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04月30日(木)
起床時刻:07時35分
昨日は午後から第二外国語の授業一科目だけ。
授業のシステムをみると、学生がどれだけ課題をこなしたかがチェックできるのだが、急に
達成率低下。
中国でもそろそろ大型連休に入るので、出席ボタンは押すけれど、
ほかのことをしている学生もいるのかしら。
大学の近くのショッピングモールから、「連休バーゲンセールのお知らせ」のショートメールもはいる。
SNSでは行楽の写真が続々と流れてくる。
今月末から大学生も順次大学に戻る。
小中学校はもうとっくに始まっているのだが、大学は各地から学生が集まって集団生活をするので、最後まで授業が再開していなかった。
中国はもう少しでほぼ普通の生活になるようだ。
日本はといえば、あと一ヶ月は緊急事態になるらしい。
別に悪感情はないが、中国からの知らせを複雑な思いで受け止めている。
04月29日(水)
起床時刻:08時12分
昨日はそれなりにがんばったつもりだが、1クラス分の作文しか見ることができなかった。
毎年そうだが、たいていは内容もありきたりだし、表記上のかんたんな決まりさえ、何度言ってもやらない学生も多い。表記上の決まりとは、つまり段落の最初は一マス空けましょうとか、カンマや中国語の表記でしか使わないような文章記号は日本語作文では使わないでくださいとか、その程度のことである。
しかし、多数の中には、文章の上手下手は別として、自分の考えをなんとか伝えようとするものもあり、そういう文を書く学生の名前は回数を重ねるにつれて覚えるものである。
言葉は何かを伝えなければ書く意味がないし、自分の言葉を伝えないなら、ほかでもないその人が書く意味もない。
日本人の学生もそうなのかもしれないが、中国人の学生は「こういうときにはこう書く」という定式を教え込まれているらしい。それは、とりもなおさず「こういう時にはこう考える」という型にはまった考え方を教え込まれることであり、こういう環境ではこう生きるという生き方を教え込まれることでもある。
これからは違ってくるかもしれないが、古典は別として、最近の中国の文化に魅力がないのも、それが原因だと思う。
04月28日(火)
起床時刻:08時06分
五一の休みがあって、その間の授業は前後の土日に振り分けられるので、
今週の授業と五一の振り替え授業の作文の宿題は、まとめて休みの後に出してもらうことにした。
しかし、ただでさえたいへんな作文の添削。いっぺんに140枚来たらたいへんだな。
自分で決めたことだし、やるしかないけど。
○テレビを見ていたら、あべのますくの件。
やっぱりこれは、もともと「お肉券」、「さかな券」の延長にあったものだったのだ。
最初からマスク不足に困っている国民のためではなくて、
おともだち企業の売るに売れない半端物の在庫を、なけなしの税金で買ってあげましょうということだったんだな。
あの首相のマスク姿をみたら、あのマスク、こんな時期でもお店では売れないだろうなってだれでもおもうもの。
かっこわるすぎ。コメディアンみたい。
しかし、笑ってばかりもいられない。こういう緊急時に身内への利益誘導しか考えない首相はサイテー( ゚Д゚)
04月27日(月)
起床時刻:08時12分
学校からあった連絡では、今月末に四年生は帰校し、ほかの学年は5月中旬に順次帰校するらしい。それに併せて授業も平常の授業に戻るのだろう。
中国にいる人のSNSでは、小中学校が再開されたようすもわかる。
しかし、わたしたちのような「戻れない組」はネット授業である。
春月ねいさんは、あっさりと一ヶ月分の教材を作成したようだが、
わたしは相変わらず悪戦苦闘。専門学科はそんなにたいへんではないが、
今学期病気でお休みすることになった先生の代わりに引き受けた第二外国語の授業の準備が結構重荷。
かんたんに押しつけられてしまったのだが、これに一番苦労することになった。
PPTを中国語で作成しているが、これがとちりまくり。
あとやたら人数が多く、出欠をとるのも一苦労。
出欠自体はシステムの機能を使ってとるのだが、あとからQQやシステムのチャット機能などで、「本当は時間通りに待機していたのだが、出席のボタンを押せなかった」とバラバラ連絡してくる。
いわく「スマホの電池切れ」、「家庭のネット環境の不具合」、「学習ソフトの不具合」、「急にトイレに行きたくなった」、「買い物に出ていたら、バスが遅れて家に帰った時には時間がすぎていた」などなど。嘘か本当かわからない。
六月には試験もあるらしいが、どうやって?
こういうときだから、全員Aとかじゃだめ?
