入れがある食べ物なのだろう。こういうものを粉を練るところから手作りして見せる張芸謀は観客を泣かせる技を心得ていると思った。

それにしても、このマントウを日本で置き換えるなら、どの食べ物になるのだろう。おにぎり?でも、おにぎりだったら、日持ちしないから、たくさん作って持っていくわけにはいかないな。

●今ちょっと「事件」があって、このすてきな「モデルルーム」みたいな部屋から引っ越さなければならなくなるかも。

●つまり今、この家の持ち主の親だという人と何か親類関係の人計3人がいきなりやってきて、部屋にあがりこんでしまった。

このマンションは、所有権を持たない家主の妻が、家主が入院している間に勝手に貸し出してしまったものなので、すぐに立ち退いてほしい。家主は伝染性の病気から精神を病んで長い間入院していたが、最近退院した。この部屋は家主にとってたいへん思い入れのあるものなので、退院した今、ここにやってくる可能性が随時あり、あなたがたに迷惑をおかけするといけないので、安全のため、引っ越ししてほしい。
………
という話だった。

入口の横にガラス張りのかわいらしい書斎があり、それも私がこの部屋を気に入った理由のひとつだったが、それは家主が特別にデザインして作ったもので、精神を病んでからはその狭い三畳ほどの空間に一日中閉じこもっていたそうだ。また、もうひとつの書斎にはドアがないが、そのドアは家主が錯乱状態になって壊してしまったからないのだとも。

床も壁も天井もまっしろ。インテリアも白と銀。寝室や浴室、キッチンのドアはガラスのドア。とても美しい部屋だが、そういわれてみれば、急に何か病的な雰囲気に満ちているように思えてきた。

今日は、夫が日本から来た人たちのアテンドで留守だったので、
急に見知らぬ人たちがやってきて、そういう展開になり、
かなり動揺してしまった。
夜遅くに契約をした家主の妻が来て、夫とこれからの話をする模様。

そういう事情なら部屋を出ていくのはしかたがないが、すぐにまたいい部屋が見つかるとは限らないし、今の部屋ほどきれいな部屋はめったに見つからないだろうと思うとちょっと気がめいる。

(こうやって文章にしてみると、たいしたことではないが、
実際には、昼寝の最中に、いきなり見知らぬ人が来て、こちらが制止するのにもかかわらずワラワラとリビングに入り込み、筋道もへったくれもなく3人がそれぞれが思い思いに勝手に話しをしたりするもので、もう何が起こったのだか、なかなか事情が呑み込めなくて、驚いてしまった…。)( ゚Д゚)

●それにしても釈然としない。
家主の妻が勝手にマンションを貸したのは、わかった。
でも、それだったら、先に家主の妻と話をつけて、彼女からわたしたちに連絡させるべきではないのか。
それなのに、なぜいきなり我が家に乗り込んできて、「ここはわたしたちの家だ。あなたたちは、騙されて、貸す権利のない人から借りたのだ」と言いに来たのだろう。

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05月26日(月)

起床時刻:07時45分[いま起きた]ボタンで記録されました。

「でも、それだったら、先に家主の妻と話をつけて、彼女からわたしたちに連絡させるべきではないのか。」
とわたしは昨日のブログに書いているが、
我ながらものわかりのわるい女だな。
簡単に話がつかないから、ここにやってきたのにきまっているじゃないか。
昨日はほんとうに慌てて判断力が落ちていたのだ。

●昨日の晩、家主の妻は結局来なかった。
夫の話だと電話したところ、最初は来ると言っていたのだが、
あとから「急に用事ができたから、明日にしてくれ」と言ってきたのだという。また、そのほかに「そんな人たちは知らない。今度来たら、自分で警察に電話して追い払ってくれ」とも言っていたそうだ。

これは春月姐さんの言っていた通り、親族間の財産トラブルなのだ。
つまり、夫の親と妻がこのマンションの所有権で争っているのだ。
昨日、制止したのに、部屋に勝手に入ってきてしまったのは、「家主の親である自分たちが本来は家に対する権利をもっているはずなのに、権利を持たない家主の妻から借りたのだから、借りたことにならない。わたしたちは自由に入る権利がある」ということを示したかったからなのだろう。