こんなの何か理由をつけて断ればよかった。
○食材は冷蔵庫に潤沢にあるが、朝、ゴミを出したときにゴミ袋がもうないことに気づいた。
お茶や洗剤も残りわずか。台所のスポンジもくたびれている。
ほかのものはどうでもいいが、ゴミ袋は買わないといけない。
しかたがないから、午前中、ドラッグストアに行ってこよう。
ドラッグストアはまだスーパーよりもまし。そんなに混まないから。
04月26日(日)
起床時刻:09時04分
ネットで「世界一規律正しい日本人がなぜ外出自粛できないのか」という記事を読んだ。
記事では自粛生活の長さや不安の強さがその理由だろうと海外メディアが指摘していると書かれていた。
しかし、書かれていたこともそうなんだろうけど、わたしは日本人は「規律正しい」のではなくて、「みなに合わせる」のだと思った。
日本人は「規則を守る」のではなく、「周囲に合わせる」のではないだろうか。
頭では、「自粛要請」がでていることは知っているのだが、テレビで頻繁に「海辺の人ごみ」や「商店街の人ごみ」、「歌舞伎座の正面の弁当屋にできた行列」、「不要不急のインタビューをするためにうろつきまわるレポーター」を見せられると、
「ああ、意外とみんな平気で外出しているのだな」と思って自粛をゆるめてしまうのではないだろうか。
逆に外出を厳しく制限している人々を頻繁に画面に映し出せば、それに合わせて外出を控える人も多くなるような気もする。
04月25日(土)
起床時刻:08時00分
○朝、テレビを見ていたら、スーパーが大混雑しているので、買い物の回数は極力減らせと言っていた。わたしは22日からスーパーの実店舗では買い物をしていない。
イオンで注文したものを食べている。ほかの物も食べたいと思うときもあるが、
買った物を使い回している。
次の配達は27日に来る。
しかし、ネットで見ると、ネットスーパーもパンク状態だとか、通販の配送の人たちも悲鳴を上げているとか。
では、どうしたらいいというのだろう。
いままで外でしていた食事を家族で家でしたら、買い物の量は増えるし、買わなければならないのは食品だけではない。
わたしのように車も自転車もなければ、一人暮らしでも三日分の食品を買えば、かなりの量になる。ましてや、四人家族だったら、車で行かなければ一人で三日分の食品は買えない。
わたしはまだ子どもたちが家にいたころ、それをやっていたことがあるが、相当計画的にやらないと、途中で買いたしたいものが出てきてしまう。
所詮、これは無理ゲー。
食事くらいしか楽しみはないが、それも使い回しの食材で。
しかたがない。非常時ってこういうものだから。
04月24日(金)
起床時刻:08時45分
昨日の晩、五一休みの連絡が来た。
来月一日から金土日月火と休みになり、月曜日と火曜日の授業は別の土日に振り替えになる。
わたしは金曜日にはもともと授業がないので、このスケジュールだとまったく授業が減らない。
がっかり。それどころか、今週、振替分のPPTも作らなければならなくなった。
〇これまでずっと「サトウのごはん」を使ってきたが、ネットスーパーで買った米が届いたので、ちゃんと米を炊いて食べることにした。
ネットでガラスボールに入れた米をレンジで加熱して炊飯する方法を見つけたので、
それをやってみたら、失敗。カチカチのところとどろどろのところができてしまった。
しかたがないので、それを鍋に投入して雑炊にして食べた。
今日は、以前使っていた炊飯用の土鍋を出して使ってみた。
使い方は忘れてしまっていたが、とりあえずやってみたら、普通に炊けた。
当分はこの鍋で炊飯。
04月23日(木)
起床時刻:07時34分
今日の午前中はネット授業。
日本語だけでなく、文化の授業も引き受けている。
これは、専門学科の授業なので、日本語でやる。
先日の授業で、「中国のサイトで紹介されている日本の文化やマナーには間違いが多い」ということで、間違って紹介されているマナーについていろいろな話をした。
しかし、その後、提出されたレポートを見ると、正しく授業を理解した学生もいたが、
依然として「日本では食事のときに音を出して食べるのがマナーです。麺などを大きな音を出して食べるのは、『おいしいから速くたべているのだ』という意味になり、お店への賞賛を表していることになります」みたいなことを書いてくる学生も複数いて、がっかりした。
だからー、それは中国のサイトでコピーアンドペーストで広く伝わっている間違った「日本のマナー」だとわざわざPPTにも書いて話したでしょう?
そのほか、これも間違ったマナーだと教えたのに、ちゃんと聞き取れなかったのか、「日本人は緑と紫がきらいだ」とか、「複数の贈り物をさける」だとか「菊の花は皇族の印なので、一般の日本人は菊の花を使うことを畏れ多いと思っている」だとかの内容を書いてきた学生がいた。
しかたがないので、今日の授業で、読まなければならない資料として、「間違って理解した人がいるけれど、わたしが言ったのはこういうことですが、わかっていますか」という内容のファイルを提供することにした。
04月22日(水)
起床時刻:08時22分
昨晩、ネットスーパーの配達を待っていたが、時間を過ぎても来ない。
イオンから来たメールを見たら、配達日は22日になっている。一日間違えた。
ということで夜は冷凍庫にたこやきしか食べるものがなく、そうかと言ってたこやきを夜更けになってから食べるのもいやなので、ダイエットシェイクをお湯で溶いて飲み、ごま豆腐を食べて寝た。
どうして夜更けにたこやきを食べたくないかというと、どの小説だか忘れたが、宮本輝の小説に貧乏なのに太っている少年が出てきて、太りたい主人公がなぜ太っているのかを彼に聞くと、太った少年は「寝る前にたこ焼きを食べるんや」というのである。たこ焼きを夜食べようとするといつもその言葉が頭の中で響き渡ってしまい、食べるのをやめる。寝る前に食べて太る食品はたこ焼きだけではないのだろうけれど。
昨日はせっせと仕事したのに、70人分の作文の添削が終わらず。
夜はいま四年生の学生が中国から卒論の内容を見てくれと連絡してくる。
一年の日本留学を終えて二月に中国に戻ったばかりだが、QQの音声通話で連絡してきて日本語で話したのだが、かなりよく話せるようになっていた。すごいな。
忙しいけど、電話してきてくれたのがうれしくて、彼が送ってきたファイルをみてあげると言ってしまった。まだ見ていないのだが、どんなだろうか。
中国でも今年の卒業生は仕事を見つけにくく、たいへんらしい。
ネットなどで見ていると、中国に対して悪感情が高まっているようだが、一人一人の中国人の学生たちはたいていは日本人の若い子と同じようにいい子たちである。
みんな順調に社会に飛び立ってほしい。
04月21日(火)
起床時刻:08時40分
買い物はイオンネットスーパーですることにした。
西友は、うちの場合、配達範囲に入っていないからだめ。
イトーヨカード-は品揃えが悪すぎ。
しかし、ネットスーパーも注文が増えているらしく、以前のように希望の時間にすぐ届けてもらえるわけではないらしい。こういうときだからしかたがない。
○もう二ヶ月以上、電車に乗ってでかけていない。
うちの周辺は、これと言って行くところもない場所なので、スーパーと散歩くらいしかでかけなかったが、こうしてスーパーにも行かないことになった。
日曜日にニトリの外を通りかかったが、ニトリの中は人がいっぱいなのだった。
外で何人もで立ち話をしている人も相変わらず多い。
かと思えば、お店の入り口に置いてあるアルコールで買ったものを全部拭いている人もいる。
人によって警戒の度合いはいろいろなのだろう。
夕方、テレビを見ていると歌舞伎座の前の弁当屋が閉店するというニュース。
高齢者がぞくぞくと店に入っていく。
歌舞伎は上演していないから、こうした人たちは弁当を買うためにわざわざ足を運んだのだろうか。キャスターも老舗との別れを惜しむ人たちでいっぱいですとこういう時期に東京の真ん中に弁当ごときで集まる人たちのことを肯定しているかのような口ぶり。
かと思えば、帰国できなくなってしまったロシア人美女が人気のなくなった浅草を散策するようすを報道したり。最後に美女はイラストを描いて、日本大好きみたいなアピールをする。先日は、空いているからといって浅草に遊びに来た学生を批判するような報道をしている番組もあったのに。
こうなってくると何が何だかわからない。
老舗なら例外なのか。
日本を持ち上げてくれる外国人美女なら例外なのか。
ウィルスはそんな個人の例外なんかに頓着せずに感染するものだ。
いずれにしてもが自分の例外を作っていたらきりがないし、何のための緊急事態宣言かわからないではないか。
04月20日(月)
起床時刻:09時12分
今日は月曜日。
昨晩は息子に電話して、「Fukushima50」の話を聞いたので、
そのあと早速Amazonプライムで視聴。
こういう時期こそ見てほしいというレビューもあったが、こういうときに見ると
さらに気分が重くなるかも。
こういうときにもあのときにも、国のトップがどういう人かで国民の運命が左右されるということだろう。そして、日本の場合、こういうときもああいうときもだめだったということかも。
普通のときにはだれがトップにたってもいいのだけれど、事態が深刻なときに舵取りができない人がトップにいるとどうにもならないのだね。
この映画でも、どこまで真実かわからないけれど、一般の日本人はけなげで賢いのだけど、トップがとんちんかんな役立たずのせいで、日本人が滅亡の縁にまで追い込まれるということになっている。(滅亡の縁にいたのは事実だろう。)
でも、どうしてけなげで賢い日本人のトップがいつもとんちんかんな役立たずになってしまうのか、そこをこれからはきちんと考えたほうがいいと思う。
04月19日(日)