当初わたしは「この部屋を出て、あたらしい部屋に移ればすむことだ」と簡単に考えていたが、家主の妻は契約を解除する気がないのだ。
とすれば、もし勝手にでれば、うちが契約違反になってしまうし、
違約金ももらわずに引っ越したら、不動産屋に払う次のマンションの紹介料(家賃一か月分)は自己負担になってしまう。
そうかといって、住み続けたら、また家主の親たちが「立ち退け」と言ってやってくるだろうし、ほんとうに精神を病んだ男がやってきて警察沙汰になるかもしれない。
夫は「今日、家主の妻が来ても、知らぬ存ぜぬを通して、契約解除には応じない気がする」と言っていた。
このところ、夫も仕事でいそがしいのに、たいへんなことになりそうだ。
昨日はなんだかよく眠れなかった。(昼寝したせいかもしれないが( ;∀;))

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05月27日(火)

起床時刻:07時36分[いま起きた]ボタンで記録されました。

なんだかいろいろあって実に気分が悪い。
あまり眠れなかったし。

●昨日の夕方、わたしたちが賃貸契約をした家主の妻に不動産屋で会った。
そこで話し合いに参加したのは、夫、わたし、夫の会社の経理担当、不動産屋スタッフ、家主の妻。
わたしがおとといの日曜日の出来事の経緯を話すと、
家主の妻は「ぜんぶうそ。その人たちが誰なのかぜんぜん知らないし、会ったこともない。ぜんぜん知らない人たちのしたことが、なぜわたしの責任になるのか。契約を打ち切ることはできない。そもそも知らない人を家にいれたあなたに否がある」とシラを切りとおす。


わたしたちは、契約を打ち切ることに決めていたので、
もう支払ってしまったデポジットをどれだけ取り戻せるかということを目的として話をすすめることにした。これはなかなか難航したが、不動産屋スタッフの仲裁で半額を返金してもらって、6月8日までに退去することになった。このほか、次に入居するマンションの紹介料なども必要だが、こうしたものは、夫の会社の負担で払うことになった。

しかし、詳しいことを書く気力はないが、平気でシロをクロと言い切るような家主の妻の態度にはほんとうにうんざりとした。というよりも、恐怖さえ感じた。自分が住むマンションのほかに、賃貸料でまるまる生活費がまかなえるこのマンションも持っているほど裕福とはいえ、不幸が染みついているような冷たい無表情な顔を見ていると、こちらの気持ちまでも冷え冷えとしてくるような感じさえした。

それと、もうひとつ。
ほかの人から見れば特に問題がなかったマンションを引き払い、このマンションを選び、引っ越したことで、たびたび会社の人たちをわたしが振り回したことになってしまった。わたしの気のせいなのかもしれないが、みんながそう思っているように思える。

●6月20日に抜歯することになった。
たかが抜歯とはいえ、小さな手術のようなものなので、当日と翌日は安静にしなければならないから、それが可能な日を選ぶように言われた。
20代の会社勤めで忙しいころに、歯のクラウンが取れ、それを数年放置してしまったため、上の歯が下がってきてしまっているので、その歯も削って高さを合わせなければならないそうだ。
歯というものは、その都度きちんきちんと直しておかないと、あとあと直そうとした時に時間もお金も余計にかかるようになってしまうことがわかった。
最近では、銀行にお金を預けてもたいした利息もつかないのに、歯の症状だけはそういうふうにきちんと律儀に利息付きで大きくなって返ってくるものらしい。

●「そんな人たち、誰なのか、ぜんぜん心当たりがない」と家主の妻は言っていたが、彼らは間違いなく彼女の夫の親なのである。
家主親は、うちに押しかけてきたときに、私に「結婚証明書」のコピーを見せて、
「ほら、これ、この人だろう?」と写真の中の女性を指さしたのだ。
若いときの写真だったが、それは間違いなく家主の妻だった。
そんなもの赤の他人が持っているわけ、ないじゃないか。

結婚証明書の写真には、インテリっぽいメガネの青年と、
ふんわりとしたおかっぱの、少女のような女性が写っていた。
それが今、一人は精神を病んだ廃人となり、
もう一人は、すっかりと枯れ果てたようなこの無表情な女性になったのかと思うと、同情するような立場でもないのに、なぜか泣けてきそうな気分になった。わたしの心が弱っているせいかもしれないが。

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05月28日(水)