起床時刻:07時45分
朝、起きると、まだコロナの現実なのである。
わたしの周りではまだ平穏なように思えるが、すでに中国に戻れないということで影響を受けている。ここにいるかぎりは停滞である。
○気がついてみると、ウィチャットの音声通話の呼び出し音が鳴っていないようだ。
それを直そうとしたが、どうしたらいいかわからない。
そこで、スマホからウィチャットを削除し、再インストールしてみた。
それで結局直ったのかどうか、どこからも呼び出しがないのでわからないが、
再インストールによって過去の通信記録がなくなってしまった。
前の通信記録がなくなったら、不都合もあるだろう。
何かあるたびに、誰かにまた質問をしなければならなくなった。
○たしかにスーパーは混んでいる。
レストランにもあまり人が入らないみたいだし、学校や職場で食事をしていた人たちが家で食事をするようになったら、スーパーは混むだろう。
たしかに暇つぶしに来ている人もいるだろう。
そういう場所に行きたくないのだが、わたし一人の生活でも二日に一回くらいは行かないといけないのである。春月ねいさんにもらったウサギ柄のエコバックいっぱいに買い物して、二日分。それ以上は一度に買えない。
車もないし、自転車も使えそうなのがないし、頸椎も悪いし。
イオンのネットスーパーを使おうとも思ったが、ダイエットすることにした。
夜はダイエット用のシェイクで置き換える。とりあえず一週間。
04月18日(土)
起床時刻:12時36分
今起きたわけではない。
今パソコンの前に座った。
朝食食べて、テレビ見て、昼食食べてぼんやりしていたら、宅急便が来た。
どうでもいい宅急便。こんな天気の日にすみません。
いつまでこんな日が続くんだろうね。
長くかかりそうだが、それまでこんなふうにあれもこれも営業停止するのだろうか。
わたしのような素人がいろいろ考えてもどうしようもないし、
ただ家にいるだけ。
テレビで夏のライオンキングのチケット販売のCMをやっていたが、夏には劇場もオープンでいるのかな。
04月17日(金)
起床時刻:13時23分
わたしが住む県も緊急事態宣言になってしまった。
先日うちに来た電気工事屋のおじさんに、「まだこのあたりはのんきですよね」と言ったら、
「いや、パチンコ屋がすごいらしいよ。千葉とか東京とかからひとがどっさり来て」と言っていた。
だからそういう人たちがウィルスを運ぶといけないから全国的にやることになったのだろう。
普通の人はたいてい自粛しろと言われれば、ある程度はできるものだ。
問題なのはジャンキー。
ただジャンキーがジャンキーたるのは、他人が何か言ったって正気にもどれないところだ。
世の中には一定の数そういう人がいる。だから強制力をもってパチンコ屋だとか居酒屋だとかは閉めないといけないと思う。
〇昨日、いいものをみつけた。
入力剤のバブ for skinである。これにバラの香りのがある。
12個入って税込みで500円ちょっと。
これを浴槽に投入して入浴する。
わずか1回数十円で、なにこれ?わたしってセレブ?な気分。
中国では浴槽がある家に住んだことがない。
だから、これは日本にいる間限定の楽しみ。
04月16日(木)
起床時刻:08時20分
ネット授業も慣れて緊張感が減ったせいか、
ちょこちょことミスをしてしまう。
ちょっと自己嫌悪。ぼーっと生きてんじゃねえ、わたし。
しかし、こういう生活もそろそろ飽きてきた。
人との接触を8割減らすといっても、もともと接触していませんから。
この10日くらいの間、お店などでかんたんなやりとりをするのとLINEで家族と話す以外は、
実際に会って誰かと話しをしたのは、電気工事屋のおじさんと隣の奥さんくらい。
隣の奥さんとは、彼女が車に乗ってでかけようとするときに、5メートルくらい離れた場所から、「わたし、まだいるんですよ~。最近どうですか~」、「こちらもたいへんです。娘も家にいることになったから~」と二三言やりとりしただけ。
あー、つまらないなー。やることはたくさんあるけど、つまらないなー。
04月15日(水)
起床時刻:14時05分
今起きたわけではない。
しかし、朝、6時に起きてファイルをアップロードした後、二度寝。
7時ごろいったん起きたが、なんとなく怠くてごろごろと10時まで。
今までは変則的に日々を過ごしてきたが、これからは暖かくなるので、早起き村の人らしく、
早起きして活動するようにしようか。
〇今日は朝は冷えたが暖かい。
こんなに日本に長くいることは想定せずに帰国したので、暖かくなると着る服も履く靴もない。
そこで少し前からネットで服や靴を買い足した。
家にいても気持ちがふさぐので、化粧品やヘアスプレーなども、バラのいい匂いのするものに買い替えた。ポーの一族?「むだ」かもしれないが、ほかの楽しみに使う出費がないので、まあいいかと。
〇昨日は電気工事屋が来てあたらしいインターフォンに交換してもらった。
こんなご時世だが、先日の暴風雨のせいでアンテナなどが壊れた家も多く、依頼が多くて大忙しなのだそうだ。まあ、よかった。仕事がない人の暗い顔を見るのはこちらもつらいから。
新しいインターフォンはカメラ付きだ。もう世の中では珍しくないのだろうけど。
しかし、家に来た人の顔を見る必要性は思い浮かばない。
何のため?
04月14日(火)
起床時刻:06時48分
昨日、ネット授業でミスをする。ちょっと落ち込みぎみ。
その後、ミスを補うためにシステムを通じて学生たちに連絡したが、
無反応……。
○また妹からラインが入っていた。
叔母(父の妹)の葬儀のことが書かれていた。
叔母の一人息子であるいとこが何度も棺の中の叔母に「冥土であおう」と言っていて、
それを聞いて親子の縁がどうしたこうしたと思ったとか、
母も同じように感慨深く思ったようだ云々とか書かれていた。
しかし、それを読んだわたしには、母のような高齢者がそのために何度も外出したりして、それこそ意外と早く冥土であうことになったらどうするのだという思いしかなく、
思わずそう書きそうになったが、そう書いたら気まずくなるのは必至であるので書かなかった。でも、そう書く以外に何と返答したらよいのかも、本気でわからないので、
返事せず。ああ、しかし、ラインだから「既読」と表示されているんだろうな。
04月13日(月)
起床時刻:07時46分
金曜日から毎日少しずつ生け垣を刈り込んでいた。
道具が古すぎてよく切れない。でも、いま物を減らしているので、がまんして
使いにくいのこぎりで切る。
切り落とした枝をさらに細かく切って、ゴミ袋に入れて積み上げる。
この垣根をつくるとき、柊は目隠しになるし、虫もつかないと聞いて、柊にしてもらった。
たしかにそれ以前の常識だとそうだったらしいのだが、20世紀の終わり頃から外来種のヘリグロテントウノミハムシという虫が柊につくようになったらしく、うちの生け垣にもこれが5月ごろから大量発生するのである。
だから四月中にできるだけ生け垣を刈り込んでしまわなくてはならないのだ。
それに柊は枝が入り組んで生えるので目隠しにはうってつけだが、これを刈り込むとなると、かえってその特徴が徒になる。
素人のわたしがきちんとした道具もなくのこぎりと刈り込みハサミだけで、三日間でなんとか刈り込んだ。手は傷だらけである。
今朝その刈り込んでできた大量のゴミをすててさっぱりするつもりだが、朝から雨風。
ゴミは、猫やカラスをさけるため、ネットの下に入れなければならないが、たくさんありすぎてネットの下には入りきらないほどあるので、今日は半分程度だけゴミとして出した。
あとは木曜日まで庭に積んである。はやくすっきり捨ててしまいたいが、しかたがない。
04月12日(日)
起床時刻:08時31分
昨晩、寝付いたとたんの地震で目が覚めたら、それからなかなか眠れなかった。
震度4ならまだたいしたことがない地震と言えるが、もしこんなときに避難所に避難するような大地震が起こったらもう万事休すだろう。
そんなことが起こりませんように。
〇眠れずにネットサーフィンしていると、
現在の中国のヒーロー、鍾南山先生が「このウィルスは人体の中でますます長期間生存するようになっている。致死率はインフルエンザの20倍なので、集団免疫の獲得によりこれを克服するのは犠牲が大きすぎる。ウィルスの開発を待つよりほかない」と言っているとのニュースが。
ウィルスの開発といってもすぐにできるわけではないし、それが認可されたりなんだのの手順を踏んで一般の人たちが使えるようになるのは、何年先のことか。
その記事を読んだら、ますます眠れなくなった。
〇そのあと、YOUTUBEでいくつかの在外邦人が「わたしの居住国のように日本がなってしまうのは時間の問題だ。もっとコロナを深刻にとらえてほしい」と呼びかける動画を見た。
わたしが住んでいるところは市役所がいろいろ呼び掛けているが、まだまだのんきだ。
買い物に行くと、スーパーや百均などにどっさり家族連れがきていて、大人は世間話をしているし、子どもは走り回っている。
お店のレジの周囲を透明プラスチックで仕切って、店員に客からの飛沫がかからないようにしてあるが、わざわざその脇から首を突っ込んで店員に物をいう人もいる。
多くの人はそれでも感染を警戒して注意するようになってきているのだろうけれど、
実際は自分の身に危険が迫ってこなければ何が必要な措置なのか理解できない人も一定の数いるのだろう。
一応、自分だってわかっていると言いながら、言い訳はいつも目の前にある。
とりあえず日銭をかせがなけりゃとか。
特別なイベント(つまり法事とか花見だとか)だからだとか。
家族を呼び寄せるのはこの際しかたないとか。
そうして、その合理化のために正常バイアスが高まっている状態じゃないのだろうか。
海外の人の呼びかけを聞いて、事前に手を打ち、被害の広がりを食い止めるのは、人間の性格から考えて無理なのかも。