起床時刻:07時03分[いま起きた]ボタンで記録されました。

●昨晩もよく眠れなかった。
蚊に刺されたのも、原因のひとつ。
14階なのに、蚊が多い。
窓から入ってくるとも思えないし、入るとすればドアだけなのだけれど、
そんなに出入りしているわけでもないし。
●物価が高い。
このところ、コンビニなどで、1角、2角のおつりがあるはずなのに、店員が「刚好」と言っておつりをくれない時が続けてあった。
1角、2角だから、まあ、いいかと思って何も言わないけれど。
もはや1角、2角はお金ではなくなったのかもしれない。
●6月の一週目までに次の部屋を探さなければならない。
今住んでいる部屋を紹介してもらった不動産会社に、
次の紹介料をまけてもらえるかどうかを夫が交渉している。
その交渉が終わってから、部屋探し。ということは、一週間程度で探さなければならないということになる。それもどこでもいいわけではなく、
この同じ団地の中で。
でもきっと部屋探しは楽しいはずと思うことにした。
それに、こういうトラブルも思えばスリルがあって楽しいじゃないかと。

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05月29日(木)

起床時刻:06時53分[いま起きた]ボタンで記録されました。

05月30日(金)

起床時刻:07時42分[いま起きた]ボタンで記録されました。

昨日の午後、暑いと思って、携帯のお天気アプリを見たら、
41度と表示されていた。

そのときは、中国医学の授業で、先生が「夏は汗をかいて、体内の毒を出すことが必要です」という話をしていたところ。
そのためか、エアコンはついていなかったけれど、誰も「つけてほしい」ともうしでなかった。

でも、湿気がないせいか、いくら気温が高くても、日があたらない場所は日本みたいにうだるような暑さにはならない気がする。

●ベトナム人のLちゃんに、引っ越しをすることになった経緯を話した。

…相手が何度来ても、「わたしたちは契約書を持っている。法的な権利がある」と言って、力づくで追い返せばいい。この「法的な権利」ということを強調するのよ。もし、それで追い返せなければ、家主妻が言うように通報すればいい。相手が筋が通らないことをしているのだから、こちらも遠慮することない。そんなに簡単に引っ越してしまうなんて信じられない…

と言われた。たしかにそうだ。
自分の金で解決するのなら、わたしたちもそう簡単には引っ越さないと思う。ただ、夫の仕事が忙しいので、こんなあらそいをやっているよりも、さっさと金で解決して、業務に力を注ぐという判断をすることになった。
相手のごね得を通したわけで、なんとなく気分は悪いが。

こういう問題がありながら、家主妻はシラを切って家をほかのひとに貸し出すつもりみたいだし、わたしたちにこの家を紹介した不動産会社もまたこの家の仲介をするみたいだ。
きっと次もまた家主の親たちは、同じ騒ぎを起こすのだろう。そしていつか警察沙汰になるかも。

いずれにしても、もうわたしたちには関係のないことだ。

●今日の最高気温は37度。
昼過ぎにネットがつながらなくなり、どうしたのかなといろいろしらべているうちに、エアコンも作動していないことがわかった。

電燈もつけてみたけれど、つかない。
それでようやく停電だとわかった。

暑い家の中にいるのもいやなので、早めに夕食の買い物にでかけようと思ったが、
エレベーターも止まっている。
つまり、うちだけではないっていうこと。

住んでいるのは14階なので、階段で降りたらこの暑さの中をまた階段で戻ってこなければならない。それに停電なので、冷蔵や冷凍のものも買えないし。

あきらめて部屋に戻る。
暑いので顔を洗おうとしたが、停電だと水道もとまるようだ。
台所や洗面台だけでなく、トイレの中水も流れない。

このままだと夕食も作れなくなるかもしれないと思い、
夫に「停電で、エレベーターも水道も止まっている」とメールすると、
「管理会社に電話してみたら、3時半に復旧するとのこと。暑さのため、
供電システムがパンクしたようだ」とのこと。

日蔭の部屋で扇子で顔を仰ぎながら、本を読んでいると、3時半かっきりに電気が復旧して扇風機が回り始めた。
3時半かっきりとは、中国にしては妙に律儀である。

おかげでそれから買い物に行って、普通に夕食も作ることができた。
でもね、まだ5月なんだよ。これからの長い夏はいったいどうなる。( ;∀;)

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05月31日

起床時刻:06時52分[いま起きた]ボタンで記録されました。