特に政府。
危険が一歩迫ってきたら、ようやく一歩進んで手を打つ。そうしているうちに、結局、海外の二の舞になるのかも。
04月11日(土)
起床時刻:07時20分
カロリスキャンを買った。
これをつけて庭掃除。
〇妹からLINEが入ってきて、件の葬式についていろいろ書かれていた。
結構みんな来たようだ。そこには「そういう場所でこそ恩を知る」などということが
書かれていて、たぶんそれはわたしに対して言いたいことがあるということなのだろう。
妹には三月の末にもラインを入れたが、そのときも旅行中だと言っていた。
なんだかドン引き。
04月10日(金)
起床時刻:08時22分
数日前、家のインターフォンが壊れていることに気づいた。
インターフォンの寿命は10年くらいらしいから、うちの二十年も使ったインターフォンはよく頑張ったともいえる。
インターフォンというのは、家の砦である。
もしこれがなくて人が来るたびにいちいち顔を出して応対するとなれば、
いろいろな面倒にモロにさらされることを意味するのである。
そこで今週の月曜日にネットでインターフォンの交換をする業者を見つけ、連絡をしたところ、来週の火曜日の朝に交換に来ることになった。
しかし、今日、洗濯物を取り込んでいると、防災無線が何か言っているのである。
そのあと、なんどもひっきりなしに防災無線の連絡があり、「コロナがなんとかで、
あれとこれとそれと…を避けてください」と言っているのだが、その「あれとこれとそれ」がよく聞き取れないので、ネットで市役所のHPを見てみた。
すると、いろいろ書いてあったが、「生活の維持に必要ではない仕事の人は休んで家にいてください」と書かれているのである。
インターフォンの交換は生活の維持に必要不可欠なのであろうか。
ともかく、電気工事屋からは特に何の連絡もないので、来るのであろう。
日々刻刻と世の中が変わってしまい、戸惑うばかり。
〇なんとなく気になるのと、授業の準備に集中できないのとで、ついつい何度もテレビをつけてしまうが、テレビも何を言いたいんだか。
これから予断を許さないから、いろいろな注意を喚起するのは、わかる。
でも、それと同時に、「今年はコロナがあって大口の宴会がなくなったので、この店ではこんなにやすくウニやイクラが食べられるんですよ」と都内の飲食店の宣伝をしたり、
都知事のマスクと同じ布を探して歩く企画があったり、都内で念願のレストランをオープンした外国人を取材したりしているのである。
「もう予断を許さない」と言っておきながら、これを見た視聴者がイクラ丼を食べに行ったり、都知事とおそろいのマスクを作るために材料を買いに行ったりしたら、何にもならないではないか。もう何がなんだかわからない。
04月09日(木)
起床時刻:07時10分
バナナケーキを作って食べた。
砂糖はあまり入れないで適当に作った。
しかし、食べてみたら、まずいわけでもないが、おいしくない。
パウンドケーキ型ひとつを食べられる気がしない。
こういうつまらない毎日でさらにおいしくないものを食べるのはいやだ。
もう手作りやめよう。おいしいものを買ってこよう。
〇昨日はダラダラと学生の課題の作文を添削。
何人かの学生は日本語版Wikipediaを丸写しにしてきた。
そういうのはよくかけすぎているのですぐわかる。
それとたぶん元の文は中国語なのだろうが、それを日本語に訳したもの。
これも何人もの作文におなじようなことが書かれているのですぐわかる。
こちらは何十とみるのだから、そんなことをすればすぐわかるのに。
課題のテーマは「あなたの国の有名な人」だ。
魯迅、姚明、袁隆平、馬雲などについて書く学生が多い。
今年はそれに加えて鍾南山。
あまり独創的な内容を書く学生はいないので、それを70人分もみるのはとてもつまらない。
それにやる気のないでたらめな文を書いてくる学生の宿題ほど、直すのに手がかかる。
しかし、なんとかやり終えた。今日はPPTの録音。
04月08日(水)
起床時刻:07時19分 10時09分
とうとう緊急事態宣言。
わたしが住む場所は宣言が出されていないが、
この間、ひとつまたひとつと楽しみが減っていった。
今おもえば、二月には当たり前だと思っていた幸せがまだまだたくさんあった。
二月には、一月はまだよかったなと思い、
三月には、二月はまだよかったなと思い、
四月には、三月はまだよかったなと思う。
きっと来月五月にもそう思うだろう。
○とはいえ、まだ今の生活も平和だし、幸せもある。
自分で少しずつ楽しみを見つけて生きよう。
昨日は、ケーニヒスクローネのケーキをお取り寄せして初めて食べた。
壺に入ったやつ。
以前は大きな壺や鍋に入ったケーキもあったが、いまは小さい壺に入ったものしかない。
このケーキは見た目がインパクトがあってかわいいので、
ずいぶんほかの人へのプレゼントにしたが、自分では食べたことがなかった。
なかなかおいしかった。甘いチョコレートケーキの中に甘みを抑えたホロホロした食感の栗がたくさん入っている。
壺がたくさんあっても困るので、今度は壺に入っていないのを買おう。
そういえば、うちの近くにあるシャトー神谷のワインも何度もお中元にしたが、自分で飲んだことはない。今度、買い物にいったら買ってみよう。
04月07日(火)
起床時刻:09時29分
昨日、早朝におきて授業のファイルをアップロードし、
昼になってから中国のネット授業システムで、授業で使う資料を時間ごとに設定していたら、
一部の動画を取り違えてアップロードしたことに気づいた。
それから何回かアップロードし直そうとしたが、システムがビージーすぎて何度やってもエラー。
そういうわけで、今日も早朝起きてアップロードしなおし。
ついに緊急事態宣言もでるみたいだし、中国に戻れる日はいつになるかまったくわからなくなった。まだまだネット授業をやらなければならないらしい。
でも、月末には学生たちは大学に戻るようだし、そうなったら中国人の先生たちはふつうの授業を始めるだろうから、ネット授業のシステムも使う人が減って使いやすくなるかもしれない。
○母から電話があった。何かと思ったら叔母がなくなったらしい。
それで通夜と葬儀に来るのかと。
母は叔母がなくなったことでこの数日は毎日病院だの葬儀の準備の手伝いだのにでかけていたもよう。こんな時期にいいのか。
叔母にはひとり息子がいるのだが、母は「○○ちゃんがひとりでそういうことをするのは、かわいそうだから」というのである。
母だってもう80代の半ばであり、普通に考えれば叔母の40代の息子のほうがしっかりしているのだけれど、主観的には自分が行ってやらないと下の世代の人たちだけでは心許ないと思うようだ。
母はでたがりやだからこういうときには俄然張り切る。
母から見れば、わたしは情が薄い人らしい。
でも、行かないことにした。花代と香典は母に立て替えてもらう。
叔母には子どものころにはたいへんにかわいがってもらったのに行かないとは、従弟に対しては心苦しいが、こういう時に長々と電車に乗っていくということでウィルスを運ぶかもしれないし、どちらにとってもやらないほうがいいことだ。
04月06日(月)
起床時刻:07時43分
今日は清明節連休のため、ネット授業はお休み。
中国ではこの連休中に今年のコロナ禍で亡くなった医療従事者などの追悼がおこなわれたようだ。抗日戦争時の革命烈士みたいな感じで。
しかし、SNSで見る限り、中国ではコロナ禍は過去のものになり、春爛漫の公園に花を見に出かけたりして、いよいよ緊急事態宣言かという日本とは別世界なのであった。
中国では今月末には大学が始まるらしい。でも、わたしたちは依然として家でネット授業。
04月05日(日)
起床時刻:10時39分
わがやがある田舎まで外出自粛になった。
ここは田舎でありながら上野まで一時間もかからずに行けるので、
鉄道沿線の市町村は東京からの出入りを恐れて外出自粛となったのだ。
昨日は夕方近くに食べ物を買いにスーパーに行ったが、
まったくふだんと変わらない人出だった。
イートインコーナーでは、老婦人たちがテーブルを囲んで世間話。
いつもの光景である。
うちの前の道路を挟んだところにスシローがあるが、普通に車が止まっていて、
スシローの営業もあまり影響を受けていないようだ。
わたしがおとといの晩、テレビを見ていたら、外出自粛の場所を赤で示した日本地図がたまたま映し出されていて、茨城県も外出自粛なのだと知った。
そのあと、ネットで調べてみたら、市のホームページにもそう書かれていた。
東京のようなところならともかく、こういうところでは外出自粛することにしても、
たまたまテレビをみて気づいた人くらいしかその情報は届かないのかもしれない。
ましてやホームページで知る人なんてどれくらいいるのだろうか。
昨日はついに東京の新規感染者は三桁の大台に乗ったが、うちのあたりではまだ多くの人が高をくくっているようなのである。
〇こんなときでも、おばあちゃんの原宿といわれる巣鴨では縁日がひらかれたそうだ。
以前、娘が住んでいた名古屋のマンションの向かいにあるKという大きな寺の縁日は確か毎月5日と13日だったなと思って寺のHPを見てみたら、やはり縁日は通常通り開催されるようなのであった。縁日にでかけてコロナを拾ったら、何のための寺詣でか。ましてや名古屋だってあんなに感染者が多いのに。
04月04日(土)
起床時刻:06時42分
今日からわたしが住んでいる市も外出自粛だそうだ。
それを昨夜になってから知ったが、パックのごはんと、白玉粉と、ふりかけ、海苔くらいしか、食べ物がない。
昨日まで夫がいて、食べ物が冷蔵庫にたくさん入っているように思っていたが、
夫が自分が買ったものを片付けてしまったら、ろくに何も入っていなかった。
スーパーくらいには行ってもいいのだろうから、たぶん後で買い物に行くが、
考えてみたらこのところスーパーやコンビニ以外にどこへも行っていないのだった。
じゃあ、自粛といっても、昨日までと生活は同じね。
04月03日(金)
起床時刻:06時52分
〇もうこうなったら、東京も思い切って外国みたいに2~3週間ロックダウンして一気にコロナを封じ込めたほうがいいんじゃないか。
経済活動をとめないためにダラダラ今の状態を続けているとかえって傷口を広げることにならないのだろうか。
先日テレビを見ていたら、どこかの医師が「コロナを防ぐには、手洗いと人ごみに行かないこと。それだけです」と答えていた。
「それだけです」というのはどういう意味だろう。
「それだけすれば大丈夫」なのか、「それだけしか一般人ができることがないのか」。
でも、それが明らかにならないまま、テレビは別の話題にうつってしまった。
たぶん前者の答えだろう。
感染防止の教育を受けた医療従事者が防護服を着ても感染してしまう。それなのに、都内は丸腰で人ごみをかきわけて通勤する人がまだたくさんいる。
息子も先週から在宅勤務になったが、週に一度か二度は中央線で東京の真ん中をつきぬけて会社に行かなければならないらしい。
会社にはメールで流したり、USBメモリで持ち運んだりしてはいけないデータがあり、それを管理できる在宅ツールは全員の分はないので、しかたがないのだそうだ。
〇春月ねいさんは授業の資料をとりに東京にもどったらしい。
わたしもネット授業なんてやることになるとは思わずに日本に戻ってきたので、
パソコンさえ持ってこなかった。
データについては、なんとなくUSBメモリを持ってきていたので、十分ではなかったが、かなり助かった。紙のテキストは自分で中古で買ったり、中国人の先生にPDFにして送ってもらったりした。しかし、PDF版のテキストは使いにくい。PDF版ならイラストや本文を切り取って
PPTに張り付けることもできるので、その点は便利だが、やはり見づらいし、付箋を貼ったり、書き込んだりもできない。
新しく買ったパソコンは、富士通のパソコンで、当然日本語OSだし、日本語officeが入っているので、使いやすい。でも、新しく買ったパソコンに入っているofficeは最新のofficeなので、学生によってはそれで作ったPPTを見るときに不具合が出るらしい。
ネット授業になると考えていなかった学生も多いので、使えるデバイスがスマホしかないとか、Wordがないとか、いろいろ言ってくる。手書きで宿題をして、写真を送ってくる学生もいるが、それに手を入れて返すのはたいへんだ。
授業をやるたびに、遅刻した学生が「授業のときにスマホの電池が切れていた」とか、「ネットの具合が悪かった」とか、嘘か本当かわからない理由で遅刻をなかったことにしてほしいと言ってくる。めんどうくさいので、自分で申告してきた学生は何十分も遅刻したのでなければ、遅刻しなかったことにしている。
そういうのも、なんとなく小さなストレスとなった積もり積もっていく。
今日はネット授業はない。だけど、来週の授業の準備。
04月02日(木)
起床時刻:07時38分
朝、外に出たら道路に桜の花びらがたくさん舞っていた。
なごりの桜。
わたしにとっては数年ぶりの日本の桜だったが、今年の桜はかわいそうだった。
雨に風、雪まで降って。
〇しかし、SNSの中国人の投稿を見ていると、みんな喜んでいる。
「雪に桜。何十年に一回の景色」とか。
たぶん、感性がちがうのかも。
日本人の中にも喜んでいる人はいたのかもしれないが。
どうなんだろう。
04月01日(水)
起床時刻:07時31分
新しい朝がきた。
四月の朝が。
もう四月。
ちょっとどんよりした気分。
こんなつもりじゃなかった今年。
しかし、わたしだけが「こんなつもりじゃなかった今年」を生きているわけではない。
今日も、ネット授業、がんばりましょー( `ー´)ノ